演習3 演習3 問題1解答 問題1 時速72kmで走っていた車が壁に衝突し,衝突後 0.5秒後に止まったとする。乗っていた人に働く平均 的な加速度は,重力加速度のおよそ何倍か。 問題1 時速72kmで走っていた車が壁に衝突し,衝 突後0.5秒後に止まったとする。 乗っていた人に働く平均的な加速度は,重力 加速度のおよそ何倍か。 (加速度,速度の単位に注意すること) 解答:およそ4倍 時速72kmは 問題2 福岡県西方地震の際,玄界島では高さ 80cm×幅25cm の墓石が転倒していた。もし ここに高さ100cm×幅30cm の墓石があった としたら転倒していたかどうかを判断しなさい。 1 演習3 問題2解答 問題2 福岡県西方地震の際,玄界島では高さ80cm×幅 25cm の 墓 石 が 転 倒 し て い た 。 も し こ こ に 高 さ 100cm×幅30cm の墓石があったとしたら転倒して いたかどうかを判断しなさい。 解答:○(転倒する) b 30 25 h 100 80 これより80×25の墓石よりも小さい加速度が推定さ れるため,転倒していたと考えられる。 3 1000 km 72 72 3600 hr m m s 20 s これが0.5秒かかって0になったのであるから、作用 した加速度(速度の変化率)は、 20 0 0.5 m s m 40 s s2 40 4.08 g 9.8 2 演習4 演習4 解答 問題1 ばねが①の値の時の1質点系の固有周期はい くらか? 問題2 ばねが1/4になったとすると(②),系の固有周 期は①の何倍になるか? 問題3 ばねが①で,減衰が加わった系③の減衰固有 周期はいくらか? ① 80 質量 m (kg) ばね定数 k (N/m) 2880 減衰定数 h - ② 80 720 - ① T 2 80 2 1.047 s 2880 6 ② T 2 m より,T は k に反比例することから, k T の2倍 ③ Td ③ 80 2880 0.05 T 1 h 2 1.049 s 5 演習5の問題 演習5の解答 問題 図のような強制加振外力が作用した時の質点 の変位振幅を求めなさい。 図より k 1.97 10 6 6.28 m 4.99 10 4 12 2 f 2 0.9 5.65 12 増幅率 8 したがって 6 P0 k 98.5 10 3 4.5 1.97 10 6 0.225 [m] U 4 2 0 0 0.5 1 1.5 10 5.65 / 6.28 0.9 h=0.05 2 7 h=0.05 8 増幅率 10 u , u , u P = P0eit P0 = 98.5 kN f = 0.9 Hz m = 4.99×104 kg k = 1.97×106 N/m h = 0.05 6 6 4.5 4 2 0 0 0.5 0.9 1 1.5 2 8 演習6の解答 (1) 演習6の問題 図1, 2は1質点系の応答倍率と位 相ずれを表している。固有周期が T 0.55 s である1質点系のベース に,図3の実線で示すような地動 加速度(正弦波)が作用したとす る。この時1質点系の①応答加速 度振幅と②位相ずれを求めなさい。 応答倍率, 1 1.5 1 1.5 2 2 1 0.5 1 1.5 2 9 図2 演習6の解答 (2) 位相曲線より ≈ ,したがって位相ずれは 2 T 2.6 2 0.5 0.21 [s] (rad) 0.21[s] 位相ずれ, 加速度 (m/s2) 3 0 0 0.5 1 時間 (s) 1.5 2 2.6 2 1 0 0 0.5 1 1.1 1.5 2 11 6.75 1.5 0 0 0 図3 地動に対する質点の応答 地動に対する質点の応答 10 時間 (s) 地動入力 よって応答加速度振幅は 4.5×1.5=6.75 [m/s2] 地動入力 2 0 0.5 0.5 u0 u u0 4.5 応答倍率, ① 0 0 3 1.5 0 応答倍率のグラフより 図1 位相ずれ, 加速度 (m/s2) ② 2 T 2 T T T 0.55 0.5 1.1 加速度 (m/s2) 地動に対する質点の応答 地動の波形より T =0.5s,したがって 5 0 (rad) 地動入力 10 0.5 1 時間 (s) 1.5 2 5 4.5 0 0 0.5 11.1 1.5 2 10 演習7の問題 演習7の解答(1) 2質点系の非減衰自由振動を表す運動方程式は次の ように書ける。 m11 m 21 m12 u1 k11 m22 u2 k 21 k12 u1 0 k 22 u 2 0 m11の値を求めよ。 〃 m12 〃 k11 〃 k12 〃 k22 m2=5.5kg k2=6kN/m m1=100kg k1=100kN/m 13 演習7の解答(2) 問題6, 7 振動数方程式(特性方程式)を解いて,固有 周期T1,T2を計算しなさい。 1,2 k11m2 k 22 m1 k11m2 k 22 m1 2 4m1m2 k11k 22 k12 k 21 106000 5.5 6000 100 2m1m2 2 100 5.5 106000 5.5 6000 1002 4 100 5.5 106000 6000 6000 6000 2 100 5.5 819.1, 1331.8 1,2 28.62, 36.49 [rad/s] T1,2 0.220, 0.172 [s] mij,kijの値を求めなさい。 100 0 u1 106000 6000 u1 0 0 5.5 u 6000 6000 u 0 2 2 下図に示す諸定数が与えられたとき,以下の問いに 答えよ。 問題1 問題2 問題3 問題4 問題5 問題1~5 15 m11 = 100 (kg) m12 = 0 (kg) k11 =106000 (N/m) k12 = -6000 (N/m) k22 = 6000 (N/m) 14
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