中国:神華寧煤 400 万トン石炭製油プロジェクト 8 月試運転を開始予定 2016 年 6 月 2 日掲載 5 月 18 日付けの地元報道によると、神華寧煤の石炭製油ガス化三段黒水装置 280kW の低圧循環水ポン プ高圧電気設備が正式に試運転段階に入った。専門人員は試運転方案手順に基づき操作を行い、2 時間の 試運転を経て、電気設備の各項目の運行パラメータは安定を保ち、第 1 回試運転は成功した。 寧夏自治区党委員会書記、人民代表大会常務委員会主任は、寧東能源化工基地の視察時に、世界一流に 照準を合わせ、絶えず進歩を求め、石炭製油プロジェクトを逸品工程、模範工程とする努力を強調。神華 寧煤集団公司の 400 万トン/年石炭製油プロジェクトの責任者によると、 プロジェクト総投資額は 550 億元、 土建工程、鉄骨構造設置はすべて完成し、備品は 95%以上が到着、設備設置は 89%完成、配管は 98%完 了、メーター設備設置は 46%完了。 同プロジェクトは、2016 年 8 月 10 日のメタノール装置の合格品生産を目指し、油製品 A 線も正式に生 産を開始する予定。 11 月 20 日には油製品 B 線を開始し、 年末にはプロジェクトフロー全てが整う見込み。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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