平成2 5年度 工学部第一部推薦入試 〔Pロ『題 二 物理コ ー機械工学末斗一

平成25年度工学部第一部繍入試[問題:物理]
一 機 械 工 学 科 一
問題1 図のように,質量の無視できる長さ1の糸の一端が固定されており,他端に質量mの物体
が取り付けられている。最初,物体は糸が水平方向になるように固定されている。ただし,物体
の最下点での水平面からの高さは力である。また,糸は伸縮したりたるんだりしないものとし,
空気抵抗は無視する。重力加速度をgとする。
(1)糸が水平方向を向いている状態から静かに物体を放した。その後,物体が最下点に達した
とき(糸の方向が鉛直方向と一致したとき)の速さγ,およびこのときの糸の張力の大きさτを
それぞれ求めよ。
(2)さらに糸が鉛直方向に対して角度θ回転した位置で物体が静かに切り離された(ただし,0
<θ<90°)。切り離された直後の物体の速さηを求めよ。
(3)物体が糸から静かに切り離された後,物体が到達する最高高度Hを求めよ。
(4)物体が糸から静かに切り離されてから,物体は水平面に衝突した。物体が切り離されてか
ら水平面に衝突するまでに要する時間τを求めよ。
θ
乃
.・
γ
γ
_\修髪\\彩\\修修修こ修x
問題2 図のように抵抗値がそれぞれR1, R2,およびR3の3個の抵抗と起電力γの電池からなる
回路がある。このとき,下記の設問に解答せよ。
(1)3個の抵抗からなるag間の合成抵抗Rを求めよ。
(2)ab間, cd間およびef間にある抵抗に流れる電流の大きさ4b,4d,4fをそれぞれ求めよ。
(3)回路全体で消費される電力Pを求めよ。ただし,ジュール熱による抵抗の温度変化は無視
する。
a
γ