IT - 株式会社プロシード

これからの自治体の
賢いIT調達手法
株式会社プロシード
代表取締役
西野 弘
プロシードの事業内容のご紹
介
マネジメントシステ
ムグループ
インキュベーション
•MPM事業
•ISO事業
•COPC事業
http://www.gakkou.net/
国内最大級の
教育ポータルサイト
•IcePAY JAPAN
http://www.icepay.co.j
p/
(携帯電話による認証・
決済サービス)
www.proseed.co.jp
デジタル教育事業部
http://www.netratings.co.jp/
国内最大手の
Web視聴率調査サイト
2003/1/29∼31
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IT調達高度化のニーズ
なぜ、今IT調達?(自覚症状)
z
z
z
z
期待したサービスが提供できていない
予定の納期に納品されない
高い買い物をしているようだ
その他
¾
¾
¾
¾
¾
¾
コストとリターンが把握できていない
情報システムを資産として把握していない
組織全体としての整合が取れていない
安易に随意契約に走っている
運用サービスが十分に行われていない
説明責任が十分果たせていない
2003/1/29∼31
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BSCによる対応策の分析
財務
高使用効率
サービスの価値
運用サポート
法的権限の支援
利害関係者
費用対効果
IT調達指針
IT調達方針
高効率開発
IT調達
マネジメント
(ITAM)
スコープ拡大
アウトソース
パフォーマンスベース
業務プロセス
発注者教育
スキルアップ
BSC: Balance Score Card
2003/1/29∼31
人材、育成
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政府調達の動向
プロジェクトの調達マネジメント
=企業競争力
日本企業におけるITサービス(ITに関わる企画、開発、運用および保守な
ど)の調達は、「製品・サービスの調達」から、ライフサイクルの視点が不可欠
になる「プロジェクトの調達」(=獲得)というレベルに進化していないのが現
状です。今後の企業競争力のカギは、この調達を含めた業務プロセス全体のマネ
ジメント品質の高度化にあり、「ITサービス獲得」にもプロジェクトマネジメン
ト(以下、PM)を導入し、受発注者が相互にプロセス管理を行うことも不可欠
になります。
ライフサイクルの
視点
製品
の調達
モノの購買
2003/1/29∼31
プロジェクト・
サービス
の調達
価値の獲得
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=獲得
Acquisition
受発注者が
相互にPM管理
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政府IT調達の改革
と波及範囲の方向性
獲得(Acquisition)
発注側
ユーザ
ニーズの
把握
ビジネス
プロセスの
設計
情報化
企画
情報システム
ソフト
•契約の適正化
•統一的手法の導入
評価
契約
•中央官庁・地方自治体に及ぶ
•発注側・受注側・外部委託すべてに
及ぶ
設置
運用
調達
ソフト
受注側
外部委託
契約
•WBS、EVM、など
2003/1/29∼31
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IT調達プロジェクトの特徴
初期投資額
インテグレーション
5∼6年
IT(10%以上)
10∼15年
プラント(5∼8%)
30年
2003/1/29∼31
10年
Copyright
© 2003 PROSEED20年
建設(1∼2%)
30年
9
政府調達における問題の概観
技術力があっても中小企業
には厳しい競争入札参加
頻発する極端な安値落札
価格力/営業力勝負の市場
電子政府 企画
問題2
問題1
入札
IT企画
IT調達
落札
IT開発
国民
IT運用
問題3
質の低いRequest for Proposal
(RFP)、脆弱な調達管理
2003/1/29∼31
大企業偏重型市場!!
