中国:連雲港 1~4 月石炭輸入量 339%増

中国:連雲港 1~4 月石炭輸入量 339%増
2016 年 6 月 2 日掲載
5 月 20 日付けの地元報道によると、連雲港検験検疫局情報では、連雲港税関の輸入石炭は大幅に増加
し、1~4 月の貨物重量 117 万トン(前年度同期比 339%増)及び金額 7,301 万 USD(前年度同期比 371%増)で
あった。
中国全体での石炭輸入量は、人民元のレート変動の影響を受けて、1~4 月は 2.5%減だが、連雲港税関
の石炭輸入量は大幅に増加した。
貨物種類では、1~4 月輸入石炭は、主に原料炭、一般炭が全体の 66.07%を占め、従前の無煙炭中心か
ら大きく変化した。
2016 年 1 月 1 日に、中国・豪州自由貿易協定が正式開始となり、豪州炭の関税が大幅に下落、1~4 月
豪州炭比率が全体の 52.01%となり、豪州は連雲港税関における主要な石炭輸入先となった。
(石炭開発部 辻
誠)
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