2011年度一般入試前期A日程 (1月25日実施)

2011年度一般入試前期A日程 (1月25日実施)
(47ページ∼58ページ)
−
−
必要があれば, 次の数値を使いなさい。
原子量
=
,
=
,
=
,
=
,
=
,
=
ファラデー定数
標準状態で
の気体が占める体積は
次の問いに答えなさい。
問1
の記号で表される原子のもつ中性子の数として, 最も適当なものを, 次の中から
ア
1つ選び, 番号をマークしなさい。
14
15
16
26
28
29
問2 次の中から混合物を1つ選び, 番号をマークしなさい。
水
一酸化炭素
亜鉛
イ
塩酸
水酸化ナトリウム
問3 アンモニア, および酢酸を水に溶かすと, それぞれ次の反応が起こる。
+
+
+
−
+
線
∼
−
+
+
の物質のうち, 酸としてはたらいている物質はどれか。 最も適当なも
ウ
のを, 次の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
問4
のみ
のみ
のみ
のみ
と
と
と
と
濃度がわからない水酸化カリウム水溶液 20
塩酸が 10
を中和するのに, 濃度 0.10
必要であった。 この水酸化カリウム水溶液の濃度(
なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
0.050
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
−
−
の
)として最も適当
エ
5
問5
次の実験操作
∼
のうちで, 塩素が発生する反応はどれか。 最も適当なものを, 次
オ
の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
さらし粉に塩酸を加える。
塩化ナトリウムに濃硫酸を加えて加熱する。
酸化マンガン(Ⅳ)に濃塩酸を加えて加熱する。
塩素酸カリウムに酸化マンガン(Ⅳ)を加えて加熱する。
と
と
と
と
と
と
問6 アンモニア性硝酸銀水溶液を加えて温めたとき, 銀鏡が生成する化合物として最も適当
なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
問7
エタノール
酢酸メチル
ホルムアルデヒド
マレイン酸
カ
ジメチルエーテル
フェノールに関する説明として, 最も適当なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマー
キ
クしなさい。
さらし粉と反応して, 赤紫色に呈色する。
水溶液中でわずかに電離して, アルカリ性を示す。
臭素と置換反応して, 2,4,6 トリブロモフェノールの白色沈殿を生じる。
工業的な製法にクメン法があり, このとき同時にアセトアルデヒドが生成する。
炭酸水素ナトリウム水溶液を加えると, 二酸化炭素が発生する。
−
−
次の文
1
1 ,
2
を読んで, あとの問いに答えなさい。
水酸化ナトリウムの固体 8.0
を多量の水に溶かしたところ, 8.9
また, 次図のように, 水酸化ナトリウムの固体 8.0
を 1.2
の熱が発生した。
塩酸 200
に入れて
,
すべて溶かしたところ, 水溶液の温度が 23℃ 上昇した。 ただし, 塩酸の密度は 1.0
溶液の比熱は 4.2
問1
( ・℃) とする。
として
次の熱化学方程式で表される, 固体の水酸化ナトリウムの溶解熱
ア
最も適当な値を, 下の選択肢の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
(固)+
問2
=
+
1.1
1.8
45
71
8.9
次の熱化学方程式で表される, 固体の水酸化ナトリウムと塩酸の反応熱
して最も適当な値を, 下の選択肢の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
(固)+
問3
=
+
23
55
83
97
100
水酸化ナトリウム水溶液と塩酸によって生じる中和熱(
)を,
と
した式として最も適当なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
