PRESS RELEASE 独立行政法人国際協力機構 中部国際センター 2015 年 3 月 18 日 バングラデシュに水道メーターを! ~愛知県から「無収水」ゼロを目指して~ 国際協力機構(JICA)は 3 月 13 日、愛知県豊橋市の株式会社ヘリオス・ホールディングス(小 野田成良代表取締役)による、バングラデシュ国「ダッカ市内の上水道整備のための案件化調査」 を「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」として採択しました。 バングラデシュでは急速な経済成長が続いていることから、上下水道などの生活インフラ整備が 追い付いておらず、水の供給に支障をきたしています。また水道メーターに計測されない無収水(配 水管からの漏水や違法な盗水)が多く、必要な給水量が算出できないこともその原因のひとつにな っています。こうした問題解決のため、バングラデシュ・ダッカ市内に日本製水道メーターの導入 を提案し、本邦技術の紹介と理解の促進、水不足に対する貢献効果の可能性を検討するための調査 を行います。調査実施中には、現地関係者を日本に招へいし、国内における無収水低減への取り組 みを紹介することも計画しています。 この調査は我が国の中小企業を対象とした「中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」として 実施されます。 案件化調査は、 「途上国の開発ニーズと日本の中小企業の優れた製品・技術等との マッチングを行い、製品・技術を ODA 事業に活用するための 情報収集・事業計画立案等を支援す ることを目的」としたもので、2012 年度から実施されており 2014 年度第 2 回目は昨年 11 月に公示 を行いました。 129 件の応募のうち 25 件が採択され、今後の契約交渉を経て契約に至ったものか ら順次調査を実施します。 【本件に関する問い合わせ先】 JICA 中部 市民参加協力課 担当:前島、三輪田 TEL 052-533-1387 e-mail:[email protected]
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