PRESS RELEASE 独立行政法人国際協力機構 関西センター 2017 年 2 月 14 日 ダイキン、メキシコで環境配慮型空調機の普及を目指す ~民間技術普及促進事業で採択~ 国際協力機構(JICA)は 2月 9日、「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」におい て、ダイキン工業株式会社(大阪府大阪市、十河正則代表取締役社長兼 CEO)が提案する「環境配慮型空調 機普及促進事業」(メキシコ)の採択を発表しました。 本事業は、途上国における開発課題の解決をめざす日本企業のビジネスを後押しするため、2013 年度に 導入した公募型事業です。開発途上国の政府関係者を主な対象とし、日本での研修や視察、現地でのセミナ ー等を通じて、日本の民間企業等が持つ優れた製品、技術、システムへの理解を促し、開発課題の解決に向 けて導入する技術の活用可能性を検討するものです。 メキシコ政府は、温室効果ガス排出量を 2030 年までに 22%削減することを公表する等、省エネ政策の推 進を目指しているものの、安価な電気料金のために省エネが進展していない等課題を有しています。ダイキ ン工業株式会社は、温室効果ガス排出量を1/3 に低減する新冷媒を用いたインバータ式高効率空調機を世界 で初めて商品化した実績があり、今回採択した本事業では、メキシコの環境省及び省エネルギー庁を対象に、 現地での実測試験に基づく効果の定量化を報告するワークショップの開催や本邦での製造工場等の視察に 加え、日本政府・関係機関等の協力を得た省エネ政策に係る知見の共有を通じて、環境配慮型空調機の市場 創出を目指します。 空調機の座学研修風景 実機を用いた研修風景 【本件に関する問い合わせ先】 JICA 民間連携事業部 連携推進課 TEL 03-5226-6960 e-mail: [email protected]
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