2015 年度５月実施金融窓口サービス技能検定《模範解答》・２級実技試験〈金融商品コンサルティング業務〉（2015 年５月 24 日実施） ※配点は，公表しておりません。また，配点・試験の内容に関するお問合せには，お答えできません。 ※合格発表は，７月１日の予定です。厚生労働大臣指定試験機関一般社団法人金融財政事情研究会検定センター〈合格基準〉100 点満点で 70 点以上（注）次頁以下の記述式の解答例は一例であり，下記以外の解答につきましては，試験委員会で判断をします（趣旨が適切であれば可とします）。【第１問】《問１》《問２》《問３》２《問４》１【第２問】《問５》《問６》《問７》１《問８》１【第３問】《問９》《問 10》《問 11》３２《問 12》【第４問】《問 13》《問 14》《問 15》《問 16》２ 1 《問２》アＡ ○ イＥ（またはＦ） ○ ウＦ（またはＥ） ○ エＨ ○ 《問４》〈解答例〉金融商品取引法上，「顧客に迷惑を覚えさせる時間に電話又は訪問により勧誘する行為」が禁止されており，午後 10 時という時間帯は，社会通念上，迷惑時間帯に該当するおそれがあるため，この時間帯における訪問は不適切といえる。《問６》〈解答例〉（下記等から２つ挙げる）・手数料等の概要・元本損失・元本超過損が生ずるおそれがある旨・その指標等・その理由・店頭金融先物取引のカバー取引の相手方の商号等および分別管理の方法・預託先・クーリング・オフの規定の適用の有無《問８》〈解答例〉お客さまが操作する電子計算機の画面上に表示される説明事項をお読みになり，その内容をご理解のうえで画面上のボタンをクリックする等の方法で，お客さまのご理解が得られた旨を確認します。《問９》〈解答例〉定額個人年金保険は，保険に加入する時点で払込保険料と将来の年金額が決まっており，予定利率は契約時のもので期間中変わることなく，年金資産は一般勘定で運用される。一方，変額個人年金保険では払込保険料の額は変わらないものの，将来の年金額は運用実績次第で変動する仕組みとなっており，年金資産は特別勘定で運用される。《問 12》〈解答例〉（１）不適切（２）将来の不確実な事項について確実であると誤解させるおそれのあることを告げており，金融商品取引法（または金融商品の販売等に関する法律，消費者契約法）で禁止されている断定的判断の提供に該当する。 2 《問 13》〈解答例〉（下記等から４つ挙げる）・今後の収入の見通し・定年退職後の再就職の意向・住宅ローンの状況・その他負債の状況・その他資産の状況・退職金の見込金額・退職後の公的年金受給見込金額・退職後に希望している生活スタイル・妻の収入の状況《問 14》〈解答例〉（計算式） 1,000,000×9.1622÷14.9739≒611,878 答 611,878（円）《問 16》〈解答例〉（下記①については，解答例等から１つを記述すれば可） ①ＥＴＦ（上場投資信託），外国上場株式，外国籍公募株式投資信託，外国籍ＥＴＦ，外国籍ＲＥＩＴ ②20 ③100 ④５ 3