インドネシア:MEMR 鉱山監督官を増員へ 2016 年 6 月 30 日掲載 6 月 21 日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)は、同国の鉱業分野の監督行政を 改善するため、鉱山監督官数を増員する。MEMR 広報官は、鉱物石炭総局の技術局と環境局の鉱山監督官 は、僅か 166 名、鉱業分野(技術、資源保全、健康鉱業安全、環境管理)の鉱山監督官の訓練・教育の合格 者は 1,050 名いるとした。 同広報官は、監査官の監督対象会社数は、石炭・鉱物を含めて国内に約 6,500 社あるとした。鉱山監督 官と鉱山会社との理想的な比率は、地理的な条件や利便性にもよるが、1:7 から 1:5 だが、現状の鉱山監督 官数は、まだ理想からかけ離れており、新たに 834 名から 1,134 名の鉱山監督官が必要だとした。また、 地方政府には、鉱山監督官の希望者が、少なくとも 718 名いるとした。 2017 年度の鉱山監督官の運営費と人件費の総予算は 2,300 億 Rp と計画されている。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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