給食だより (毎月19日は食育の日) 平成 28 年 七夕です! 7・8月 浦添共同調理場 号 七夕は中国の古い伝説から生まれた行事です。昔、布を織るのがとても上手な織り姫と、 牛飼いのひこ星が結婚をしました。2 人はあまりに仲が良すぎて、やがて仕事をなまける ようになりました。それを見た天帝は怒って 2 人を天の川の両岸に離れ離れにし、1 年に 湿度の高い、暑い日が続きます。夏ばてしている人はいませんか? 1 度だけ会うことを許しました。 夏ばてを防ぐためには、規則正しい生活と、バランスのとれた食事、そして十分な睡眠 七夕には、機織りの上手な織姫に をとることが基本です。早寝・早起きをして、しっかり朝ごはんを食べて、暑い夏を元気 あやかり、とくに技芸の上達を五色 に過ごしましょう。 の短冊に書いて願います。さといも の葉にたまった朝露を墨にすって願 い事を書きました。現在は天の川に 見立てたそうめんに、星に見立てた おくらやにんじん、とうがんや錦糸 卵などを飾って食べたりします。 「夏ばて」とは、夏の暑さのために体が弱ってしまうことをいいます。食欲がなくなっ たり、よく眠れなくなったり、体の疲れがとれにくくなります。またそうした症状がさら に他の症状を引き起こして悪循環に陥りやすくなります。さらに現代の生活では、冷房が 効いた部屋と暑い外の間の温度差に体がうまく対応できずに起きてしまうこともありま 作ってみませんか す。食生活面からの注意点です。 <クーリジシ> (材料) 一人あたりの使用量 20g 卵 1/2個 ① 豚肉は茹でてアクをとる とうがん 30g ② 干ししいたけは水でもどしておく にんじん 5g ③ 出し汁に豚肉、とうがん、にんじん、 小松菜 6g コンニャクを入れ火を通し塩、しょうゆ こんにゃく 15g で味をととのえる 干ししいたけ 1g 塩 0.7g しょうゆ 1.5g かつおぶし 3g このほか、生活習慣としては「寝る前の冷房にはタイマーをかける」 「朝夕の涼しい時間 具だくさんの「クーリジシ」は、お盆など に体を動かして上手に汗をかく」などを心がけるとよいですよ。さらに水分補給は、熱中 に食べる沖縄のお汁料理で、「クーリ」は 症を防ぐうえでとても大切です。そのときは胃腸に負担をかけないよう、一度にたくさん 「氷」、 「ジシ(シシ) 」は「肉」の意味です。 飲まないようにするのがポイントです。水や麦茶で、のどが渇く前にコップでこまめに飲 む習慣をつけましょう。 作り方 豚もも肉 ④ とき卵に塩を少々加え、かぶせるように 卵でとじる
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