国語総合

教
科
科
目
単位数 指導学年(組・コース)
教科書名
教科書番号
発行者名
副教材名等
常用漢字ダブルクリ
国語
国語総合
4
1学年(全クラス)
明解国語総合
国総308
15三省堂
ア三訂版、新版二訂カ
ラー版
到
達
目
標
到達目標に向けて
の具体的な取り組み
及び指導上の留意点
学期
月
4
単
新国語便覧
①総合的な国語の基礎学力を確実に定着する。
②意欲をもって学習に取り組むことができ、コミュニケーション能力を高めることができる。
③古文では、丁寧な導入教材とともにオーソドックスな教材が採録されており、また、文法・句法な
どの、基礎的・基本的な事項を確実に学習する。
④漢文では、漢詩独特の表現や中国古代の考えに触れながら、基礎的な訓読法や句法を理解する。
①学習活動は教科書を中心に行い、内容に応じて課題プリントや小テストを利用して理解を促す。
②様々なジャンルの文章を教材として取り上げ、ものの見方や考え方の多様さに触れる。
③ワークシートや意見発表などの機会を設け、表現の実践に取り組む。
元・教
材
名
指
導
内
容
評価方法
評価の観点
現代文○角田光代「ベトナムの ○「私」とコーヒー屋の人たちとの結びつきの深
コーヒー屋」
まりを読み味わう。
○できごとと,それに対する思いとを関連づけて
捉える。
授業態度
観点①・③・④・
ノート整理
⑤
現代文○内田樹「負け方を習得 ○勝ちにこだわることの多い現代社会の問題点と
する」
は何かについて,考えを深める。
○「適切な負け方」「意義のある敗北」などのキ
ーワードに着目して,筆者の主張を捉える。
授業態度
○繰り返し音読することで,古典文学の言葉の響
きを感じ取り,その美しさを味わう。
授業態度
5
古典○古典の響き
課題提出
定期考査
意見発表
観点①・③・④・
⑤
課題提出
課題提出
小テスト
観点①・②・④・
⑤
定期考査
1
6
学
古典○「古文の世界へ」・「児 ○古語が現代でも使われている例や,「更級日記
のそら寝」(宇治拾遺物語)
」の例から,古文への関心を深める。
○歴史的仮名遣いに注意しながら「児のそら寝」
を音読し,児と僧たちの思いを読み取る。
授業態度
現代文○谷村志穂「雪ウサギ」 ○登場人物である「のっち」と「ベッカ」の二人
の関係と心の交流を捉える。
○登場人物の対比をとおして,人物像を明らかに
する。
授業態度
古典○漢文の世界へ
授業態度
ノート整理
課題提出
観点①・②・④・
⑤
定期考査
ノート整理
課題提出
定期考査
観点①・③・④・
⑤
期
○漢文訓読法は日本で創出されたものであり,漢
文は日本の古典であることを理解する。
○何度も繰り返し音読して,漢文の読み方につい
て理解する。
古典○故事成語・虎の威を借る ○何度も音読し,「虎の威を借る」の意味につい
て理解を深める。
7
8
2
課題提出
定期考査
授業態度
ノート整理
課題提出
定期考査
観点①・②・④・
⑤
観点①・②・④・
⑤
現代文○萩原朔太郎「旅上」、 ○繰り返し声に出して読み,詩に表現された,旅
石津ちひろ「シリウス」、石垣り
によせる「われ」の思いを捉える。
ん「シジミ」
○限られた言葉でつづられた詩から,「わたし」
が抱いている「おもいのたけ」とはどのような
ものなのか,考える。
○詩における比喩や表記上の工夫を捉え,「私」
の思いを明らかにする。
授業態度
ノート整理
課題提出
定期考査
観点①・③・④・
⑤
現代文○黒柳徹子「ツゴイネル ○一人の人間と戦争との関わりをもとに,人間の
ワイゼン」
生き方について考えを深める。
○文章の構成に着目してできごとを捉え,筆者の
思いを読み取る。
授業態度
観点①・③・④・
ノート整理
課題提出
⑤
古典○五月ばかりなどに(枕草 ○繰り返される言葉に着目して,筆者のものの感
子)
じ方を捉え,味わう。
授業態度
定期考査
課題提出
観点①・②・④・
⑤
小テスト
定期考査
9
学
ノート整理
古典○にくきもの(枕草子)
○感情を示す微妙な言葉遣いに注意して,描かれ
ている内容を想像する。
