第7章 能力開発 ~能力を高める意義と方法~

第7章 能力開発
~能力を高める意義と方法~
西村・谷口・渡辺・石井・岡田・嶋村
2013.5.29
1.能力とは何か
能力開発の必要性
人の持っている可能性(潜在能力)は、開発されなければ何かを実行する
際に役立つ能力(顕在能力)にはならない。=能力開発の必要性
企業が従業員に求めるもの:仕事に関係した能力(職務遂行能力)
企業を経営していくには、様々な能力が必要
ex.鉄道会社
電車の運行:決められた時間通りに、安全に走行する能力
企画部:誰も考えつかないような発想で、会社の将来事業を考える能力。
• 従業員に求められる能力は、同じ職種でも、時代とともに変化していくの
が普通。
• 一人の人間の職業生活の長さと技術の変化の周期が異なる。
⇒的確な能力開発を不断に行うことが必要
能力の種類
どの企業に行っても通用する能力(一般的能力)
特定の企業でしか通用しない能力(企業特殊的能
力)
オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)
オフ・ザ・ジョブ・トレーニング(Off-JT)
能力開発においては、この2つを効率的に組み合わ
せることが重要