フィリピン:政府 エネルギー政策の見直し作業 開始 2016 年 6 月 23 日掲載 6 月 21 日付けの地元報道によると、政府の気候変動委員会は、エネルギー政策の見直し作業を開始し、 石炭火力による発電を再生可能エネルギーに置き換えることを視野に、年末までにエネルギー開発計画の 枠組みを再構築する。既存または新規の石炭火力発電を含め、政府のエネルギー政策と規定を見直す。 2019 年までに、特に、電力不足が長期化している Mindanao 地方に集中して、複数の石炭火力発電所が 稼働すると見られる。 気候変動委員会の副委員長は、石炭からの脱却は、低炭素社会になるための最もコスト効率の良い方法 だとし、また、地球温暖化対策の枠組み(パリ協定)の目標達成にとっても、エネルギー政策の見直しが重 要とした。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
© Copyright 2024 ExpyDoc