-1-
授業態度
ノート整理
観点①・②・④・
⑤
課題提出
小テスト
期
定期考査
10
古典○漢詩の世界
○返り点に注意して音読し,詩の世界を豊かに思
い描く。
観点①・②・④・
授業態度
ノート整理
⑤
課題提出
定期考査
11
12
現代文○葉山嘉樹「セメント樽 ○社会的状況と人間の生き方の関係について,考
の中の手紙」
えを深める。
○場面の変化に着目し主人公像の変化を捉える。
○幅広い読書を通じ,社会と人間のあり方につい
て考える。
授業態度
観点①・③・④・
ノート整理
⑤
現代文○山崎正和「水の東西」 ○二つの水の姿を捉え,東西の文化の違いについ
て考えを深める。
○対比的表現に着目して,筆者の考えを読み取る
。
授業態度
現代文○堀井秀之「問題解決の ○日常生活の中の「問題解決の方法」について,
心理学」
考えを深める。
○文章の構成を明らかにするとともに,繰り返し
出てくるキーワードに着目して,要旨を捉える
。
授業態度
現代文○塩野米松「働く喜び
技もつ体で」
○現代社会における働くこと,生きることについ
て考えを深める。
○対比的に語られている文章構成を把握し,筆者
の考え方を明らかにする。
授業態度
ノート整理
課題提出
現代文○池田晶子「あたりまえ ○いろいろな存在に対する人間の「感謝」の思い
なことにありがとう」
について,考えを深める。
○示された具体例と,自分の経験とをつなぎなが
ら,筆者の主張を捉える。
○読書を通じて人の生き方・考え方について考え
を深める。
授業態度
ノート整理
現代文○芥川龍之介「羅生門」 ○追いつめられた状況の中での,人間の考え方や
心の動きについて考える。
○場面の推移や比喩表現に注意しながら,主人公
の心理の移り変わりを捉える。
授業態度
ノート整理
課題提出
現代文○鷲田清一「届く言葉、 ○「届く言葉」と「届かない言葉」の違いについ
届かない言葉」
て考えを深める。
○具体例の内容と,それを示す意図を捉え,筆者
の主張を明らかにする。
授業態度
ノート整理
1
3
学
課題提出
定期考査
ノート整理
観点①・③・④・
課題提出
⑤
定期考査
ノート整理
観点①・③・④・
課題提出
⑤
定期考査
観点①・③・④・
⑤
定期考査
観点①・③・④・
⑤
課題提出
定期考査
2
期
3
評 価
の
方
法
・
観
点
学
習
上
の
観点①・③・④・
⑤
定期考査
観点①・③・④・
⑤
課題提出
定期考査
留
意
点
観点①「関心・意欲・態度」
1.学習環境を整える。
国語総合の授業や作品に関心を持ち、進んで理解しようとし
・教科書、ノート、テキスト、辞書、筆記用具などの必
ているか。
要なものをそろえること。
評価方法:出席、授業態度、意見発表
・配布されたプリント類は丁寧に整理すること。
観点②「話す・聞く能力」
2.集中して積極的な姿勢で授業に臨む。
場面や目的に応じて、効果的に話したり的確に聞き取ったり
・教師の説明や他の生徒の発言にしっかりと耳を傾ける
できるか。
こと。
評価方法:音読、朗読、意見発表、スピーチ
・自分の考えを持ち、間違うことをおそれずに積極的に
まとめよう。
観点③「書く能力」
・板書は丁寧にノートに整理していくこと。
自分の考えをまとめ、文章に書くことができるか。
・普段の態度や課題の取り組み状況・提出状況を評価に
評価方法:プリント(ワークシート・課題)、ノート整理、
組み込んでいくので、前向きな姿勢で日々を過ごそう。
要約文、意見文、定期考査
3.繰り返し、地道に、学習を重ねる。
観点④「読む能力」
・漢字や文法事項は、課題プリントや小テストを活用し
文章を的確に読み取り、込められた心情や主題をとらえるこ
て復習を丁寧にやろう。
とができるか。
・日々の生活を通して、文章を読んだり書いたりするこ
評価方法:定期考査、プリント(ワークシート・課題)
とに慣れよう。
観点⑤「知識・理解」
現代文および古典の理解に必要な文法・漢字・語彙などの知
識を身につけているか。
評価方法:定期考査、小テスト、プリント(課題)
-2-