2015主科目指導計画表 生化学 大学院教員 教 授 准教授 講 師 助 教 助 教 池尾 鎌田 合田 吉川 堂前 隆 (いけお たかし) 愛子 (かまだ あいこ) 征司 (ごうだ せいじ) 美弘 (よしかわ よしひろ) 英資 (どうまえ えいすけ) 教育目標 生化学は生命現象を化学的に把握する学問であり、医学・歯学における病態の理解や診断・治 療・医薬品開発の基盤をなす分野である。口腔領域に関連した様々な現象を分子レベルで理解 し解明する能力を有し、国際的な感覚で最新の情報を把握する力をもつ研究者を育成する。 主な研究内容 「新規歯周組織再生療法開発にむけた基礎的研究」をテーマとして、硬組織再生に関連する細 胞の機能を解明するとともに、その機能発現に影響を与える因子について研究を進めている。 専攻科の特色 (指導方法等) 他講座を含めた若手研究者のグループで研究を進める中で生化学的研究手法を習得できるよう にしている。さらに、国際学会等への積極的な研究発表を行うことで国際的な感覚の養成をめざ している。 到達目標 大学院修了後 の展望 1年次:基本的知識と技術の習得 2年次:学会発表(国内)および副論文の作成 3年次:副論文の完成、学会発表(海外)および主論文の作成 4年次:種論文の完成および学位審査の申請 歯科医学の基礎と臨床を充分に理解した人材として学部学生教育に従事するとともに、 研究者として留学も視野に入れた国際的な活躍を期待する。 指導内容項目 1年次 当該科目における研究の大テーマ「新規歯周組織再生療法開発にむけた基礎的研究― 歯周組 織由来細胞の機能発現機構の解析 ―」の理解のため、基礎的な知識と、関連する英語論文の 読解力を高めるよう指導する。また、生化学・分子生物学的研究法の基礎概念と技術を習得す るよう指導する。 2年次 大テーマに沿った研究テーマを設けて、実験を行う。実験の過程で実験操作の理解と習熟を高 めるよう指導する。実験と平行して関連する英語論文を読解し、実験結果の考察に反映させる。 国内での学会発表を視野に、研究の「目的」「方法」「結果」「考察」の構築を指導する。 3年次 副論文の作成を通じて研究過程とそのとりまとめの理解を図り、国際学会への積極的な研究発 表によって研究内容の英語による表現を習得できるよう指導する。さらに、学位論文のテーマに 着手するとともに、引き続き関連論文の読解を指導する。 4年次 専門学会への発表と討論で、研究の最新情報の収集と、研究成果の発表方法を修得するよう指 導する。十分な討議を行って学位論文の完成を指導する。学位審査にあたっては、当該科目の 知識と国内外の研究情報に基づいたプレゼンテーションを行えるよう指導する。 評価方法 各年次での生化学全般および研究テーマに関する理解度、さらに研究活動、学会発表および論 文好評の成果等で評価する。
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