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IT調達における問題意識 Ⅰ
(国家資産としてのソフトウェア開発の観点)
1.高コスト
単年度会計原則のため、初年度安値入札・次年度以降高値随意契約とい
うベンダー側の戦略が成り立ち、不透明であるばかりでなく、ライフサイクル
全体で高コストに至っている可能性がある。国庫債務負担行為を活用した
複数年契約の導入が必要。
2.非効率な投資
発注者側の情報リテラシーが低いため、高品質な成果物が納品されるよう
要求し、適切にチェックすることができず、仕様・品質についてはベンダー任
せである。また、ソフトウェアの必要性に関する事前評価や導入結果に対す
る事後評価が適切になされていないため、投資が非効率である。さらに、各
省・各自治体で同種のソフトウェア調達(給与計算ソフト等)が行われている
にもかかわらず、合理化に向けた連携がなされていない。
(参考)「改革工程表」(平成13年9月21日)
・情報システムに係る政府調達制度の見直し(ソフトウェア開発プロセス
改善・評価指標の導入等)を図る。 −平成14年度中−
出典:経済産業省メディアコンテンツ課
2003/1/29∼31
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IT調達における問題意識 Ⅱ
(ソフトウェア産業の競争力強化の観点)
1.ユーザ側の厳しい目
自動車、家電のように厳しいユーザーの要求が企業の国際競争力を高
める。外部人材を活用した発注者側のチェック能力を磨くことが必要。
2.受注者への高負担
発注者の契約書・仕様書があいまいであり、開発の途中段階で仕様が
変更されたり、当初の仕様書にかかれてなかった発注を追加するケース
が見られ、受注者に対して大きな負担を課している。また、中小企業はリ
スクが高すぎて参入できない。
3.硬直的・閉鎖的
ハードウェアとソフトウェア開発(又はソフトウェア開発の設計プロセス)を
一括してシステムとして調達しているため、資金力の弱い中小企業が落札
できず、大手企業の下請けにならざるを得ない状況が発生。
出典:経済産業省メディアコンテンツ課
2003/1/29∼31
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政府機関及び関連機関の情報システム受注シェア
平成9年(11月-3月)
件数
NTTグループ
富士通グループ
日立グループ
NECグループ
その他6グループ
10グループ合計
全体
8
56
20
23
23
130
230
シェア
3.5
24.3
8.7
10.0
10.0
56.5
100.0
金額
209,887,077
2,402,813,717
1,831,216,752
6,532,337,608
1,156,184,505
12,132,439,659
16,695,303,431
(件、円、%)
シェア
1.3
14.4
11.0
39.1
6.9
72.7
100.0
平成9年度
(11月∼3月)
72.7%
平成10年
件数
NTTグループ
富士通グループ
日立グループ
NECグループ
その他6グループ
10グループ合計
全体
43
97
73
74
72
359
562
シェア
7.7
17.3
13.0
13.2
12.8
63.9
100.0
金額
42,172,493,166
10,482,035,889
11,568,484,363
7,185,879,147
15,083,971,469
86,492,864,034
101,825,731,503
シェア
金額
39,885,547,801
12,816,072,013
9,558,382,384
7,576,093,260
32,016,439,683
101,852,535,141
136,832,339,358
シェア
金額
36,886,735,339
7,905,739,625
5,558,939,244
4,133,880,993
9,728,565,440
64,213,860,641
83,670,252,215
シェア
41.4
10.3
11.4
7.1
14.8
84.9
100.0
平成10年度
84.9%
平成11年
件数
NTTグループ
富士通グループ
日立グループ
NECグループ
その他6グループ
10グループ合計
全体
62
133
85
74
113
467
748
シェア
8.3
17.8
11.4
9.9
15.1
62.4
100.0
29.1
9.4
7.0
5.5
23.4
74.4
100.0
平成11年度
74.4%
平成12年(4月−10月)
件数
NTTグループ
富士通グループ
日立グループ
NECグループ
その他6グループ
10グループ合計
全体
37
73
62
52
74
298.0
488
シェア
7.6
15.0
12.7
10.7
15.2
61.1
100.0
44.1
9.4
6.6
4.9
11.6
76.7
