ブラジルの金融市場動向 Weekly Report

2016年3月7日
ブラジルの金融市場動向 Weekly Report
【2016年2月27日~2016年3月4日の推移】
【1】為替動向
先週のブラジル・レアルは上昇しました。原油価格の上
昇や中国の銀行預金準備率の引き下げなどを背景に、
外部投資環境が改善されたほか、Copom(金融政策委員
会)で政策金利が据え置かれたことも安心感につながり
ました。2015年10-12月期のGDP(国内総生産)が前年同
期比-5.9%と市場予想よりもマイナス幅が小さかったもの
の、前期からさらに悪化しました。
今週は、ECB(欧州中央銀行)理事会の結果や中国の
経済指標などが注目されるほか、国内の材料としては、2
月のインフレ率や、3月3日(現地)に開催されたCopomの
議事録が発表されます。インフレ率の落ち着きが見られ
れば、金融緩和サイクルへの転換が意識されレアルの好
材料になると思われます。また、ルセフ大統領の弾劾を
めぐる動きや政権交代への期待が高まる可能性にも注意
する必要があります。
【ブラジル・レアル 為替推移】 (2016年2月5日~2016年3月4日)
36
(円/レアル)
(レアル/米ドル)
円/レアル(左軸)
34
1.50
レアル
2.00
レアル/米ドル(右軸、上下反転)
30.27
32
2.50
30
3.00
28
3.50
26
4.00
24
高
安
4.50
3.76
22
5.00
2/5
2/12
2/19
2/26
3/4
※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。
【2】金利動向
先週のブラジル債券市場は金利が低下しました。中国
での予想外の銀行預金準備率の引き下げを好感し、週
初から大幅に金利が低下して始まりました。その後も、大
手石油会社をめぐる汚職調査が進展したことから、ルセ
フ大統領の弾劾と政権交代によって政治環境が好転す
るとの期待が高まり、金利の低下が続きました。
【ブラジル 金利推移】
16.0
(2016年2月5日~2016年3月4日)
(%)
2年国債
15.5
15.0
今週は、引き続き原油価格の動向や主要国の経済指
標などの外部環境に影響されると予想されます。国内の
材料としては、2月のインフレ率や、Copomの議事録が注
目材料となるほか、ルセフ大統領の弾劾をめぐる動きや
政権交代への期待が高まる可能性にも注意する必要が
あります。
14.5
14.27
14.0
13.5
2/5
2/12
2/19
2/26
3/4
【3】主要経済指標
発表日
3/3
3/3
3/4
3/9
3/10
発表頻度
毎月
四半期
毎月
毎月
毎月
期間
-2015年10-12月期
2016年1月
2016年2月
2016年1月
指標名
SELICレート
GDP(前年同期比)
鉱工業生産(前年同月比)
インフレ率(前年同月比)
小売売上高(前年同月比)
データ
14.25%
-5.9%
-13.8%
---
(参考)前回
14.25%
-4.5%
-12.1%
10.71%
-7.1%
(出所:ブルームバーグより大和投資信託作成)
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