大東市地域包括支援センターの人員および運営に関する基準を定める条例の概要 1.制定の趣旨 「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する 法律」 (平成 25 年法律第 44 号)による介護保険法の改正に伴い、これまで厚生労働省令等に よって定められていた地域包括支援センターの人員および運営に関する基準について条例で定 めることとされました。 2.条例の概要 条例は、既に規定されている厚生労働省令を元にして制定しますが、これまで全国一律に定 められていた運営等の基準について、今後は、地域の実情に応じた自治体独自の基準等を条例 に盛り込むことが可能になります。 ○制定を予定している条例 このたび制定を予定している条例は、地域包括支援センターの包括的支援事業実施に伴 う運営基準等に関するものです。 条例で定める基準の元となる厚生労働省令は、以下のとおりです。 ・介護保険法施行規則第 140 条の 66(別紙1) ○厚生労働省令に定められている基準の考え方 条例が参照しようとする厚生労働省令の基準は、条例への拘束力の違いによって2種類 に区分されます。 基準についての考え方(平成 23 年 10 月 7 日付老発 1007 第 6 号厚生労働省老健局長通 知により) ・省令で定める基準に従って条例に規定するもの・・・「従うべき基準」 条例の内容を直接的に拘束する、必ず適合しなければならない基準であり、当該基準 に従う範囲内で地域の実情に応じた内容を定める条例は許容されるものの、異なる内容 を定めることは許されない。 ・従業者に係る基準、員数 ・利用する要支援者のサービスの適切な利用、適切な処遇、安全の確保、秘密の保持 等に密接に関連する運営基準がこれに該当するとされている。 ・省令で定める基準を参酌(さんしゃく)して条例に規定するもの・・・ 「参酌すべき基準」 地方自治体が十分参酌した結果としてあれば、地域の実情に応じて、異なる内容を定 めることが許容される。 ・ 「従うべき基準」以外の基準がこれに該当する。 ○大東市独自の基準 大東市の実情に国の基準を上回る内容または異なる内容を定めるほどの特段の事情、地 域性は認められないので、国の基準に基づいて大東市の条例を制定します。 3.条例の施行予定日 平成 27 年 4 月 1 日 4.募集期間 平成 26 月 12 月 22 日(月)から平成 27 年 1 月 13 日(火)まで 5.意見の提出方法 住所、氏名を明記のうえ、ご持参いただくか、郵便、ファックス、電子メールのいずれかに より、締切日(必着)までに下記宛てに、氏名、住所を記載の上、提出してください。 <提出先> 担当部局:大東市保健医療部高齢支援課 住 所:〒574-8555 大東市谷川1丁目 1 番 1 号 (大東市役所 西別館 2階) 電話番号:072-870-0472(直通) FAX:072-872-8080 E-mail :[email protected]
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