7章 能力開発

7章 能力開発
1、能力とは何か
~仕事に必要とされる能力~
▼能力開発の必要性
人間が持つ様々な能力・・・肉体的能力、情緒的能力、職業的能力
人間が持つ可能性・・・潜在能力(表にでないもの)
何かをする際に役に立つ能力・・・顕在能力(表にでるもの)
▼求められる能力の多様性
企業が従業員に求める能力・・・職務遂行能力
ex)企業が経理担当の従業員に求めているのは100メートルを10秒で走れ
る能力ではなく、経理処理の能力である。
▼職業生活は45年
人間の職業生活は65歳まで働くことを前提にすると、約45年。
能力開発における問題
・職業生活の長さと技術の変化の周期がなること
・技術の変化が早い(→対応できないと仕事が制限されてしまう)
※仕事の幅を広げるために,職業生活に入ってからの能力開発が重要
▼能力開発の場
能力を身に付けるには、目的と計画が必要である。
OJT(on-the-job-training) →企業が能力開発の場
研修・Off-JT(off-the-job training)→企業の外が能力開発の場
能力開発においては、OJTとOff-JTを効率的に組み合わせることが重要
▼社会的に適用する能力
能力は大きくわけて2種類ある。
・一般的能力(どの企業に行っても通用する能力)
・企業特殊的能力(ある特定の企業でしか通用しない能力)