子どもたちが、健やかで、たくましく成長する ためには、規則正しい生活が不可欠であり、中で も「早寝・早起き」はその基本と言えます。私た ちの体は、十分な睡眠で朝すっきりと目覚め、1 日の活動が意欲的になります。 平成27年度全国学力学習状況調査の結果では、 奈良県の小学6年生は、全国と比較すると「毎日 同じくらいの時刻に寝ている児童の割合が少ない」 という結果でした。規則正しい睡眠習慣は、起床 時刻にも影響があり、「早起き」にもつながります。 平成27年度全国学力学習状況調査結果 から 平成27年度全国学力学習状況調査によると、 「毎 日同じくらいの時刻に寝ている、どちらかといえ ば寝ている児童ほど国語・算数・理科の正答率が 高い」という結果でした。規則正しい睡眠習慣は、 学力にも関係が深いことがデータからも明らかに なっています。 平成27年度全国学力学習状況調査結果 から 早寝・早起きするための工夫 大人は、大人の生活リズムに子どもを巻 き込まないで、子どもの規則正しい生活 ①朝、カーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。 リズムを優先させることが大切です。 光にあたって動くことで、体温が上がり、子ども の身体が活発に動き出します。 ②昼間にしっかり体を動かしましょう。 夜には疲れて眠れるように、日中はしっかりと体を ③夕食は決まった時刻にとりましょう。 動かすことが大切です。 朝食や夕食の時刻が決まっていると、生活リズム 全体が作りやすく、早寝につながります。 ④寝る前のテレビやゲームに注意しましょう。 寝る前にテレビ等明るい光を浴びると、メラトニ ン(眠気のホルモン)の分泌が妨げられます。 子どもと親の育ちを応援します! 奈良県立教育研究所教育経営部教育企画係 ※御意見・御要望をお聞かせください。
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