衰退を続ける日本の中間層

今月の視点
衰退を続ける日本の中間層
─ 中間層衰退が示す構造改革の「担い手」不足 ─
みずほ総合研究所 経済調査部 部長 太田智之
日本経済
なぜ賃上げは本格化に至らないのか
─ 中小企業に巣食うデフレマインドの払拭が鍵 ─
欧州動向
EU離脱か残留か
─ 無視し得ない英国のEU離脱リスク ─
アジア動向
ポストAECのASEAN市場統合
─ 物流の円滑化は進展もサービス自由化は漸進的 ─
政策動向
新たな時代に入る日本の電力市場
─ 小売り自由化に続き発送電分離・ガス市場改革へ ─
海外通信
トランプ旋風の背景
─ 目覚めた「普通」の米国人、苦悩するエリート ─
今月のキーワード
インフラファンド市場
今月の視点
衰退を続ける日本の中間層
─ 中間層衰退が示す構造改革の
「担い手」
不足 ─
日本経済
なぜ賃上げは本格化に至らないのか
─ 中小企業に巣食うデフレマインドの払拭が鍵 ─
欧州動向
EU離脱か残留か
─ 無視し得ない英国のEU離脱リスク ─
アジア動向
ポストAECのASEAN市場統合
─ 物流の円滑化は進展もサービス自由化は漸進的 ─
政策動向
新たな時代に入る日本の電力市場
─ 小売り自由化に続き発送電分離・ガス市場改革へ ─
海外通信
トランプ旋風の背景
─ 目覚めた
「普通」
の米国人、
苦悩するエリート ─
今月のキーワード
インフラファンド市場
みずほリサーチ April 2016
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今月の視点
衰退を続ける日本の中間層
─ 中間層衰退が示す構造改革の「担い手」不足 ─
の
化が
の
るが、
は、中間層 中 に
る
国
き
も
とした
な
に
ん
、
、
して
で
き
す
る予
を
る
、
を
な
と
れる
がる所
に、 を
たな
し、こ
ではな
。
る き
が
て
、
まり、その
こと
した
るのが、 成
に
な
た
、この
、 本にお
がり
る
は、
て
る。
る
に
。も
た
ん、実
ことが
る。
が
で
所
所
れな
目す
きは、
の
さである。
を
ー
の
所
の
りも
の
所
がある。
る
の
して、
が
して
には、
(1985年=100)
120
で
実に
が
を
115
米国
し
110
した
の
は
に
た
105
高齢化の
影響考慮
100
米国
で
にほ
に
て実
所
たと
●図表1 日米の実質中位所得
である。
、その
した
に
。た
本の実
な
の実
を
る。こ
た
はな
の
本ではほ
と
にす
の
な
ると、
して
。
し
に ながる構造
みたものである。これに
んでお
が
の
して
て
ず
された
は
、
を
にも
たと
、
、 では
の
る
。
を
し
足
な
の
れる
で
を
に
として
る。それは
は、
た。それが
には 得
は
のなさに
を
るが、 続的
した。
本
れた。そして
に
の
が
、また
の変
いる
は の
「担い手」
の
の
はいない
調査部 部長 太田智之
みずほ総合研究所 り
は が
の 得分 が が
が り がり
改革が不
に
た 得
な日本の中間層衰退
合
を
は、その実
を
る
として、実
で
で
所
95
90
に
り
を
した
す
。
に
て
日本
85
1985 88
91
94
97 2000 03
06
09
12 14 (年)
高齢化の影響を考慮した系列
(破線)
は、
みずほ総合研究所による試算。
(注)
(資料)米国商務省、厚生労働省、総務省より、みずほ総合研究所作成
今月の視点
に
て
しされた
を
実に変
お
もある。し
してもなお、 り
りはな
。
の実
そ
も
また
本の
の
がある。それは、
が
る
に
所
の
が
の所
も
が
成
た
た
な
してお
たことを
して
な
し
る
を
の
る
が
す
が
まる
に
