古典購読

教
科
科 目
国
語
古典講読
到 達
目
標
到達目標に向けての
具体的な取り組み及び
指導上の留意点
学期
2
高等学校
3 学年(2・3 組・総合・選択) 標準古典講読
物語選
教科書番号
発行者名
副教材名等
講読018
第一学習社
新総合図説国語
古典としての古文と漢文を読むことによって,日本の文化と伝統に対する関心を深め,生涯にわた
って古典に親しむ態度を養う。
古文と漢文の二つの分野において,言語文化や伝統に対する興味・関心を持って意欲的に取り組む
むことを強く要望する。
単元・教材名
指導内容
評価方法
評価の観点
4
【古文 随筆】
「公世の二位のせうとに」
「相模守時頼の母は」
「吉田と申す馬乗り」
「よろづのことは頼むべから
ず」
・随筆を読んで,人間・社会などに対する作者の思想や感
情を読み取る。
・文章の内容を構成や展開に即して的確に捉える。
・表現上の特色を理解し,優れた表現に親しむ。
・日本文化と中国文化の関係について考える。
・授業態度
・発問評価
・課題提出
・小テスト
・定期考査
観点①
観点②
観点③
観点④
百人一首
・和歌の優れた表現に親しむ。
・和歌にこめられた思想や感情を読み取る。
・和歌の修辞技巧について理解する。
【漢文 故事・寓話】
「刻舟求剣」
「朝三暮四」
「病入膏肓」
「画竜点睛」
「推敲」
・比較的短い文章を読んで漢文に親しみを持ち,話の内容
を理解する。
・本文を訓点に従って正しく読み,書き下し文に改める。
・句形の読みと意味とについて理解し,それに即して口語
訳をする。
・故事や寓話にこめられた古代中国人のものの見方・考え
方を味わう。
・授業態度
・発問評価
・課題提出
・小テスト
・定期考査
観点①
観点②
観点③
観点④
・昔話としてなじみのある作品を読んで,古文に親しむ。 ・授業態度
・話の構成や展開を把握し,登場人物の行動や心情を読み ・発問評価
味わう。
・課題提出
・小テスト
・定期考査
観点①
観点②
観点③
観点④
・長編物語の展開を把握し,登場人物の行動や心情を読み ・授業態度
味わう。
・発問評価
・課題提出
・小テスト
・定期考査
観点①
観点②
観点③
観点④
5
6
期
7
8
2
9
学
期
教科書名
月
1
学
単位数 指導学年(組・コース)
10 【古文 物語(一)】
『竹取物語』
11
「火鼠の皮衣」
「帝の求婚」
12
「かぐや姫の昇天」
3
1
学
2
期
3
【古文 物語(三)】
『源氏物語』
評
価 の 方 法
・ 観 点
学
習
上 の
留
意
点
観点①「関心・意欲・態度」
観点①について
・分からないことや興味のあることについて,進んで解決しよ ・勉強するための環境を自ら整える(教材の準備・学習時間の
うとしているか。
確保・課題提出)ことが大前提である。
【評価方法:授業態度・課題提出・発問評価】
・疑問に感じたことをそのままにせず,質問したり調べたりす
ることで解決を図ること。
観点②「書く能力」
観点②について
・目的や場に応じて,言葉遣いや文体など,表現を工夫して書 ・黒板に書かれたことは必ず書き留め,工夫してまとめること。
けているか。
・自分の言葉でまとめ直し,理解につなげようと努力すること。
【評価方法:定期考査・課題提出】
観点③「読む能力」
観点③について
・文章や作品の内容を,構成や展開に即して的確に捉えている ・単語や文法事項を根拠に読み取るようにすること。
か。
・昔の言葉や風俗が,現代にどのように生きているか,そのつ
・文章や作品に表れた人間,社会,自然などに対する思想や感
ながりを意識すること。
情を読み取れているか。
【評価方法:定期考査・発問評価・課題提出】
観点④「知識・理解」
観点④について
・古文,漢文に用いられている語句の意味,用法及び文の構造 ・授業で扱うものを習得し,既習事項は随時復習すること。
を理解しているか。
・古文単語や文法事項,句形を積極的に理解し,応用問題に対
【評価方法:定期考査・小テスト・発問評価・課題提出】
応できるように努力すること。