数学Ⅲ 積分法 「定積分と和の極限」 定積分 1 x2 dx を解いてみよう。 0 1 x2 dx = 0 = 1 3 1 x3 0 1 3 ( 1 -03 ) 3 1 = 3 関数 y = x2 のグラフと x軸 および 直線 x = 1 とで囲まれた面積Sを 表している。 定積分と和の極限(区分求積法) y=f (x) y = f(x) ( f(x) ≧0) とし,区間[0,1]をn等分して 図のような長方形の面積の和をSnとする。 長方形の左側の辺を高さとすると 1 1つの長方形について 横の長さは Δx= 縦の長さは f よって 1 n k f n f k n k n k n 1 k f となる 面積は n n 0 1 Δx= n k n Δx= 1 1 n 部分和Sn y = f(x) とし, 区間[0,1]を等分して y=f (x) 図のような長方形の面積の和をSnとし, y = f(x)と x軸および直線x=1とで囲まれた 部分の面積Sとする。 1 Sn = n f 0 1 1 1 k + f +・・・+ f n n n n n n-1 = k=0 1 n f 1 n-1 +・・・+ f n n k n 1 0 1 k f 面積 n n 今度は長方形の右側の辺で高さをとると・・・・ y=f (x) 1つの長方形について 横の長さは Δx= 縦の長さは f 1 n f k k n n f k n よって 1 k f 面積は n n となる 1 1 2 1 k Sn = f + f +・・・+ f n n n n n n 1 n = k=1 1 n f k n 1 Δx= n k n 1 n 0 +・・・+ f n n Kが 1 から n に なった! Δx= 1 n k n 1 n を限りなく大きくしたらどうなるのだろうか? 予想してみよう 長方形の横の長さが限りなく小さくなり,長方形の数は 限りなく多くなる 長方形の面積の和Snは,y=(x)とx軸とx=1で 囲まれた面積Sに近づいていくのでは・・・ ここをクリック n を限りなく大きくしてみよう!! f ( x ) = x 2 のとき n-1 lim n→∞ k=0 1 k f dx と lim n n n→∞ n k=1 1 に近づくことがわかった。 限りなく 3 1 はじめに x2 0 k 1 f dx の値が n n また, 1 dx = となることは,計算で求めた。 3 とういことは・・・ 定積分と和の極限(まとめ) n-1 1 f (x) dx = lim 0 n→∞ k=0 n = lim n→∞ k=1 1 f k dx n 1 f n k dx n n お わ り
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