が、こ
所
でも
、
の
す
総
きとの
では
す
きとの
を
に
の
も
す
確にして
ー
では
を
した。
を
た
た
のお
が
きが
ま
れれ
のタ
断する
性は
を
する
て
て
の
る
、
各
にあるとみて
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に向き
することではな
す
が
が
で
と
のはも
て
る。あと
て
れな
みを
。
れて
を
る
る
な
もしれな
に
が、 ま
して
りの
、 し
を
て目の
の
実を
の
の
に
に
に
。も
も
を
たこ
は、
ではな
に
るので
の
となり
に
とする
し、
に
の
る。
が
る
が
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。
となる
みを
した
に、
を
と
成を
に
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な
とな
に
性とそれに
が
に
である。そもそも
たてるのではな
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さ
を
が
れるのは、
お
う
する
。
する
は
の
との
ん
る
なの
、
る。
な
は
が、
して
ことを
総
れ
でも
に
の
で、
とを
な
。
として、 を
を
を実
の合
に
が
し、
こそあれ、成
の
は、 の
ことが
の
し、
ある。
総
み
では
まることは
の
は
き
合、
の
を
を
の
には、
に
判を
は、成
は、
が
き
内
である本
される。
。その
れる
は
は
る。
、
されたが、それに
りを
の
が
の
で、
に
る。
。
が
。し
を
の
として、
に
。
として
きとの
しも
確
で
の
を
き合
は、
は、
な
総
を
ではな
の
内
て
で
とも
が
である
では、
の成
と
な
て、
とともに、
ー
の
は
に合
。
な
の
に
の変
こと
は
で
て
しを
もある
実は、
となる。所
。
、
る
の
である。
。
を
の
る
する
した
して
な
に
した
そ
が
みる
は所
に
が実
の
の
に
は
り
には
とな
で実
、
な
を
るとの
が
る実
それに
の
る。
る
とする
き本
た
せて、その
に
き
でも変
。これ
れて
り
こそあれ、 る
を
、
する信
であり、それを
れるが、
。 し
てそれは
される。
、
に
はみてとれな
するのに合
が
本
の
所
で
した
に
の
る。
はほ
な
にと
が
総
が
が
に
的な
なるも
が
て
、 本でも
は、
と
する
の
しの
と、 本
で所
とな
り、 本で
なる
る
で
。 本では、
な
す
て
は、 ー
には、
れるが、
し
所
されたとしても、 本
した
。
て
と
し、そ
せな
には、
に
き合
。
と
ことが
日本経済
なぜ賃上げは本格化に至らないのか
─ 中小企業に巣食うデフレマインドの払拭が鍵 ─
の
が
ない
も
たい
の
し
な
が
の
し、
目
は
は
ん
こと
ー
、
予
となる
の
を
た
の
が、
に
成
、
する
き
さを
てみた
的に、
な
を
し
し、
に
と
の
するた
の変
た
な
て
の
に
する
きを
の
てな
に
る。
に
す
の
を
目でみても
る。
が
る
を
を
に
。この
な
と
。も
とも、
に
した
が
れて
である。
て
た
を
されてきたのは、
の
成
るはずである。
的な
を
信を
は
の
きは
きに
を
性は
では、
る
とし
が
の
が
す
の
成
んで
に
は、
る
きになれ
な
でさ
に
を
に
されてきた
て、
と
たな
、
の
の
。
し
いた
、
が
みに
て
たと
の
は、
、
にお
●図表1 春季賃上げ率と期待成長率
合、
、ある
