◆道路・橋梁、設備機械、身体のヘルスモニタリング用センサから 次世代自動車のセルフパワードシステムまで、どのように自立電源を確保するのか? セミナーNo.504252 ≪電池レス・電源レス化を実現する≫ 振動発電の材料設計/高効率化と車載化技術 ●日 時 : 平成27年4月24日(金) 11:00∼16:30 ●会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム ●聴講料 : 1名につき 60,000円(消費税抜、資料・昼食付) 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円(税抜)〕 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。 詳しくはお問い合わせください〕 1.環境振動を用いたエネルギーハーベスティング 東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻 教授 鈴木 雄二 氏 【講演趣旨】 近年,自立型ワイヤレス無線センサ等の電源として,環境に薄く広く 存在する熱,振動,光,電波などのエネルギーから電力を取り出すエ ネルギーハーベスティング技術が注目されている。なかでも,振動か らの発電は,道路,鉄道などインフラの構造ヘルスモニタリング,自 動車,航空機などの輸送機器,携帯医療福祉機器などへの応用が期待 されている。ここでは環境発電の意義,振動発電の原理,最新の開発 状況と展望について解説する。 (11:00∼12:30) 1.エネルギーハーベスト(環境発電)とは 1.1 電源の付加価値 1.2 モノのインターネット 1.3 エネルギーハーベストへの期待 2.環境振動発電 2.1 環境振動発電の理論 2.2 発電出力の機械的限界 2.3 機械振動=電力変換原理 2.4 電源管理回路 3.静電誘導発電 3.1 静電誘導発電の原理 3.2 エレクトレット 3.3 エレクトレット材料,荷電技術 3.4 エレクトレット発電器 4.振動発電の最新情報 4.1 広帯域に対応する振動発電器 4.2 非線形特性を持つ振動発電器 4.3 MEMS振動発電器の最新開発状況 【質疑応答・名刺交換】 2.流れによる振動を利用したマイクロ発電と電力自立センサへの応用技術 長岡技術科学大学大学院 工学研究科 教授 高橋 勉 氏 【講演趣旨】 気流や水流に置いて生じる渦を利用した振動発電技術に関して,振動 発生の原理から発電システムの実例までをわかりやすく解説します。 流動抵抗とはなにか,カルマン渦を駆動源とした渦励振発電がこれま で実用化できなかったわけ,後流操作で振動を制御する技術,そして 広い流速範囲で発電可能な縦渦励振発電技術について解説致します。 (13:15∼14:45) 1.渦はどうしてできるのか 1.1 理想流体と粘性流体 1.2 渦と流動抵抗 1.3 カルマン渦 2.渦と振動 2.1 カルマン渦と渦励振 2.2 後流物体によるカルマン渦の抑制 2.3 縦渦励振現象とは 3.縦渦励振を利用したマイクロ水力・風力発電 3.1 縦渦励振による振動発電装置の概要 3.2 流れのエネルギを利用した電力自立型センサ 【質疑応答・名刺交換】 3.自動車の振動を活かす小型高効率発電システムの開発と今後の課題 (15:00∼16:30) 1.自動車振動と振動発電 (株)ミツバ 研究部 研究第二課 課長 熊谷 俊司 氏 【講演趣旨】 近年,低炭素化社会の実現に向け,再生可能エネルギーによるエネル ギーハーベスティング技術が注目されており,その一つに振動エネル ギーの回生技術がある。最近ではLEDやワイヤレス技術の進化に伴い, このような低消費電力デバイスにまわりの環境から必要なエネルギー を取り出して動作させる発電・供給技術の要求も強い。このような地 産地消型の振動発電デバイスによるエネルギー回生技術の確立が望ま れている。ここでは,自動車振動に着目し,その振動を効率的に回生 し低消費電力機器などにバッテリーレスで電力供給可能な,セルフパ ワードシステムを構築するための圧電デバイスを用いた振動発電技術 について紹介する。 1.1 低炭素化社会への貢献 1.2 自動車振動 1.3 振動発電における課題 1.4 開発目標 2.走行試験と加速度振動解析 2.1 2.2 2.3 2.4 発電デバイスの設置箇所とターゲット周波数 走行試験結果 振動解析∼計測軸/路面/車両/乗車人数/速度などの比較∼ 自動車振動の特徴と効率的発電 3.圧電デバイスの基礎特性測定 3.1 加振実験 3.2 電力測定回路 4.多モード・多軸振動回生可能な振動発電装置 4.1 原理検証モデル 4.2 原理検証モデルの応力解析 4.3 原理モデルのシステム同定 5.製品化・実用化に関する検討 5.1 プロトタイプの試作 5.2 今後の展望 【質疑応答・名刺交換】 「振動発電」セ ミ ナ ー 申 込 書 住所 No.504252 事業所 事業部 会社名 申込書に必要事項をご記入の上FAXにてお申込みください。 ホームページからも申込できます。http://www.gijutu.co.jp/ 申込書が届き次第、請求書・聴講券・会場案内図をお送りいたします。 受講料は返金致しませんので、ご都合の悪い場合は代理の方がご出席くだ さい。 〒 FAX TEL 所属部課 役職名 氏名(フリガナ) e-mail 受講者1 受講者2 今後ご希望しない案内方法に×印をしてください (現在案内が届いている方も再度ご指示ください) 4/24 〔 郵送(宅配便) ・ FAX ・ e-mail 〕 ご記入いただいた個人情報は、セミナーの受付・運営や、今後の ご案内のために利用いたします(セミナー講師の方へもお知らせ いたします)。個人情報の詳しい取り扱いにつきましては、宛名の 用紙、又は下記URLをご参照ください。 http://www.gijutu.co.jp/doc/privacy.htm FAX 03‐5436-5080 〔申込専用〕
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