( + )×5.0
−
−
( − )×5.0
−
イ
(液)+
12
+
と
( − )×5.0
−
を用いて表
ウ
6
2
次図のような, 二つの電解槽および電流計を直列に接続した装置がある。 電解槽1には
塩化ナトリウム水溶液を, 電解槽2には硝酸銀水溶液を入れ, それぞれの電極には炭素と
白金を用いた。 これらの電解槽に, 一定の電流を32分10秒間通じたところ, 電極
が 0.54 析出した。 また, 電極
問4 空欄
A
∼
C
A
では,
が
B
されて
C
に銀
が生成した。
に入る語や化学式の組合せとして, 最も適当なものを, 次の中
エ
から1つ選び, 番号をマークしなさい。
A
B
C
酸化
ナトリウム
還元
ナトリウム
−
酸化
塩素
−
還元
塩素
酸化
酸素
還元
酸素
−
−
問5 電解槽2の硝酸銀水溶液で起こる変化について, 誤っているものを, 次の中から1つ選
オ
び, 番号をマークしなさい。
のモル濃度は減少する。
溶液の
−
が減少する。
の物質量は変化しない。
を含まない沈殿が生成する。
溶液中の
問6
電極
の一部が分解する。
で発生した気体の, 標準状態での体積(
)として最も適当な値を, 次の中から
カ
1つ選び, 番号をマークしなさい。
3.5
問7
7.0
線
12
28
56
で通じた電流( )として最も適当な値を, 次の中から1つ選び, 番号をマー
キ
クしなさい。
0.25
0.50
0.75
−
−
1.3
1.5
7
次の文
1
1 ,
2
を読んで, あとの問いに答えなさい。
A
銅に濃硝酸を加えると,
が発生する。 この
A
は, 火力発電所や自動車の
エンジンなど高温状態で化石燃料などが燃焼するときにも発生し, 酸性雨の原因の一つに
なる。
A
は
B
色の気体で, 水に溶け
E
験室で発生させて捕集する場合は,
問1
空欄
A
,
B
C
く, 空気より
D
ので, 実
置換法を用いる。
に入る化学式や語の組合せとして最も適当なものを, 次の中
ア
から1つ選び, 番号をマークしなさい。
A
B
無
淡黄
無
淡黄
無
赤褐
問2 空欄
C
∼
E
に入る語の組合せとして最も適当なものを, 次の中から1つ選
イ
び, 番号をマークしなさい。
C
D
E
やす
軽い
上方
やす
重い
下方
にく
軽い
上方
にく
軽い
水上
にく
重い
下方
にく
重い
水上
−
−
問3
線
の変化は酸化還元反応である。 次の中から, 酸化還元反応であるものを
ウ
1つ選び, 番号をマークしなさい。
+
+
+(
)
2
+2
+
+2
2
2
+
+
,
(
,
+
G
+2
,
+
F
れらのうちで,
また,
)
,
+
+
+
+
+2
をそれぞれ1種類ずつ含む, 5種類の水溶液がある。 こ
を含む水溶液は, 塩化物イオン
を含む水溶液は, 酸性状態で硫化水素
−
を加えると白色沈殿を生じる。
を通じてもいずれも沈殿しな
いが, 塩基性状態で通じるといずれも硫化物が沈殿する。
,
,
+
+
+
を含む水溶液を混合して, 少量の水酸化ナトリウム水溶液を加える
と, 3種類の水酸化物が沈殿し, さらに水酸化ナトリウム水溶液を加えると, 沈殿の一部
H
は溶解する。 このとき残った沈殿は
また,
,
,
+
+
+
色であり, その組成式は
で表される。
を含む水溶液を混合し, アンモニア水を多量に加えると沈殿が
うわ ず
残り, 上澄み液が濃い青色になる。
問4 空欄
F
に入るイオン式として最も適当なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマー
エ
クしなさい。
+
問5
+
G
空欄
+
+
+
に入るイオン式の組合せとして最も適当なものを, 次の中から1つ選び,
オ
番号をマークしなさい。
+
または
+
+
または
+
+
または
+
+
または
+
−
−
+
または
+
8
問6
空欄
H
,
に入る語や化学式の組合せとして最も適当なものを, 次の中か
カ
ら1つ選び, 番号をマークしなさい。
H
問7
線
白
(
)
白
(
)
白
(
)
赤褐
(