て、これまで
な
に
る
した
り
があるとは
の
に
が
が
。
を
デ
に
の
の
、
成
では、この
デフレに
は
が る
と
。
の
が る
る
ことでもなさそ
となりそ
を
の基
の
た
の
の
た。
と
そこで本
ま
、 す に
の
んでおり、
を
には、
する
しする
。
合
と
がい
は構造改革 通
できる
の
い いる
る。デ
を実
での
は、
が
て
の
の
。 実、
し
企業の
を
的な
い いる
いる企業
、
で、
の きは
するために、
も
て、
、
が企業の
の
に
る
は
(%)
(%)
7
4.5
賃上げ率(厚生労働省ベース)
賃上げ率(連合ベース)
期待成長率(右目盛)
6
4.0
3.5
5
3.0
4
2.5
3
2.0
1.5
2
1.0
1
0
1990
0.5
95
2000
05
10
16
0.0
(年)
(注)1. 期待成長率は、
5年後の実質業界成長率。
2. 連合ベースは、
第2回集計
(毎年3月下旬頃)
の集計値。
3. 賃上げ率は、
定期昇給を含むベースの値。
(資料)厚生労働省「民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況について」、内閣府
「企業行動に関するアンケート調査」、日本労働組合総連合会「春季生活闘
争回答集計結果について」より、みずほ総合研究所作成
日本経済
てさ
を
な
ことが
とな てしま た
での
にと
性を
に
成
ず、
が
を
する。こ した
の
の変
ほ
の変
各
に
な
の
を
する
の
の
目すると、
それとは
が
にと
たた
の
が
した
にお
ても、
、
る。
を
が
を
な
ま
に
の
そ
。
して
な
して
に
て
ᵏᵗᵖᵔ
ᵏᵗᵗᵎ
ᵏᵗᵗᵓ
ᵐᵎᵎᵎ
ᵐᵎᵎᵓ
ᵐᵎᵏᵎ
ᵐᵎᵏᵓ
ᵎή
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵗ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵓ
ᵎᵌᵓ
ᵎᵌᵑ
ᵒᵌᵑ
ᵏᵌᵔ
ᵐᵌᵓ
ᵐᵌᵗ
ᵒᵌᵔ
ᵕᵌᵎ
ᵏᵏᵌᵕ
ᵏᵎᵌᵕ
ᵏᵐᵌᵓ
ᵏᵕᵌᵕ
ᵏᵗᵌᵔ
ᵏᵔᵌᵔ
ᵏᵔᵌᵐ
ᵏᵐᵌᵔ
ᵏᵑᵌᵏ
ᵏᵒᵌᵔ
ᵐᵎᵌᵏ
ᵏᵐᵌᵔ
ᵏᵔᵌᵏ
ᵏᵑᵌᵔ
ᵏᵏᵌᵎ
ᵓᵌᵓ
ᵓᵌᵒ
ᵎᵌᵏ
῍
ᵎᵌᵗή
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵒ
ᵎᵌᵖ
ᵎᵌᵒ
ᵎᵌᵐ
ᵎᵌᵏ
ᵎᵌᵒ
ᵎᵌᵒ
ᵐᵌᵎ
ᵑᵌᵏ
ᵐᵌᵐ
ᵐᵌᵐ
ᵓᵌᵐ
ᵔᵌᵒ
ᵕᵌᵔ
ᵗᵌᵒ
ᵏᵐᵌᵓ
ᵏᵏᵌᵕ
ᵏᵐᵌᵖ
ᵗᵌᵎ
ᵕᵌᵐ
ᵗᵌᵔ
ᵏᵏᵌᵏ
ᵗᵌᵔ
ᵏᵑᵌᵑ
ᵏᵔᵌᵒ
ᵏᵐᵌᵎ
ᵏᵑᵌᵎ
ᵏᵏᵌᵑ
ᵏᵏᵌᵗ
ᵏᵌᵎ
῍
ᵏᵌᵗή
ᵏᵌᵏ
ᵔᵌᵒ
ᵒᵌᵐ
ᵏᵌᵎ
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵏ
ᵎᵌᵕ
ᵐᵌᵏ
ᵖᵌᵏ
ᵗᵌᵕ
ᵏᵏᵌᵕ
ᵏᵎᵌᵔ
ᵏᵔᵌᵕ
ᵐᵕᵌᵖ
ᵑᵓᵌᵎ
ᵑᵔᵌᵏ
ᵑᵖᵌᵗ
ᵒᵑᵌᵖ
ᵒᵔᵌᵓ
ᵒᵗᵌᵎ
ᵒᵕᵌᵕ
ᵒᵒᵌᵎ
ᵑᵓᵌᵒ
ᵑᵖᵌᵐ
ᵒᵓᵌᵒ
ᵒᵑᵌᵏ
ᵒᵓᵌᵎ
ᵒᵓᵌᵗ
ᵒᵏᵌᵐ
ᵑᵑᵌᵔ
る
の
の
き
の
の
したと
こ
した
は
が
る
を
き
し
はしな
。この
できな
た
を
るとすれ
で
るを
れる。
したとしても
るまでは
にデ
が
し
変更は容
が
の
に
となる
た
、 き
がデ
みもあり、
が
な
た
を
とな
る。 本
は、
し、
が
が
はな
を
に
お
に
もなお
を
予
、
と
の本
として
を
となる。
●図表2 賃上げ率の分布
ச฼
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵎ
ᵐᵌᵐ
ᵏᵌᵒ
ᵒᵌᵓ
