統計学 西 山 これまでの確率分布 4 データをサンプル 元の集団を 母集団と呼ぶ 確率分布とは 1 母集団の分布です 標本分布 どんなサンプルが 多いか 合計、平均は どうなるか? 分散は どうなるか? 【例】100回後に合計でどうなるでしょう? 値 -10 +10 確率 0.5 0.5 1000 100回目 -1000 【例】さいころの目の出方の検査 平均値をチェックします 正しいサイコロを6回振ります・・・ 1,3,1,6,6,4なら平均は3.5 2,6,5,4,4,6なら平均は4.5 ・ ・ ・ ・ ・ これを平均値 の標本分布と いいます 6回の平均値が5を超えることはありうるのか? 平均値が決まる確率法則はあるのか? 平均値=合計値÷個数 合計値の確率法則 平均値の確率法則 両方、本質的には同じ問題です 合計の公式―平均 合計の平均は平均の合計である. EX Y EX EY 例: 二つの正しいサイコロを振ったときの目の数の和は平均いくらか? データについて同じ問題を考えよ. 合計の公式―ばらつき ≪合計の分散は分散の合計≫になるとは限らない! 一般には、合計の分散がどうなるか分からない. 英語 高い 普通 低い 数学 高い 普通 低い 合計点 極めて高い 普通 極めて低い 分散上昇 英語 高い 普通 低い 数学 低い 普通 高い 合計点 普通 普通 普通 分散縮小 XとYが独立なら、 V X Y V X V Y 【例題1】100回目の合計はどの範囲におさまりますか? 値 -10 +10 確率 0.5 0.5 毎回の値は左のような分布 1.平均値はいくらですか? 2.分散と標準偏差はいくらですか? 100回後の値を合計の公式で予測してください。 どの位の範囲に収まるはずですか? 合計値には、通常、正規分布が当てはまります 値ごとに平均とばらつきを確認する! Y X X X X 1 2 99 100 EY EX X X X 1 2 99 100 EY EX EX EX EX 1 2 99 EY 100 0 0 100 値1個の平均とばらつきを確認する! Y X X X X 1 2 99 V Y V X X X X 1 2 99 独立 100 100 V Y V X V X V X V X 1 V Y 10010 2 2 99 100 SDY 100 10 100個の合計値の確率分布 平均値: 100×1個の平均値 分散: 100×1個の分散 標準偏差: ルート100×1個の標準偏差 ルートNの法則と呼んでいます <ルートNの法則>とは? 1個ずつにわけて値を確認すると、平均がμ、標準偏差がσ N個のサンプルをとると 合計値 ゲタの公式 期待値 N 標準偏差 N 平均値=合計÷N 期待値 標準偏差 N 【まとめ】サンプル平均について 平均がμ、分散がσ2 である集団から無作為に取り出した n 個のデータを X 1 , X 2 , X n と し、データから求められる標本平均を X とおく。このとき、 X の標本分布の平均と分散は それぞれ E X V X 2 n 第3章の定理8が 基本じゃが、 ここまで 定理10までは落 5/28 とせんな となる。 合計値は平均値×個数 分布の形は常に 正規分布 <中心極限定理>
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