5月号 - さいたま市立八王子中学校

さいたま市立八王子中学校
学校通信
№ 2
平成27年5月1日(金)
清々しいあいさつで始まる八中の朝
校 長
坂田 真澄
新緑を吹く風の心地よい季節となりました。校庭にはピンクや白のハナミズキが色鮮や
かに咲き誇っています。八王子中学校の朝の昇降口には、
「あいさつ運動」の元気な「おは
ようございます」の声が響きわたっています。
あいさつで感謝の気持ちを届けます
「あいさつ」は、相手に自分の心を開いて、近づく
ことです。
「あいさつ」を推奨する際、よく語呂合わせ
で、4つの原則が提唱されます。
「あ」⇒明るく、元気
に 「い」⇒いつでも、お世話になっている方に 「さ」
⇒自分から先に 「つ」⇒続けて となります。本
校庭に咲くハナミズキ(4月24日)
校では、多くの生徒がこの原則を着実に実践していま
す。そして、目は心の窓、心を映し出す鏡と言われます。目と目が合って、あいさつを交
わせたら、お互いに元気になれる気がします。さらに、
「あいさつ」の最終段階が「心を込
めて」になると考えます。「おはようございます。」この意味には、諸説ありますが、その
一つに、
「お早くお起きになりまして、ご健康でおめでとうございます」があります。相手
の元気、無事をお祝いして、励ますのです。同じように、「こんばんは」は、「今晩はご無
事に一日をお過ごしになっていい夜をお迎えになりました」。
「こんにちは」は、
「今日(き
ょう、こんにち)は、いい一日でございます」となります。
「あいさつ」は、朝・昼・晩の
祝福が、呼び掛けになったものなのです。生徒には、そんなあたたかい気持ちを言葉に込
めて、あいさつをしてほしいと願っています。
「心を潤す4つの言葉」を推進します
今、子どものいじめや自殺の報道等が相次いでいます。このような問
題を解決する出発点が「あいさつ」であると考えます。さいたま市は、
コミュニケーションをはぐくむ基礎として、「あいさつ」を含めた「心
を潤す4つの言葉」を推進しています。
「おはようございます」
「は
い」
朝のスタートに当たり相手の心を元気にします
強い決意を相手に伝えます
「ありがとうございます」
「ごめんなさい」
感謝の気持ちを伝え、相手を幸せな気持ちにします
失敗を素直に謝り、相手と仲直りできます
本校においてもこの4つの言葉を推進し、子どもたちの豊かなかかわり合いをはぐくん
でまいります。家庭・地域での御理解、御協力をお願いいたします。