カートゥーンコース ■教育目標 日本では一般的に新聞の時事マンガやひとコマの社会風刺マンガなどを指して カートゥーンと呼ぶことが多いです。しかし、欧米では4コママンガ的なものも 含めてカートゥーンと呼ぶ場合もあります。 勿論、その期限は 19 世紀のヨーロッパにあり、ユーモアを武器として時の権力 者と対峙した風刺漫画家たちの多くの作品に見ることができるのですが、現代 のようにさまざまな表現形式が満ちあふれる中では 1 枚もののみならず、あら ゆる芸術作品のなかにカートゥーンの風刺精神をみることができます。 1年次 当コースでは基本的な画力を身につけるトレーニングを重ねるとともに世の中の 2年次 動きを的確に把握する眼を育て自分自身の思いを 1 枚のカートゥーン作品に表現 できる力をつけることを基礎とし、さらに批評精神のある風刺マンガの創作を 教育課程の目標 試みます。 その延長線上にこれまでになかった新しい表現によるカートゥーン作品が生み出 絵本表現もそのひとつです。当コースで培った風刺的視点から絵本作品に取り 組む魅力あるこせいにとんだ作家を育てたいと思います。 カートゥーンは時代を映す鏡です。あらゆるものに興味を持ち、社会の動きを 常に冷静な眼で観察しながらメッセージを作品に込めて表現する人がこのカー トゥーンコースかた育ってくれることが私たち教員の願いです。 カートゥーンコース・カリキュラムポリシー されることを期待します。 さまざまな文化領域における風刺 表現と風刺画の歴史に関する授業 3年次 さらなる画力の向上と 画力の向上 ともに個性的な画風を 身につける 4年次 批評力や発想力を備え たマンガ作品の創作 風刺画論1 ※② 風刺画1 ③ メディア文化論1※② 風刺画論2 ※② 風刺画2 ③ メディア文化論1※② デッサン1 ③ 制作実習1 ③ デッサン2 ③ 制作実習2 ③ 絵画技法1 ③ クロッキー1 ③ 絵画技法2 ③ クロッキー2 ③ デザイン1 ③ デザイン2 ③ 4年間の集大成 となる作品制作 を配置し、風刺に関する知識と教 養を養う。 一枚の絵に深いメッセージと洗練さ れたユーモアを表現する技能を養う ために、基礎的な画力や制作技術 を体得させる科目を設け、丁寧かつ 細やかに指導する。 対象を見る観察力と次代を切り取る 完成と発想力を鍛え、コースにおけ る学修の集大成として卒業制作を 課す。 コミュニケーション力と異文化理解 力と情報リテラシーを育成するため に、外国語や情報通信技術に関す る科目の履修を必修とする。 (※) マンガ学部全体のカリキュラムポリシー ※マンガ学部専門講義科目 表現ナビ ② ICTリテラシー ① マンガ専門英語1 ② マンガ専門英語2 ② マンガ専門英語3 ② カートゥーン1 ③ 自由制作 ③ カートゥーン2 ③ 卒業制作実習 ③ 卒業制作 ③
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