13 期 間 実施場所 松本清張をみんなでわいわい がやがや楽しく読む講座 28年 5月24日[火]∼8月2日[火] (全10回) 応募締切 5月13日[金] 九州共立大学 自由ヶ丘会館3階 〒807-8585 八幡西区自由ヶ丘1-8(34ページ地図参照) 申込・問合せ先 九州共立大学・九州女子大学・九州女子短期大学 生涯学習研究センター 〒807-8585 八幡西区自由ケ丘1-8 TEL・FAX: 691-6550 時 間 講座概要 12:45∼14:45 定 員 30名 受講料 10,000円 (要テキスト事前購入:新潮文庫『黒い 手帖からのサイン』佐藤優オリジナル セレクション(680円・税別)) 実施機関:九州共立大学・九州女子大学・九州女子短期大学 生涯学習研究センター 松本清張の講座もおかげさまで、毎回受講生の積極的な参加にささえられて6年目をむかえました。戦後文学のなかでも異彩を 放つ清張作品には多岐にわたるジャンルがあります。膨大な数の作品に漲る時代への確かな視点、社会への鋭い洞察、人間への 温かい情は清張ファンにとってたまらない魅力です。特に、生誕地である北九州を舞台とした作品は地元でしか味わえない臨場感 に満ちています。みなさんの身近で事件は起こっています。今回のテーマは「通常の人が看過する人間心理の機微を読み解こう」 で佐藤優オリジナルセレクション 『黒い手帖からのサイン』 (新潮文庫)をテキストにします。清張が創作ノートの『黒い手帖』で明か した独自の発想術と推理小説論に基づいた「語られていない事柄」を見抜くスリリングな人間探究ドラマをみんなでわいわいがや がや楽しく読み解いてみませんか。1回1作品ですので気軽に受講できます。清張作品を読みだしたら面白すぎて読書三昧になる ことは間違いありません。他のことができなくなることは、あらかじめ御了承ください。 月 日 5月24日 (火) 6月7日 (火) テーマ・内容 松本清張の作品の魅力 清張の魅力は確かな歴史観、鋭い社会観、温かい人間観です。通常の人が看過する人間心理の機 微を読み解きます。 『黒い手帖からのサイン』―「共犯者」を読む― 内堀彦介は15年間、食器具の外交員として全国を回る貧乏な生活を送っていた。 6月14日 (火) 『黒い手帖からのサイン』―「殺意」を読む― 6月21日 (火) 『黒い手帖からのサイン』―「捜査圏外の条件」を読む― 6月28日 (火) 『黒い手帖からのサイン』―「声」を読む― 営業部長磯野孝治郎は青酸カリを飲み部長室の机の上にうつぶせになって死んでいた。 銀行員の黒井忠男は、朗らかな妹光子と暮らしていたが、光子は墓参りに行くと言ったまま失踪 した。 新聞社で電話交換手をつとめる高橋朝子は社会部の石川汎に頼まれて、赤星という姓の学者に 電話をかけた。 『黒い手帖からのサイン』―「腹中の敵」を読む― 信長の時代、彼に仕える家臣たちはみな野望を持っていた。家臣同士は牽制し合い生き残らなけ ればならなかった。 7月12日 (火) 『黒い手帖からのサイン』―「群疑」を読む― 7月19日 (火) 『黒い手帖からのサイン』―「山師」を読む― 7月26日 (火) 『黒い手帖からのサイン』―「点」を読む― 8月2日 (火) 九州女子大学 教授・博士(学術) 高等教育機関提携コース 7月5日 (火) 担当講師 荻原 桂子 富山新港湾の岸壁で、鬼塚球磨子と白河福太郎の乗った車が時速40キロのスピードで海に突っ 込み、男が死亡した。 徳川家康に見出された山師長谷川長安の物語。大蔵藤十郎は家康から長谷川の姓を与えられ鉱 山奉行となります。 脚本家の伊村は4年ぶりに九州のK市に帰った。零落した元スパイの暗い肖像を描いた純文学の 短編小説。 『黒い手帖からのサイン』―「張込み」を読む― 警視庁の柚木刑事は東京目黒で発生した強盗殺人事件の主犯石井を追って昔の恋人横川さだ子 が嫁ぐ九州に向かう。 13
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