新年度のスタートから早一ヶ月。新しい環境にも、それぞれのペースで慣れてきてくれている子どもたちです。 大型連休中も規則正しい生活を心掛け、生活リズムが乱れないようにしましょう。連休明けに元気に登園でき るかどうかのポイントにもなります。 【予防接種の接種状況をご確認ください】 ◎年齢の低い子どもたちは、感染症にかかると重症化したり、後遺症が残ったりすることがあります。 罹患や流行を防ぐこと、罹患しても症状を軽くすませることを目的に、予防接種を受けましょう。 ◎母子手帳と照らし合わせて、接種し忘れがないか今一度ご確認ください。 宇治市のホームページでも、予防接種が受けられる医療機関の紹介などが載っています。 ◎子どもたちの健康状態の把握の為、年度途中に予防接種を受けられた際には、担任までお知らせ ください。 【流行性耳下腺炎って!?】 ◎2016 年は流行性耳下腺炎が大流行するのではないかと予想されています。 5 年周期での流行がみられ、前回の流行が 2011 年となっているためです。 ◎有効な予防法はワクチン接種のみで、接種によって概ね 90%が有効な抗体を獲得すると 言われています。感染者と接触したからと、緊急にワクチン接種を行っても、有効ではありません。 1 歳から接種可能ですので、早めに受けておくと良いかもしれません。 <症状> 2~3 週間の潜伏期間ののちに、両方、もしくは片方の耳下腺が腫れてきます。発熱・腹痛・倦怠感が みられることもあります。重症化した場合には、無菌性髄膜炎が 50 人に 1 人の割合で起こります。無菌性 髄膜炎を発症すると、強い頭痛・嘔吐をすることがあります。また、重度の難聴になることもあり、これは 1000 人に 1 人の割合で起こります。年間 700 人が難聴になっていると推測されています。 感染力が強く、潜伏期間も長いことから、集団生活で流行しやすい疾患と言えます。 【生活リズムを見直してみましょう】 子どもたちだけでなく保護者のみなさんにも、新年度・新生活の疲れが出てくる頃ではないでしょうか!? 生活リズムが不規則だと、疲れもなかなか抜けません。そこで、生活リズムを見直してみませんか!? 子どもも大人も、理想は『早寝・早起き・朝ごはん』です!日常で思うように行動することができない状況もある と思います。「まずは『早寝』から…」等と、無理のない範囲で始めてみてはいかがでしょうか。 早寝を繰り返すと、自然と早く眠くなります。早寝が定着したら「次は『早起き』…」と、徐々にリズムが整って いくと良いですね。 ◎お子さんの睡眠時間や食欲等に変化があったり、園での過ごし方で気になる点があったりする場合は、 遠慮なく職員へお伝えください。
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