ᵒᵌᵑ
ᵏᵌᵗ
ᵏᵌᵑ
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵑ
ᵏᵌᵐ
ᵔᵌᵖ
ᵑᵌᵐ
ᵐᵌᵒ
ᵏᵌᵕ
ᵏᵌᵕ
ᵎᵌᵖ
ᵎᵌᵔ
て
り
ることが
が
た。し
ての
に
が
れ、デ
に
れる
に
ての
の変
と
と
たが、
本
できる。この
にと
た
予
が
が
にと
にでも
は、おお
て
して
Ṵᵎᵌᵏή
す
は、
することができる。
を
ては
たと
の
る
る
にと
ことが
してしま
、
て
たことが
たと
する
として
に
て
に、デ
て
を
デ
を保
ことが、
ま
こと
ても、おお
たり のこと、 まり
は、
の
」
の
て、
も確
が変 しても、
を
の
るのである。
る「
この
の
の
、
合が
、 まり
にお
る。
ここ
は
したものである。 が
の
がある
い
ることができる。
に
て
ることが、
的な
のものとして
を して る。デ
の
の
ずに
の り変 りは、
確
の
せとな
して る。ここ
とは、
変
を
ての
ᵐᵌᵎ
῍
ᵐᵌᵗή
ᵖᵌᵖ
ᵏᵒᵌᵒ
ᵒᵌᵔ
ᵑᵌᵗ
ᵎᵌᵓ
ᵎᵌᵒ
ᵏᵌᵗ
ᵕᵌᵔ
ᵐᵎᵌᵔ
ᵒᵓᵌᵒ
ᵒᵔᵌᵖ
ᵒᵔᵌᵗ
ᵓᵐᵌᵕ
ᵒᵖᵌᵓ
ᵑᵗᵌᵒ
ᵑᵔᵌᵖ
ᵐᵑᵌᵗ
ᵏᵕᵌᵕ
ᵏᵖᵌᵒ
ᵐᵎᵌᵎ
ᵐᵔᵌᵖ
ᵐᵒᵌᵑ
ᵑᵎᵌᵐ
ᵐᵏᵌᵎ
ᵐᵐᵌᵒ
ᵏᵖᵌᵐ
ᵐᵒᵌᵏ
ᵐᵎᵌᵔ
ᵐᵗᵌᵔ
ᵑᵔᵌᵖ
ᵑᵌᵎ
῍
ᵑᵌᵗή
ᵏᵐᵌᵔ
ᵒᵑᵌᵎ
ᵏᵓᵌᵔ
ᵒᵌᵐ
ᵐᵌᵕ
ᵑᵌᵏ
ᵔᵌᵒ
ᵒᵑᵌᵎ
ᵓᵕᵌᵓ
ᵑᵒᵌᵓ
ᵑᵐᵌᵐ
ᵑᵑᵌᵐ
ᵏᵔᵌᵐ
ᵑᵌᵔ
ᵑᵌᵕ
ᵐᵌᵗ
ᵏᵌᵗ
ᵏᵌᵔ
ᵐᵌᵓ
ᵐᵌᵓ
ᵐᵌᵗ
ᵑᵌᵖ
ᵑᵌᵏ
ᵐᵌᵏ
ᵐᵌᵏ
ᵐᵌᵑ
ᵏᵌᵖ
ᵒᵌᵑ
ᵕᵌᵔ
ᵗᵌᵏ
ᵒᵌᵎ
῍
ᵒᵌᵗή
ᵒᵓᵌᵗ
ᵐᵓᵌᵗ
ᵒᵗᵌᵑ
ᵏᵒᵌᵓ
ᵔᵌᵎ
ᵕᵌᵗ
ᵑᵗᵌᵕ
ᵑᵒᵌᵐ
ᵕᵌᵔ
ᵑᵌᵑ
ᵑᵌᵎ
ᵐᵌᵔ
ᵏᵌᵓ
ᵏᵌᵏ
ᵎᵌᵗ
ᵎᵌᵓ
ᵎᵌᵐ
ᵎᵌᵕ
ᵎᵌᵒ
ᵎᵌᵒ
ᵏᵌᵔ
ᵏᵌᵒ
ᵏᵌᵔ
ᵎᵌᵕ
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵕ
ᵏᵌᵐ
ᵏᵌᵖ
ᵏᵌᵖ
ᵏᵌᵕ
ᵓᵌᵎ
῍
ᵓᵌᵗή
ᵐᵐᵌᵔ
ᵔᵌᵕ
ᵏᵖᵌᵖ
ᵓᵒᵌᵓ
ᵒᵐᵌᵒ
ᵓᵏᵌᵖ
ᵑᵒᵌᵗ
ᵔᵌᵐ
ᵏᵌᵓ
ᵎᵌᵕ
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵖ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵐ
ᵎᵌᵏ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵐ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵕ
ᵎᵌᵔ
ᵏᵌᵕ
ᵎᵌᵐ
ᵎᵌᵎ
ᵎᵌᵓ
ᵎᵌᵒ
ᵎᵌᵖ
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵐ
ᵔᵌᵎή
ˌɥ
ᵕᵌᵕ
ᵐᵌᵑ
ᵔᵌᵒ
ᵐᵏᵌᵐ
ᵒᵕᵌᵎ
ᵑᵓᵌᵗ
ᵏᵓᵌᵔ
ᵐᵌᵒ
ᵏᵌᵎ
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵔ
ᵎᵌᵐ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵓ
ᵎᵌᵐ
ᵎᵌᵏ
ᵎᵌᵏ
ᵎᵌᵑ
ᵎᵌᵕ
ᵏᵌᵑ
ᵎᵌᵎ
ᵐᵌᵗ
ᵏᵌᵏ
ᵏᵌᵐ
ᵎᵌᵏ
ᵎᵌᵒ
ᵎᵌᵑ
ᵏᵌᵎ
ᵏᵌᵔ
ᵎᵌᵖ
(注)
1. 色が濃いほど数値が高いことを表す。
2. 定期昇給を含むベースの値。
(資料)厚生労働省
「賃金引上げ等の実態に関する調査」
より、
みずほ総合研究所作成
中小企業
の
が
の本
これまでみてきた
は、とり
の
、
が
予
の
はおお
では、
ま