100.0
平成12年度
(4月∼10月)
76.7%
Source:ソフトウェア開発・調達プロセス改善協議会事務局作成(過去の官報情報による)、2001年1月
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2003/1/29∼31
※その他6グループとは、三菱電機、松下、東芝、日本IBM、沖電気工業、日本電子計算の各グループのこと。
13
IT調達見直しの動向 1
„
2001年1月
「電子政府の実現」の中に『調達方式の見直し』が明示的に位置付け
„
2001年3月
e-Japan重点計画の中に『ソフトウェア開発・調達プロセスの評価モデルの
策定』が定められる
„
2001年9月
小泉内閣「改革行程表」の中にも明示
„
2001年12月
全省庁共同で「情報システムに係る政府調達省連絡会議」設置
„
2001年12月
経済産業省『情報システムに係る政府調達の見直しについて』公表
2002年からの政府調達から具体化が図られる予定
2003/1/29∼31
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IT調達見直しの動向 2
„
2002年3月
「情報システムに係る政府調達省連絡会議」が『情報システムに関す
る政府調達制度の見直し』について発表
(基本的には経済産業省の『情報システムに係る政府調達の見直し
について』 をベースにしている)
„
2002年4月
経済産業省『ソフトウェアプロセスの改善について』を公表
„
2002年6月
経済産業省が日本初のJV方式、EVMを使ったパイロット調達公告
を実施し、8月に入札
„
2002年7月
8月以降の電子行政手続システム等に、価格・技術を同等に評価す
る新方式の入札を発表
2003/1/29∼31
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15
IT調達見直しの動向 3
„
2002年8月
„
2002年10月
経済産業省がEVMを使ったパイロット調達の入札を実施。
日本IBMとプロシードが「EVM活用型プロジェクトマネジメン
ト導入ガイドライン作成(システム構築は日本システムウエ
ア㈱)を落札。
以下の3つについてプロシードが担当:
・EVMモニタリング、・海外調査に関する調査、・EVMのス
タンダード
CIO会議が設置される
2003/1/29∼31
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16
情報システムに係わる
政府調達制度の見直しについて
„ これまでに講じた措置
安値落札対策
1.総合評価落札方式における除算方式の見直し
2.ライフサイクルコストベースでの価格評価、契約方式
の適正化
3.低入札価格調査制度の活用の促進
4.入札結果等に係る情報の公表の促進
技術力のある企業の競争参加
1.競争入札参加資格の柔軟な運用の強化
2.ジョイント・ベンチャー等の企業共同体への競争入札
資格の付与
17
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2003/1/29∼31
情報システムに係わる
政府調達制度の見直しについて
„
今後取り組む事項
1.調達側の体制強化、技術的な評価の強化
・専門家人材に求められるスキルの検討
・基本的なガイドラインの整備を図る
2.官民の責任分担明確化した契約書の導入
・サービスレベル契約(SLA)のガイドラインの整備を図る
・インセンティブ契約、損害補償責任も設定についても検討
3.調達プロセス管理の適正化
・EVM(Earned Value Management)を活用したプロジェクト・
マネジメント手法を今年度の経済産業省の調達案件において
先行的に適用。結果を踏まえ、必要なガイドラインの整備を図る
2003/1/29∼31
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調達の意識改革が必要
■『購買』→『獲得』へ
z
z
モノ(製品・サービス)からプロジェクト(価値の獲得)へ
受注者→発注者の関係から共通目的思考へ
■『作る』→『共に創る』へ
z
z
z
システムをはじめ、サービスモデル、コンテンツ等も「共に創
る」発想が必要
具体的手法を活用した調達の高度化へ
受発注両者で『共に学ぶ』ことによる新たな挑戦へ
2003/1/29∼31
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19
参考:調達の進化 購買から獲得へ
製品の購買(buying)から
サービスの獲得(acquisition)へ
発注者 受注者
Product
Buying
(製品の購買)
発注者は受身で、
受注者からプロダクトを購入する
マネジメント
(戦略)
購買/調達
サービスの獲得A
サービスの獲得B
サービスの獲得C
プロセス
(獲得= Acquisition )
IN
THRU
?
