ニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドＳＡ（適格機関投資家限定） ※弊社が組入れているファンドの中で、マーケットコメント等の提供があるものについて、直近の内容を掲載しております。運用：日本コムジェスト株式会社 http://www.comgest.co.jp/ 基準日：2012年9月28日現金等 5.3% 組入れ企業の業種構成 2.3% エネルギー素材 MSCI EUROPE 先進国株資本財・サありがとうファンドにおける投資割合騰落率 1ヶ月 +4.3% 1年 +26.3% ファンド内の資産配分状況 3年 +17.3% 97.7% 組入来 -9.3% 基準価額等推移 200 150 一般消費財生活必需品ヘルスケア金融情報技術電気通信サ公益事業 NCヨロ 100 50 0% 50% 100% 0 2004 2006 2008 2010 2012 マザーファンド株式組入上位5銘柄ファンドの主要テーマは、企業の持続的成長。徹底した個別リサーチにより企業を選別しており、直近の欧州危機にも揺るがない収益基盤を持つ保有銘柄群。結果として世界的な優良企業への投資が中心となっていますが、そのためファンドの安定感も高いです。銘柄国 1 SAP AG ドイツ 2 INDITEX スペイン 3 4 5 DASSAULT SYSTEMES SA LINDE AG HENNES & MAURITZ AB-B SHS フランスドイツスウェーデン業種情報技術事業内容組入比率ヨーロッパ最大級・世界3位のソフトウェア会社、業務用に強み一般消費財・日本ではZARAで有名、世界のﾌｧｯｼｮﾝ･サービス情報技術素材ｱﾊﾟﾚﾙのﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞｶﾝﾊﾟﾆｰの一つフランスで最大、EUでもトップ 3に入る規模のソフトウェア会社産業･医療用ガスとプラントの2部門を持つ総合ｶﾞｽ･ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ会社一般消費財・ H&Mで有名、44ヶ国に約2千5百の店舗サービスをもつファストファッションの雄 6.3% 6.3% 5.3% 5.3% 5.1% ※　比率は、マザーファンドにおける純資産総額に占める割合です。＊基準価額等推移のグラフは、組入れ開始時を100として指数化しており、対比しているインデックスは弊社が独自の判断で用いているものです。＜運用概況＞ 9月のヨーロッパの株式市場は、引き続き上昇相場となりました。FRB (連邦準備制度理事会)、ECB (欧州中央銀行)、日本銀行は、停滞している世界経済を刺激し、ヨーロッパ地域の財政問題を解決するために、金融緩和政策を拡大させました。FRBが量的緩和第三弾（QE3）を決定し、またECBは国債買取りプログラムを発表した結果、株式市場では金融や商品関連の株式が選好されました。MSCI Europe指数が上昇した一方で、ヨーロッパ企業において利益予想の引き下げが続いています。しかしながら、ポートフォリオの組入企業の上半期の業績は概ね良好であり、また利益予想を引き上げた企業もありました。ポートフォリオ全体の集計ベースの売上のオーガニック成長率は8.8%であり、EPS(一株当たり純利益)の成長は12%以上となっています。 Inditexは、引き続き高い成長を続けており、アジアや南アメリカ地域がけん引した結果、既存店売上で 7%成長を達成しました。同社の総収入は17%伸び、純利益は32%伸びました。中国のビジネスも好調です。また、ヨーロッパや米国で始めたオンラインビジネスが好調であり、スペインの売上においても回復力を示しています。力強い秋シーズンの開始を示しているようです。一方で、Hennes & Maurizの業績発表は、期待はずれでした。同社は、自身のブランドや販売チャネルに再投資を続けていますが、成長ポテンシャルは限定的な見込みです。売上および利益は、9カ月累積で11%成長しました。Essilorは、過去15年間にわたって、低い変動率の中で、年率8.7%の売上成長、年率12.5%のEPS成長を達成しました。2012年の上期このレポートはありがとうファンドの運用状況等を開示するための情報提供を目的として、ありがとう投信株式会社が作成したレポートです。信頼性が高いと判断した情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。投資信託の取得を希望される方は必ず目論見書の内容をご確認の上ご自身の判断でお申込ください。は、売り上げが22.8%伸び（6.6%のオーガニック成長）、EPSが16%伸びました。同社の経営は、戦略的にも、財務的にも優れています。Heinekenは、Asia Pacific Breweries(ABP)を完全に子会社化して、アジア地域の事業基盤を強化しました。同社の営業利益のアジア地域比率は15%であり、エマージング地域全体では55%となっています。以上このレポートはありがとうファンドの運用状況等を開示するための情報提供を目的として、ありがとう投信株式会社が作成したレポートです。信頼性が高いと判断した情報等に基づいて作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。投資信託の取得を希望される方は必ず目論見書の内容をご確認の上ご自身の判断でお申込ください。