SCOT特別講師試行報告 実施場所 市川市曾谷小学校 理科教室 実施日時 平成19年2月20日9;00~11.45 授業対象 小学6年生 1組~3組 平成19年6月19日 千葉県技術士会 三好正夫 18年秋に千葉県教育庁よりSCOT事業について の案内をいただいた。 早速内容を確認して、千葉県技術士会としてこ の事業の特別講師の団体登録を行った。 翌19年1月23日、指導主事とコーディネータよ り事業の内容説明と千葉県教育庁としての進め 方の説明を受けた。 説明後、三好に試行の特別講師をしてほしいと の打診をいただきお受けした。 千葉県技術士会の取組んだいきさつ 講義より実験を多く行う。 実験のなかで生徒を感動させる 試行計画に際してのアドバイス 題名 実験 「物を冷やすしくみ」 1回目 講師が実施 水を沸騰させて温度測定と氷の温度を測定 目的 物質の加熱・冷却による状態変化を復習させる 2回目 講師が実施 32℃沸点の洗浄剤を蒸発させる 目的 物質により沸点が違うことと、 蒸発するとき周りから熱を奪うことを実感させる 3回目 生徒がチームを組んで実施 缶に寒剤(氷と塩を混ぜる)を作らせて周りに囲いを 作ってその間の空気が冷えることを確認させる。 目的 :空気が冷えるしくみを実感させる 提案したカリキュラムと実験 実験1 実験2 実験3 すべて学校にある器具を使用した 洗浄剤は教育庁で購入。 寒剤と入れる缶、プラスチック 透明シートは学校で購入 8チーム分 実験結果は講師が作成した用紙を配布して生徒全員 に記録させた。 その他に用意したものー エアコンの蒸発器の実物(講師手配)と カーエアコン用冷媒のサービス缶(教育庁購入) 実験に使用した材料 試行だったため、コーディネータには3時限とも立 ち会っていただいた。 生徒は素直であり、統制がよくとれていた印象。 理科支援員2名(教師の卵)の手伝いが有難かった。 締めくくりに日本は物つくりに強いこと、そこには 理科に強い技術者が参画していることを話したが生 徒は眼を輝かせて聞いていたのが印象的だった。 終わってから話しかけてくる児童もいて嬉しかった。 授業を実施した感想 今年からこの事業は本格実施に入るが、準備のため、 特別講義は秋以降に開始予定。 SCOTチームとしては、それまでに独自のカリキュラ ムを揃える。 チーム各自がそれぞれに独自のカリキュラムを提案す べく現在検討中。 千葉県教育庁としては、カリキュラム一覧を学校に提 示して、特別講師派遣につなげるシステムを構築する 予定。 本格実施に向けた動き
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