が
に
にと
を
な
る。
まり
でも
み
れずに
て
ることは、
と
を
し
の
れ
ると
そ
。それ
を
ことは
する
まず、
でみた
を
な
の
の
を
しな
し
では、この
が
の
ことを
が、
では、な
に、
が
の
的な
る。さ
の
とした
予
して
本
にみると
る。
、
て
の
。
を
では
されて
予
で
実、
化
りは、
。
に
が本
。
資となる
たりの
が
て
な
に
ことが
の
れる。 本
り
が
を
とする
であ
合と
たり
の
、
予
て
が
に
るまでには、ほ
の
が
の実
に
が
ことも
の
を
せる
て
ー
が実
の
実
に
に
は
の
作りが
し
も
にな
て
る
の実
を
の
さ
た
的
の
の
の実
を
てきたにも
本
ず、
な
を
に、
。
な
の
ー
実に
みも
を変
させ
な
を
し
ることで、まずは
て
がある
。
の
で
たり
には
れる
となる。も
デ
した
合、
予
の
が
ん
し
しん
り
との
に
れ
さ
はあまり
に
には
の
に
と
、とり
の
した。成
が
でも
が、それ
に
が
みが
ると
ま
て
こと
が
判があるが、 本がデ
、ま
るのではな
を
すには
。
の 間が
が
に
に
み
き
れな
エ
ノ
調査部
スト [email protected]
●図表4 経常利益と賃下げ予備軍の関係
(%)
(賃上げ率0%以下の割合、%)
30
大企業
中小企業
25
40
35
大企業
中小企業
30
20
25
15
20
15
10
10
5
5
▲4.9
∼▲2.5
り
は、
き
の
となる。
での
ではな
。
●図表3 企業規模別の賃上げ率の分布
0
成
ての
り
みずほ総合研究所 に、
に
であ
資な
れる。
に
と
この
ことが
性の
の
までもな
情報
しすることが
ることは容
。その
る。
の本 化には、 る
て
ことが
に、
に
に
合は、
と
には、
なみに、
が変
には、
と
す
の
、
した
し、
も、
して
れ
を
を
て、
の
する
を
れる。
を作
するた
成
を
こ
の基
を
としては、
の
に、
る。
した
して
、
予
。
の
ではあるが、
な
に
こ
る。
る。
ことは
実
、
もなお
の
る。
の
の
。 実、
に
されて
は
き
さ
と
合
に
予
をみると
は
はまず
る
た。
が
的にも
的
たのは
の
れる。
ることが
的
を
では
の
での
さ
が、その
に
し、
とが
ん
の
0
0.5
∼ 0.9
1.5
∼ 1.9
2.5
∼ 2.9
3.5
∼ 3.9
4.5
∼ 4.9
%)
(賃上げ率、
(注)
1. 2015年の値、
全産業、
定期昇給を含むベースの値。
2. 大企業は企業規模が5,000人以上、
中小企業は100 ∼ 299人の企業。
(資料)厚生労働省「賃金引上げ等の実態に関する調査」より、
みずほ総合研究所
作成
0
50
2018年頃に
解消
2015年
100
150
200
250
300
(1人当たり経常利益、2000年=100)
(注)1. 賃上げ率0%以下とは、
定期昇給、
ベースアップともに行っていないことを示す。
2. 2005∼15年の値、全産業。大企業、中小企業の定義は図表3に同じ。
(資料)財務省「法人企業統計調査報告」、厚生労働省「賃金引上げ等の実態に関す
る調査」より、みずほ総合研究所作成
欧州動向
EU離脱か残留か
─ 無視し得ない英国のEU離脱リスク ─
英国
は、
する
国
EU 離脱の
発
した
が EU 離脱
は
した場
離脱が
る
英国政
う国
し
に
り、 の
、英
市場への
りは
の
では、
日
の
に実
の
ー
は
発
ない 国
しい
す
が
の
に
する
性が
すると予
した。
まれ
、
な
、
りの
される。 は
性があり、 本にと
が
を
で
の
を
される。
さず、
な
は
