2016年4月25日投資情報室週間市場レポート（2016年4月18日～22日）（1）日本の株式・債券市場株式市場の動き (円） 22,000 （2013年1月4日～2016年4月22日、日次） (ポイント） 2,000 ■先週の日本株式市場（日経平均株価）は、週初18日（月）は円高や原油安、熊本での地震などを受けて前週末比約572 20,000 1,800 円安と大幅に下落しました。その後は、週末まで円高の一服 18,000 1,600 や原油価格の上昇、堅調な米株価などを背景に買いが優勢 16,000 1,400 加緩和策への期待感が広がり、日経平均株価は19日（火） 14,000 1,200 となりました。次週に日銀の金融政策決定会合を控えて、追～22日（金）の4日間で約1,296円上昇しました。（週末引け値：17,572.49円）日経平均株価（左軸） 12,000 1,000 東証株価指数（右軸） 10,000 ■週間では、日経平均株価は4.30％の上昇､東証株価指数は 800 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月） 3.39％の上昇でした。出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成債券市場の動き 1.2 (％）（2013年1月4日～2016年4月22日、日次） ■先週の日本債券市場（10年国債）は、週半ばまでは、原油価格や株価の下落を受けたリスク回避の動き、良好な5年債入日本 10年国債金利 1.0 札の結果などから買いが優勢で推移しました。金利は、20日 0.8 （水）に一時過去最低水準に並ぶ－0.135％まで低下しました。 0.6 週後半は、高値警戒感や米金利上昇を嫌気した売りと翌週の日銀金融政策決定会合での更なる追加緩和策を期待した 0.4 買いとが交錯して横ばいで推移しました。（週末引け値： 0.2 －0.110％） 0.0 ■週間では、10年国債金利は0.005％の上昇でした。 ‐0.2 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 1/2 <審査確認番号H28-TB21> （2）米国の株式市場市場の動き（ドル） ■先週の米国株式市場（ＮＹダウ）は、週初から原油安の一（2013年1月4日～2016年4月22日、日次） 20,000 服や米主要企業の決算が良好であったことなどから買われ、20日（水）まで3日連続で上昇しました。21日（木）は、高 18,000 値警戒感や欧州株安などから一旦下落しましたが、22日（金）は、米景気や米主要企業の業績が改善しつつあると 16,000 の期待感が高まったこと、原油価格が堅調に推移したことなどから上昇して引けました。（週末引け値：18,003.75ドル） 14,000 ダウ工業株30種平均 ■週間ではNYダウは0.59％の上昇となりました。 12,000 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成（3）外国為替市場市場の動き（円） 130 （2013年1月4日～2016年4月22日、日次）（円） 160 ■先週の米ドル/円相場は、週を通じて原油安の一服や米株価上昇、米景気への期待感を背景にドル買い円売りが 120 150 110 140 100 130 継続しました。週末にかけては、翌週の日銀金融政策決定会合での更なる追加緩和策への思惑も重なり、ドル買い円売りの動きが強まって週の取引を終えました。（週末引け値：111円75銭～85銭） 90 ■週間では米ドル/円は2.79％の円安、ユーロ/円は2.27％の円安となりました。 120 米ドル/円（左軸）ユーロ/円（右軸） 80 110 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 2/2