)
赤褐
(
)
赤褐
(
)
に関する説明として最も適当なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマー
キ
クしなさい。
上澄み液中には, 1種類の金属イオンの化合物が含まれている。
残った沈殿の色は, 青白色である。
残った沈殿をろ過し, 水酸化ナトリウム水溶液を多量に加えると, 沈殿はすべて溶け
る。
のみ
のみ
のみ
−
と
−
と
と
次の文
1
1 ,
2
を読んで, あとの問いに答えなさい。
1価のカルボン酸と1価のアルコールから生成する
であるカルボン酸を考える。
= 3,
のエステルと, これの異性体
= 6 のときには, エステルとしての異性体は
種類, カルボン酸としての異性体は
B
種類存在する。 また,
= 5,
A
= 10 である
エステルを加水分解すると, 得られるカルボン酸とアルコールの分子量の合計は
C
である。
エステル結合を多数もつ高分子化合物をポリエステルといい, その代表的なものが,
とよばれている
問1
A
空欄
D
B
,
である。
に入る数の組合せとして, 最も適当なものを, 次の中から1
ア
つ選び, 番号をマークしなさい。
問2
C
空欄
A
B
1
1
1
2
2
1
2
2
3
1
3
2
に入る値として, 最も適当なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマーク
イ
しなさい。
100
問3 空欄
102
D
106
114
120
138
に入る物質名として, 最も適当なものを, 次の中から1つ選び, 番号をマー
ウ
クしなさい。
ポリアクリロニトリル
ポリ塩化ビニル
ポリエチレン
6,6 ナイロン
フェノール樹脂
ポリエチレンテレフタラート
−
−
2
アニリンは塩基性の物質で, 水には溶けにくいが, 希塩酸によく溶ける。 アニリンに,
次の操作1, 2を行うと, それぞれ以下に示される化学反応が起こり, 塩化ベンゼンジア
ゾニウムの溶液になる。
【操作1】 アニリンを希塩酸に溶かす。
−
+
−
【操作2】 操作1の溶液を氷で冷やしながら亜硝酸ナトリウムの水溶液を加える。
−
0.02
の物質量は
操作1で
問4
+
−
+2
+
のアニリンがすべて塩化ベンゼンジアゾニウムに変化するときには, 反応に
必要な
酸を
+
F
線
E
E
である。
の2倍の
を含む希塩酸に溶かすとすれば, 2
の希塩
用いればよい。
のときに起こる化学変化と同じ種類の変化として, 最も適当なものを, 次
エ
の中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
希塩酸に亜鉛を入れると, 水素が発生する。
アンモニアを塩化水素に触れさせると, 白色の煙が生じる。
蒸留水にフッ化水素を吸収させると, フッ化水素酸ができる。
炭酸ナトリウムに希塩酸を加えると, 二酸化炭素が発生する。
安息香酸ナトリウム水溶液に塩酸を加えると, 白濁する。
問5
線
の操作を, 冷やさず常温で行うとどうなるか。 最も適当なものを, 次の中
オ
から1つ選び, 番号をマークしなさい。
発熱しながら急激に反応し, 塩化ベンゼンジアゾニウムが生成する。
反応しにくくなり, 徐々に塩化ベンゼンジアゾニウムが生成する。
塩化ベンゼンジアゾニウムが分解して, アニリン塩酸塩が生成する。
塩化ベンゼンジアゾニウムが分解して, アニリン硝酸塩が生成する。
塩化ベンゼンジアゾニウムが分解して, フェノールが生成する。
−
−
問6 空欄
E
,
F
に入る数の組合せとして, 最も適当なものを, 次の中から1つ
カ
選び, 番号をマークしなさい。
E
F
.
.
.
.
.
.
問7
10.0
のアニリンに無水酢酸を加えたところ, 一部が反応してアセトアニリドが得ら
れた。 これを分離してすべて取り出し, 精製・乾燥して質量を測定したところ10.0
で
あった。 この操作で反応したアニリンの物質量の割合(%)として, 最も適当な値を, 次の
キ
中から1つ選び, 番号をマークしなさい。
69%
78%
86%
−
93%
−
100%