、英国は EU
きは
し
ない 英
になる
が国
は予断を
は
ても
的に
の
れる
ではな
。
て
の
は
は
。
が
の
きのみな
確実性は
を
した
ず、
き
合、
の
まる。
の
な
きなものとなる
の
を
、
。
、
に
た
で
で
と
された
て
に
る
、 ー
は
の
と
として
ずれも
、
に
の
が予
タ
が
では、
的にも
の
が
は
の
された
される。
的にも
きた
はおお
。
が
が
し
の
を
変わらない
悪くなる
合、
の
内側:2017年
に
外側:中期的
た
合、
するとの
の
の
に
が
には、
をみ
して
良くなる
る
。
る
。
では
●図表1 EU離脱の英経済への影響に関するアンケート
が
の
に
と
さな
は
ても、
であると
る
の
して
された。
の
は予断を
り、
るものの、
で
る
性 の
の
る
は
にお
の
の
する
での
総
の
の
きに
その他
は
が
的
。
の
が
が
としては、
する
の実
のみな
性が
を
した
。実
に、
には、
ず
(注)
エコノミスト100人超に対するアンケート。
(資料)2016年1月3日付英フィナンシャルタイムズ紙より、みずほ総合研究所作成
り
したこと
が
、
が
して
の
が成
に
ることな
が
であり、
は
となる との
て
れる
をして
が
で
ること
、
る
る
り
は、
ことを
の
り
き
に
の
し、
に
まりな
も
を
に
が
た
的な
の
な
ことにな
、
との
に
とする
を
り
にと
性の
する
て
して
な
を
の
り
し
が
はず
まり
。更に、
の
に
は、
が
も
、
と
の
にと
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したことも
離脱に
きにと
予
の
と
の
を
な
するのは
する
し
。
が
する
性があり、
き
ることになる。 本
として
に
して
る
する
に
れ
。
に
が
たな
、
に
し
。
せて
。
みずほ総合研究所 りは無い
は
の
た
。
としても、
を
を
な
きづ
を
の
は、
なが
し、
の
がなされた
の
、
確実性が
て
したこと
な
なる。
を
きな
と
されな
は
に
告する
そのものを
が
たな
に
合、
では、 の
を
に
な
まりなが
は
を
ての
と
にと
は
の
となるが、その
の
上
主任エ
ノ
調査部
スト kenichiro. oshi [email protected]
の
で、
で
合
の
いずれの 成国も、その 法上の要件に
1
を決めることが
る。
●図表2 EU離脱に関する世論調査
す
(%)
55
残留
離脱
態度保留
50
45
40
って
合から
の
すること
す
。
事会が 定する指 に らして、 合は、
成国との 合の
の関 についての 組みを考 に入れて、
のための取り決め
国との 定を
し
する。同 定は、
合の
2 を 定する
運営に関する
第 21
3 に って
する。それは、
の
を得て、
により 合のために
す
する。
基本
は、
定の
発生の日 はそれが い場合にはこの
2 にいう
ものとする。た
の
で
3
会一致でこの時間を
だし、
事会が
の
長することを決定する場合はこの りではない。
35
30
25
この
20
4
15
10
2012
が
ては
を
きであ
して
することに
まることのデ
ー
を
れ、
の
の
の
ず、
に
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となり
ー
を
の
で、
は
には更に
の
の合
ることは
合、
の
。この
、
。
が
して
は、
て
れた
る。
に
に
な
の
に
て
な
ー
の
ーとなる と
が
は、
に
な
た
とり、
。
になる。
することに
り
る
保
が
を
ことにな
