平成 23 年 11 月吉日 会 員 各 位 岡山朝日会 事業部長 安川 真史 岡山朝日会セミナーのご案内 拝啓 晩秋の候、卒業生には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 平素は本会の運営にご協力頂きまして、厚く御礼申し上げます。 さてこの度、毎年恒例の岡山朝日会セミナーを開催する運びになりました。今回は午前と午後に 別々の講演を企画しております。午前の講師は FC 東京ヘッドトレーナー、サッカー日本選抜トレーナ ーなどを務めた経験のある木場先生を、午後の講師は毎年恒例となりました岩本先生をお招きして臨 床に直結するお話しをいただきます。ぜひこの機会に受講し知識、技術を身につけてください。 準備の都合上参加される方は 12 月 2 日(金)までに下記連絡先まで電話もしくはメールにて申し込 みください。申し込みの際には、受講希望講座名と卒業期・柔整、鍼灸の別・お名前をお伝えくださ い。 また、当日夕方より岩本先生を囲んでの懇親会を企画しております。懇親会参加希望の場合は、メ ールに懇親会希望と明記してください。 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。 敬具 記 開催日 平成 23 年 12 月 11(日)AM 9:00~PM 4:00 会 場 朝日医療専門学校岡山校 アサヒホール 〒700-0028 岡山市北区絵図町 1-40 会 費 2000 円 日 程 ℡(086)214-5214 9:00~12:00 「育成年齢からトップアスリートまでのコンディショニング」 コバ メディカル ジャパン 院長 木場 克己 先生 13:00~16:00 「 《形影夜話》を読む」 岩本綜合漢方 院長 岩本 仁 先生 ~ テキストの事前配布あり。参加ご希望の方は岡山校 山口まで ~ 17:00~19:00 岩本先生を囲んでの懇親会 会場:イタリア酒場 POLPO 会費:3,500 円 参加申込先 朝日医療専門学校岡山校 岡山朝日会事業部 担当:小倉 〒700-0028 岡山市北区絵図町 1-40 TEL(086)214-5214 E-mail : [email protected] 12/11 岡山朝日会セミナー“ 《形影夜話》を読む” 担当 岩本 仁 Ⅰ. 《形影夜話》の概略と意義 《形影夜話》とは《解体新書》で有名な、蘭学者・杉田玄白(1733~1817) の著作である。 ちなみに《解体新書》は玄白が 83 歳の時に完成し、 《形影夜話》はその 8 年前に書いた、言わば医者としての人生を終わろうとしている晩年期に、医業 に対する考えを自問自答した内容の書物である。 従って今回の朝日会はこの江戸中期の蘭方医の著作から、あえて処方や治療 法を学びとろうとする企画ではなく、広く治療人としての倫理観や啓蒙的意味 で本書を紹介する。 Ⅱ. セミナーの内容 現代の東洋医学は、戦前から起こった“漢方復興運動”が、未成熟なままで、 形骸的に西洋医学と結び付こうとしている医学とは言えまいか。 杉田玄白は、この矛盾を江戸中期の段階で鋭く指摘するが、現代の東医の解 りにくさや勉学の難しさは、この辺にあるとも思われる。 そこで第一講座は、江戸期に反東医(蘭学)の立場の医師がどのように東医に矛 盾を感じていたかを再認識し、その指摘に対して、如何に工夫すれば現代にも 通用する真のルネサンス(復興)になり得るのかを考える。 第二講座では、自らを「不才」と称する杉田玄白が、どのような勉強をして “業”としたのかを参考とし、卒業後の鍼灸師がどのような勉強を続けて行け ば、治療者になり得る近道かを考えてみたい。 言わば今回は、 “町医者・杉田玄白”をモデルに、 “開業”を前提とした治療 形態のノウハウ(know-how)の幾つかと、治療者自身の生きがいに繋がる自己啓 発の場になれば、玄白にも大いに喜んでもらえるのではなかろうか。 テキストの事前配布あり。参加ご希望の方は岡山校 山口まで
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