グリーン購入法

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グリーン購入法
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グリーン購入
 グリーン購入とは、製品やサービスを購入す
る際に、環境を考慮して、必要性をよく考え、
環境への負荷ができるだけ少ないものを選ん
で購入することです。
 グリーン購入は、消費生活など購入者自身の
活動を環境にやさしいものにするだけでなく、
供給側の企業に環境負荷の少ない製品の開
発を促すことで、経済活動全体を変えていく可
能性を持っています。
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グリーン購入に関する情報
 環境を考えた製品には環境ラベルがついています。
エコマーク
ライフサイクル全体を考慮して環境保全に資する
商品を認定し、表示する制度です。
国際エネルギースタープログラム
パソコンなどのOA機器について、待機時の消費電力
に関する基準を満たす商品につけられるマークです。
省エネラベリング制度
省エネ法に基づき定められた省エネ基準をどの程度
達成しているかを表示する制度です。通常は橙色。
達成している場合は緑色。
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グリーン購入に関する情報
再生紙使用マーク
古紙配合率を示す自主的なマークです。
PETボトルリサイクル推奨マーク
PETボトルのリサイクル品を使用した商品に
つけられるマークです。
グリーンマーク
古紙を利用した製品に表示されるもので、原
則として古紙を40%以上利用してつくられて
いることが基準となります。
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グリーン購入法とは
 国や国の機関、地方公共団体などが率先して
環境物品などを購入することを規定するととも
に、事業者などが物品を購入する際、できる
限り環境物品を選択することなどが求められ
ています。
 重点的に調達を推進すべき環境物品などの
種類と判断基準が、現在、199品目について
定められています。
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グリーン購入法とは
 正式名称
国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律
 施行
平成13年4月施行(平成12年5月公布)
 目 的
国、独立行政法人等および地方公共団体による環境
物品などの調達の推進、環境物品等に関する情報の
提供その他の環境物品等への需要の転換を促進する
ために必要な事項を定めることにより、環境への負荷
の少ない持続的発展が可能な社会の構築を目的として
います。
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法律の仕組み
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グリーン調達
 グリーン調達とは一般にメーカーが原材料な
どを購入する際に、環境負荷の少ない物品
を優先して調達したり、そのような配慮をして
いるメーカーから優先して調達することをい
います。いいかえると、環境管理システム、
使用禁止物質などの管理、の2点が整備さ
れているメーカーから資材・部品を調達する
ことをいいます。
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グリーン調達
 大手メーカーではそれぞれ「グリーン調達基
準」を作成し、取組みを進めています。特に、
情報通信機器メーカー大手18社は、平成
14年に「グリーン調達基準」を統一し、資材・
部品に含まれるCd(カドミウム)、Pb(鉛)、
Hg(水銀)、Cr6+(6価クロム)などの重金
属、ハロゲン系化合物などの開示対象項目
を共通化しています。
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グリーン調達
 EU(欧州連合)では平成18年7月から「RoHS
指令(EUが輸入する電子機器などに含まれる
特定有害物質を規制)」が施行され、家電製品
や通信関連機器などに対して、Pb、Hg、Cd、
Cr6+とBr(臭素)系難燃剤2種の含有が禁止
されます。これに対し、現在、我が国のメー
カーでもグリーン調達の内容を厳格化するとこ
ろが、既にでてきています。