能力開発 ~仕事に必要とされる能力~ ○ 能力開発の必要性 人間にある様々な能力・・・肉体的能力,情緒的能力,職業的能力 ※この能力は開発されてはじめて役に立つ ・潜在能力・・・人のもっている可能性(表に現れないもの) ・顕在能力・・・何かをする際に役立つ能力(表に出ているもの) ※潜在能力は開発されなければ顕在能力にはならない ○ 求められる能力の可能性 ・企業が従業員に求めるのは,職務遂行能力である。 例:経理担当従業員が100メートルを10秒台で走ることではなく, 企業が求めているのは,経理処理能力である。 ○ 職業生活は45年 ・65歳まで働く場合の職業生活は45年。 能力開発における問題・・・職業生活の長さと技術の変化の周期が異 なること ・技術の変化が早い → 対応できないと仕事が制限される。 仕事の幅を広げるために,職業生活に入ってからの能力開発が重要 ○ 能力開発の場 ・能力を身につけるためには,目的と計画が必要 ・OJT(on-the-job training)・・・企業が能力開発の場 ・Off-JT(off-the-job training)・・・企業外での能力開発の場 能力開発は,OJTとOff-JTを効率的に組み合わせることが重要 ○ 社会に通用する能力 ・一般的能力・・・どの企業でも通用する能力 ・企業特殊的能力・・・特定企業でしか通用しない能力 企業特殊的能力を身につけさせたい。(力の発揮,高賃金・昇進に影響)
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