初回化学療法⼝腔ケアスクリーニング介⼊率 4⽉ 12.5% 5⽉ 17.4% 6⽉ 13.0% 7⽉ 25.0% 8⽉ 38.1% 9⽉ 36.0% 10⽉ 34.8% 11⽉ 14.3% 12⽉ 8.3% 1⽉ 2⽉ 25.0% 0.0% 3⽉ 15.6% H27年度(N=240) 0.0% 22.8% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 当院値の定義・算出方法 分⼦: 初回化学療法⼊院時に⼝腔ケアスクリーニングのオーダーがされた患者数 (リハビリオーダー(⼝腔ケア)でカウント) 分⺟: 初回化学療法⼊院患者数 (化学療法剤は点滴、内服両⽅をカウント ×100 (%) レジメンオーダより抽出) ※グラフ中のN数は分⺟の値を⽰しています。 解説(コメント) がん化学療法を⾏う患者では多くのケースで⼝内炎が発症する。抗がん剤の直接的な粘膜に対する作⽤と⾻ 髄抑制による易感染性のために⼝内炎が⽣じやすくなる。⼝内炎が発⽣しないように⼝腔内を清潔にする必 要があり、そのため化学療法開始前にPMTC(専⾨的機械的⻭⾯清掃)により⼝腔内の細菌を可能な限り 少なくするとともに、⼝腔疾患のチェックを⾏い、必要に応じ⻭科治療を⾏う必要がある。初回化学療法で スクリーニングを⾏うことで、早期にPMTC処置介⼊ができ、⼝内炎の発症を減少させることができる。 改善策について ⻭科衛⽣⼠介⼊のマニュアルを整備し、各科の医師が介⼊依頼を出すよう委員会から働きかける。 ⽂責:院内がん化学療法委員会 委員⻑ 江⾒ 泰徳
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