第 6 学年 単元名 自分の体験と重ねて読み推薦文を書こう「カレーライス

第 6 学年 単元名 自分の体験と重ねて読み推薦文を書こう「カレーライス」
1 適切な言語活動を設定する
本単元の単元を貫く言語活動は「共感できる物語を推薦しよう」を設定した。物語に共
感しながら体験と重ねて読む事によって、物語をより深く読み深めることをねらいとし、
その表出の方法として推薦文を書くという言語活動を行った。同時に行った並行読書でも
共感しながら読み深める姿が見られ、その関心の高さは日頃の児童の姿からは想像できな
いほど高く、新しい読み方の獲得・読書の世界の広がりという面では確かな成果あった。
2 よりよい単元化を図る
よりよい単元化を図るために、「付けたい力」と「目の前
の児童」と「教材の特質」という3つのポイントを意識しな
ければならない。そのポイントから考えると、今回は「目の
前の児童」というポイントがずれていたように感じる。日頃
の児童観察をもとに、1次で十分に必要感をもたせ、自ら学
びを深めていけるような導入の工夫を考えていきたい。
3 単位時間を充実させる
本教材は主人公である「ぼく」の視点から物語が描かれている。本時の授業では「ぼく」
の気持ちを考える学習を行った後、視点人物ではない「お父さん」の気持ちを考えること
を行った。それにより、二人の気持ちの相互関係
により深く迫ることができると考えたからである。
物語を場面毎に区切ることなく、全体をとらえて
心情の変化を読むためには良い方法であったと感
じた。