弘前大学科学者発見プロジェクト

弘前大学科学者発見プロジェクト
「自分が見ている物体の色と他人が
見ている物体の色は同じ色なのか」
青森県立青森東高等学校
江藤
仁太
石黒
誠一先生
馬場
中井
彩加さん
美由紀さん
農学生命科学部分子生命科学科
協力
 始めに
 きっかけ

下校中の景色をみて、ふと疑問に思った。

そこから、どうやって人は色を認識しているのか
興味がわいた。
学校の先生に勧められ、「科学者発見プロ
ジェクト」応募となりました。
 実施内容
まず、どうやって人は色を認識しているの
か講義を受けました。
その後、実際に実験・観察して、講義の
内容を確かめてみました!
 どうやって色を認識するのか
視細胞の種類
色を認識する
役割
明るさを感じ取る
役割
 実験1
ブタの切片を
作成
試薬を使って
染色
観察
目的
色を認識するタンパク
がどこにあるかの確認
実験2
ネズミの網
膜をはがす
試薬を使っ
て染色
観察
目的
それぞれの色を認識す
る細胞の分布や数を調
べる。
観察してみると・・・
実験1
赤いのは色
を認識する
タンパク
青いのは
細胞の核
錐体細胞の外節にあることが
判明!!
実験2
ネズミa
ネズミb
個体ごとに錐体細胞の数や分布が
異なる!
 結論
実験1から、色を認識するタンパクは錐体細
胞の外節にあることが分かりました。
実験2から、ネズミは個体ごとに色の認識に
差があることが分かりました。
同様にして、人間も色の認識に差があると思
われます。
 感想
今回の実験では、高校では使わない器具を使
うことが多くて手間取りましたが、楽しいも
のでした。
また、企画を体験することで、研究結果を得
られるだけでなく大学の雰囲気を感じ取るこ
とができ、有意義な時間を過ごせました。
 終わりに
研究機会を下さった弘前大学、お忙しい中指
導してくださった石黒先生、ティーチングア
シストの方には感謝で一杯です。
ありがとうございました。