タンザニア・農業担当行政官ら - JICA(独立行政法人国際協力機構)

PRESS RELEASE
独立行政法人国際協力機構
関西国際センター
2016 年 7 月 26 日
タンザニア・農業担当行政官ら
田辺市の農業活性化を学ぶ
国際協力機構(JICA)が行う研修事業で、タンザニアにおいて中央政府や地方公共団体、農
家グループで農業活性化に取り組む行政官ら 8 名が、7 月 28 日(木)に和歌山県田辺市を訪問
し、生産者が実践する農業を通じた地域活性化の取組みや農協の現場を訪問します。
タンザニアでは地方分権政策の下、県単位での農業開発計画を推進しており、地方レベルで
の農業開発が実施されています。食料安全保障の確保、農家収入の向上に向けて、農業の商
業化を推進していくことが課題として認識され、県農業開発計画の策定・実施においても、より
戦略的・包括的な計画を策定し、バリューチェーンに沿った農業開発を推進するための具体的
な取り組みが行われつつあり、政府(中央・地方)が担うべき役割、打ち出すべき具体的な諸政
策・制度、民間との望ましい役割分担について理解を深めることが求められています。
本研修では、日本において如何に地方農業開発が推進されているか、そのための様々な関
係者との連携、生産者の工夫がどのように行われているかを現場訪問を通じ学ぶ機会を提供
し、タンザニアの農業開発に携わる行政官らの人材育成に資することを目的としている。
【参加者】 タンザニア国農業畜産漁業省、農業協同組合委員会 各 1 名、
ルショト県、ムキンガ県、アルーシャ県 県職員+農家グループ代表 3 組 6 名
日程
時間
内容
場所
7/28 9:00-11:30
講義・見学:農業体験型グリーンツーリズム施設
秋津野ガルテン
(木)
(6 次産業化見学を含む)
13:00-16:30
講義・見学:ウメを事例とした農協(JA)の活動推進
JA 紀南(中芳養加工場
(概論、加工工場、直売場、生産農家)
、柑菜(きさい)館、梅農家)
取材をご希望の場合は、下記までご連絡をお願いします。個別インタビューもアレンジ可能です。
是非取材にお越しください。(英語⇔日本語の通訳有)
【本件に関する問い合わせ先】
JICA 関西 業務第二課 吉川 尚樹
TEL 078-261-0383 e-mail:Yoshikawa.Naoki @jica.go.jp