参考 [PowerPointファイル/176KB]

近畿ブロック知事会
新たな子育て支援についての提言
提言1
子育て支援制度の見直しにあたっては、「国と地方の協議の場」
などを通じ、地方と十分な協議を行い、意見を反映すること。
★地域主権の理念に逆行
提言2
(補足)
◆ 「国と地方の協議に関する法律(案)」の成立を待つまでも
なく、地方だけでなく、事業者や利用者の意見を反映すること。
全国一律の現金給付は、国の責任で実施。地域でニーズが異
なる現物給付は、地方の責任と創意工夫により提供できる仕
組みとするとともに、必要かつ十分な財源については、恒久的・
安定的なものとした上で、税財源移譲等により措置すること。
★国と地方の役割分担が
不明確
★特別会計の
見直し議論に逆行
(補足)
◆ 全国一律の制度は国が実施し、保育サービスなど地域に
より実情が異なるサービスは地方が実施するという国と地方
の役割分担を明確にすること。
◆ 「子ども・子育て勘定(仮称)」を設け、財源を一本化した上
で、必要な費用を各市町村に包括的に交付するとしているが、
新たな特別会計設置の必要性等について十分に検証するこ
と。
◆ 新システム開始までの間は、「安心こども基金」等により、
必要な財源を確保すること。
提言3
義務付け・枠付けなどの問題点の改善を図るとともに、新たな
システムの構築にあたっては、地方の意見を反映した権限移譲
などを行うこと。
★基準に合理的根拠なし
(補足)
◆ 保育所や家庭的保育事業(保育ママ)などの面積基準等
に象徴される国による義務付け・枠付けについて、国が「従
うべき基準」として縛るのではなく、地方が地域の実情に応
じて主体的に決定できる仕組みにすること。
◆ 国が引き続き「従うべき基準」とする場合は、その合理的
根拠を明らかにすること。