PRESS RELEASE 独立行政法人国際協力機構関西国際センター 2016 年 7 月 21 日関西発の環境技術をマレーシアに～マレーシア政府職員等が関西の上下水道施設を視察（7/26 - 31）～パームオイル生産大国マレーシアでは、近年、パームオイル産業に起因する環境影響が大きな課題となっています。その一つであるパームオイル工場からの排水は、処理前原水の生物化学的酸素要求量（BOD 値）が 25,000～30,000 と非常に高く、マレーシア政府は効率的な処理方式の探索を進めてきました。阪神動力機械株式会社（本社：大阪府大阪市）はマレーシアにおける排水規制の強化（特に BOD 値 20mg/L を放流基準とする強化）に対応するパームオイル工場向け排水高度処理・循環システムの導入を提案し、国際協力機構（JICA）の中小企業海外展開支援事業の「普及・実証事業」における委託契約（プロジェクト期間 2015 年 4 月～ 2017 年 3 月）により実施されています。マレーシアでの活動の様子このたび、プロジェクトの一環としてマレーシア中央政府、州政府職員11名が来日し、大阪府庁や京都市上下水道局（鳥羽水環境保全センター）、阪神動力機械の工場を訪問予定です。産学官連携による関西の優れた環境・省エネビジネスを知って頂く絶好の機会です。是非、取材をご検討下さい。取材をご希望される場合は必ず取材日前日の 12:00 までにご連絡を下さい。【来日期間中（7/26 - 31）の取材可能な主な訪問先・日程】日程時間視察先 7/27(水) 10:00 -12:00 大阪府庁訪問 13:30 -15:00 京都市上下水道局（鳥羽水環境保全センター吉祥院支所）訪問 7/28（木） 11:00 -16:30 名古屋下水道展（名古屋市）視察 7/29(金) 14:00 -16:00 阪神動力機械氷上工場訪問（兵庫県丹波市）【本件に関する問い合わせ先】 JICA 関西業務第一課中山 TEL:078-261-0397 E-mail：[email protected]