OUT
Product
Making
(製品の調達)
発注者が主導権を取り、
受注者からプロダクトを購入する
アセット(資源)
Project
Procurement
(=Acquisition)
(サービスの獲得)
発注者は受注者と共に
プロジェクトのプロセスの中で
価値を獲得していく
2003/1/29∼31
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20
米国のIT調達改革の概要
2.2 米国のIT調達方針の動き
法律、規制の推移
National
Performance
Review
(1993)
Government
Management
Reform Act
(1994)
Federal
Acquisition
Streamlining
Act (1994)
Federal
Acquisition
Reform Act
(1995)
2003/1/29∼31
Chief
Financial
Officers Act
(1990)
Government
Performance &
Results Act
(1993)
Clinger Cohen Act
(1996)
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Paperwork
Reduction
Act (1995)
22
2.3 米国のIT調達マネジメントの動き
BROOKS法の見直し
プログラム
リフォーム 前の時代:
予算
調達
調達
IT
調達(獲得)
計画
要求事項の
開発
DPA(注 1)
入札
評価
契約・発注
焦点
(注 1:Delegate of Procurement Authority)
計画&予算
ビジネス
計画
予算化
焦点
調達
調達(獲得)
計画
GWACs, Multi-Agency, FSS BPAs,
Micro-Purchase, SAP, RFP, IFB
リフォーム 後の時代:
マネジメント
評価
Measure
焦点
1996年大統領指令13011号
2003/1/29∼31
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Reference:Office of Government Policy
検討状況 調達プロセス管理の適正化(EVMに基づくプロジェクトマネジメント)
•今年度の経済産業省の調達案件(商業動態統計調査システム)において、第3者の外部コンサルタン
トを活用しつつ、EVMに基づくプロジェクトマネジメントを実験的に実施する。
•この結果を踏まえて、各省庁に対して普及・促進していく予定。
作業の達成量を金銭表現したもの
作業の達成量を金銭表現したもの
(EarnedValue)を使ってプロジェク
Value)を使ってプロジェク
(Earned
トの進捗状況(コストとスケジュー
トの進捗状況(コストとスケジュー
ル)を測定する進捗管理技法。
ル)を測定する進捗管理技法。
EVM概念図
コスト
EVMとは?
完成時でのコスト差異
進捗状況の計画値からの乖離が常に
進捗状況の計画値からの乖離が常に
明らかになることで、①アカウンタビ
明らかになることで、①アカウンタビ
リティが向上し、②発注者、経営側の
リティが向上し、②発注者、経営側の
リスクマネジメントが可能となる。
リスクマネジメントが可能となる。
米国防省が国防産業等と30年間の
米国防省が国防産業等と30年間の
協力で作成し、調達規則として採用(国
協力で作成し、調達規則として採用(国
防省調達規則5000.2-R)。現在では米
防省調達規則5000.2-R)。現在では米
国、カナダ、英国、スウェーデンでの
国、カナダ、英国、スウェーデンでの
国内規格として既に設定され、将来の
国内規格として既に設定され、将来の
グローバルスタンダードの一つとして
グローバルスタンダードの一つとして
有力。
有力。
作業計画値
コスト実績
スケジュール差異
(コスト表示)
予想プロジェクト遅れ
スケジュール差異
(期間表示)
作業実績
(Earned Value)
現時点
計画完了時点
時間
日本と欧米のPMの温度差一例
日本
PM書籍
検索結果
Microsoft
Project
2000売上
2003/1/29∼31
37冊
(紀伊国屋書
店サイト)
1
アメリカ
1267冊
(Amazon.
comサイト)
50倍
(人口比:25
倍)
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イギリス
−
8倍
(人口比:16
倍)
25
「ITサービス調達」のフレームワークを理解し、
実践の中で活用できる知識・スキルを身に付ける。
マネジメント
プロセス管理
Project A
Project B
Project C
PM
ITAM
プロジェクトを含む
獲得プロセス
サービス全体を
統合し支える
マネジメント
ITSM
OUT
IN
Contract
資源
2003/1/29∼31
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26
課題:理論と実践(現場適用)との橋渡し
„
問題意識
現場はどのようにして、ベストプラクティスを実践するのか?
„ ドキュメントの整備
„ 手引書・作業手順書類の整備
„ 既存規定類の活用
„ 現行テンプレートの活用、充実
„
専門家の活用
„ 基本計画立案、評価および選択段階(ROI)
„ 調達段階(RFP,提案書の評価)
„ 実施、管理と監査段階(IPT、プロジェクトマネジメント)
„ 運用と保守段階(運用サポート・ヘルプデスク)
2003/1/29∼31
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IT調達高度化プロジェクトの
今後の方向性
今後の調達高度化プロジェクトの方向性
„
教育適用
„
„
体制整備
„
„
行政職員とシステムの専門家による共同体制の構築
改善充実
„
„
行政職員に対するIT調達に関する教育の実施
ガイドブックの適用、改善、充実
∼ガイドブックの作成も調達の一つ∼
連携・発展
„
国や他の地方自治体及び民間会社との連携
2003/1/29∼31
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29
「戦艦大和ノ最後」よりの言葉
z
哨戒長臼淵大尉の言葉
z
進歩の無いものは決して勝たない!負けて目覚
めることが最上の道だ、(略)それ以外にどうして
日本が救われるか 今日目覚めずしていつ救わ
れるか!!!
2003/1/29∼31
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30