2016年4月18日 投資情報室 週間市場レポート (2016年4月11日~15日) (1)日本の株式・債券市場 株式市場の動き (円) 22,000 (2013年1月4日~2016年4月15日、日次) (ポイント) 2,000 ■先週の日本株式市場(日経平均株価)は、週初11日(月)は 円高の進行を受けて3日ぶりに下落しました。その後14日 20,000 1,800 (木)までは、円高の一服やNYダウが昨年来の高値を付け 18,000 1,600 16,000 1,400 14,000 1,200 たこと、資源価格の上昇、中国経済への警戒感の後退など から買いが優勢となりました。日経平均株価は12日(火)~ 14日(木)の3日間で約1,159円上昇しました。15日(金)は、前 日までの短期的な急上昇などから売りが優勢となり、前日比 63円安で週の取引を終えました。(週末引け値:16,848.03円) 日経平均株価(左軸) 12,000 東証株価指数(右軸) 10,000 ■週間では、日経平均株価は6.48%の上昇、東証株価指数は 1,000 13/1 5.72%の上昇でした。 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 800 16/1 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとに ニッセイアセットマネジメントが作成 債券市場の動き (%) 1.2 (2013年1月4日~2016年4月15日、日次) ■先週の日本債券市場(10年国債)は、週前半は、30年国債 の入札を控えて様子見傾向のなか、需給の引き締まりが継 続しているとの見方も根強く買い優勢で推移しました。週後 0.8 半は、30年国債の入札が低調であったことや原油価格・株 0.6 価の上昇から金利が上昇する場面もありましたが、週末18 日(金)には、日銀の国債買い入れオペが順調であったこと 0.4 などから金利は3月中旬以来となる水準まで低下しました。 0.2 (週末引け値:-0.115%) 0.0 ■週間では、10年国債金利は0.040%の低下でした。 日本 10年国債金利 1.0 ‐0.2 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとに ニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価 証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しております が、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将 来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投 資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 1/2 <審査確認番号H28-TB17> (2)米国の株式市場 市場の動き (ドル) ■ 先週の米国株式市場(NYダウ)は、12日(火)から14日 20,000 (2013年1月4日~2016年4月15日、日次) (木)にかけて欧州株価や原油価格の上昇、中国経済への 警戒感の後退などから買われて3日続伸し、約9ヵ月ぶりの 18,000 高値水準となりました。15日(金)は、高値警戒感や欧州株 価、原油価格の下落などが嫌気され、小幅下落して週の取 16,000 引を終えました。(週末引け値:17,897.46ドル) 14,000 ■週間ではNYダウは1.82%の上昇となりました。 ダウ工業株30種平均 12,000 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとに ニッセイアセットマネジメントが作成 (3)外国為替市場 市場の動き (円) 130 (2013年1月4日~2016年4月15日、日次) (円) 160 ■先週の米ドル/円相場は、11日(月)に約1年5ヵ月ぶりに 107円台後半まで円高が進んだ後、12日(火)から14日 120 150 110 140 100 130 (木)にかけては、日米欧株価や原油価格の上昇を受けて ドルを買う動きが強まりました。15日(金)は、原油価格の 下落や低調な米経済指標などを受けてドル売り円買いが 優勢となりました。(週末引け値:108円70銭~80銭) ■週間では米ドル/円は0.64%の円安、ユーロ/円は0.38% の円高となりました。 90 米ドル/円(左軸) 120 ユーロ/円(右軸) 80 110 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとに ニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価 証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しております が、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将 来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投 資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 2/2
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