にとり、
ると
した
の
の
の
資
を
、
ー
の
のな
を
、
、
に
るには
が
を各
がある。
は、 タ
を
の
す
び
の
特定多
13
14
15
16 (年)
2012年12月、
2015年8月は調査未実施のため、
線形補完。
1カ月に複数調査が
(注)
あった場合は平均値。
2016年3月のみは3月2日∼ 3日に実施された直近値。
(資料)
YouGovより、
みずほ総合研究所作成
5
い。
は、
す
の適用上、
す
合の運営に関する
合から
した国が再
49 にいう手続 に う。
(注)下 は
。
(資 )東信 「ベーシック
することを
の
第23
の
3(b)に定
める場合、その要
集」
より、
みずほ総合研究所作成
する。
は、第
アジア動向
ポストAECのASEAN市場統合
─ 物流の円滑化は進展もサービス自由化は漸進的 ─
に
ン
る
ン
E
は、インフ
通
進
E
の
も
が目
は物流
が進
の進
した
が発足した 発足に
に
、物流の円滑化が進
サービス自由化は、
進に向
た
、
ト
ク物流の自由化
め
う
し
も漸進的な進
に
を
が続
る
ハノイ・ホーチミン間の
南北高速鉄道・道路
ラックフェン港
及び
ハノイへの道路
ブンアン深海港
第3メコン国際
友好橋
ベトナム・ラオス
国道9号線
ダナン港
サワン・セノ
経済特区
南部経済回廊
チャンパーサック
物流パーク
カイメップチー
パイ港
カンボジア国道
1号線・5号線
がある。
、
、
の
が
で んで る
。し
し、 をまた
の
な
が
れ
てお ず、 での
み
な
作
が
にな ており、 的
が き
の
にもな てきた。そこで、
の
を
する
の
が まれ
てきたが、
に
の
とな て た
ーが
したことで、 きが
した。
は
に
て
の作 が
れてお
り、
が正 に
すると、 本
が
するタ
を
とする
が き
することになる。これに り、
にお て
は、
の
が
的
タ
を基 にして、
な
を する
、
が正 に
した。
タで
たとこ 、
が
て
ーが
に を るな
は
内の
性 を
て、
の
的な
を
させる との
が
れた。
は
に
て 内の
に
、 ー
の
の
を
てき
た。
に
ては
の
●図表1 メコン地域のインフラ整備
では、
で
品目
ラオス国道
品目
の
が
して
11号線
ビエンチャン
る。
経済特区
さ に、
と
東西経済回廊
アジア・ハイ
で
な
の
が
れ
ウェイ1号線
てきた。そのな で、 本
タイ・ミャンマー
重要な税関
第2友好橋
の
が
の
に
ポイント
タ 、
、
ダウェイ港
、
ー、
の
ラノン港
の
り れを
る
が
に
とな
、
が進
ネアックルン橋
プノンペン環状道路
では
な
プノンペン港
の
(資料)経済産業省
る
、
きが
ー の
することになりそ
E
を
。
サービス自由化は
、 ー
続
ては、
ー 、
ー
、タ 、
、
、
と
、
、
ー、
を
せずに、
ー
み
に基づ て
に
れた
ー で
が
れてきた。
に
するはず
た
ー が、 内
との
に
を した
の
に
り れて たが、
に
が
を
させたことで
した。
が
に
する
の
にな たと
ことであ
。
ー の
に
て、
で
性を す
にお る
の 資
の
が
に き
れた
。
に
する
ー
の
が ん ことは
でき
。
し し、
ー で
資の
が
れた その
ー
に まれる
にお ては、
品 とに
を
し
て、
に
して
する き 、
に
を
た
で 資
の
を
が目
て る。たと
、
では 品、 料、た こ、
、
、
の
で
の 資が
れ
も
ー
の
ー が
、
ー
では
で
れた
の
資 を たした 合に
り
を容 、と
た
が せ れて
る。
に り
が
されて る実
は、 ー
の ー
の さを
させる
ッ
に
ー
ー
の
第
ッ
目
ー
ジ
第
ッ
200 年
分野
分野
資
ー
ー
第9
2012年
資
分野
ッ
ー
2013年
資
資
分野
資
先 合分野
(情報
インフラ、電 商取
引、観光など)
29
51
29
0
ロ スティクス分野
9
49
9
51
9
0
49
42
51
66
51
その他
ー
ス
2
(注) 先 合分野は、観光、e(資 ) E 事務
E (情報インフラ、電
資
ものである。
の
で 成されな
た
は、
に たに
された
ー
までの
に
がれることにな
るが、
も きな
は
みに
。
の
ー
までの
にお
ては、
を
て
との
目 があ
たた に 成 を
タ
することができた
が、
ー
では
目 と
の
が
れ、
合の
的な
の
が
し な た。この
には、
ー
で
る目 を
て 成できな
たと
、
ー
で目 を
ることに各 が
にな てしま た
の
と
ことがある
。そもそも内
と
基本
に
の
合は、
に する
が
な
みとな て るが、
の
タ
が し なれ 、
的な 合
を す
も きに
なる。
この
に
合の
の れが
されるな 、
では、
に
が
する
が
合 に
たことが、
に
を
る
性
はありそ
。
には、
ー
、
、
ー
、
が
みであ
る。これ の は
に して
りも
の ー
を
ことになる。
にお る ー
の
ー
を
れることに り 内の
を し
、
資を
も と
があるの
。 に
に して 資誘 で
に
たされること の
、
、
、タ もまた
の
を
て る
。
本
として
は、
と
が
を
とする
基
ー
の
第10 ッ ー
きと、
が
の ー
2015年
にもた す
に 目
資 資
分野
してお
がありそ
。
みずほ総合研究所 ア
商取引)など。
90
0
上
ア調査部
主任研究員 [email protected]
政策動向
新たな時代に入る日本の電力市場
─ 小売り自由化に続き発送電分離・ガス市場改革へ ─
の
の改革は
に
り
業
きな
に、
もに、電 小売りの
も続 エ
に
い る
いたが、
う
ー市場自由化の
が電
の
的に
に、
に
小売りに
は、
れてきた
た
の電
にも
が
改革の
いう
する
も
に 目する
は、
とに
を
の供 を
てきた。それが、この
は
を
する
を
に
る
にな た。
性な を目 に
なものを
ことができると
で、
が の商
品
ー
と
に ん と
る もしれな 。
このことは
にと ても
を
する
にと ても きな変 であり、
実 を
と
て
であ
。
業
は
は、
これまで
の
自由化が
を
たな
る。
できるた
の り
る市場
、
が
が
て
の
と予
され
化
ここで、
の
に り
される
を 確
しておきた 。
は、
り の
に
る
の 性 である。
の
に、 種
の
を
た
が ま て るが、こ
れ
もこ した きが が て
性が
。
の
は、
の
にも
ほ
。まず
と
た
て
が
れた。そ
の 、
と
に
しが
れ、
ー ーな にまで
が
れた。
は
の
の総
であり、
な
とされる
が たに
された。
これを
て、
の
が
りに
してきて る。
信
、
、
な
種
と
して るほ 、
の
も
を
ての
に り して る。
は、これ
の供
の
みのものを
して
●図表1 電力小売り自由化の経緯
(自由化の割合(電力量ベース)、%)
(契約電力)
100
2016年4月1日
自由化
( 50kW未満)
75
低圧
家庭用など
(50kW以上) 中小規模工場
スーパー 高圧
中小ビルなど
( 500kW以上)
50
25
0
コンビニ
大規模工場
特別
( 2,000kW以上) 百貨店
高圧
オフィスビルなど
2000 年
3月∼
2004 年
4月∼
2005 年
4月∼
2016 年
4月∼
(資料)資源エネルギー庁資料より、みずほ総合研究所作成
【自由化の時期】
の
を すものとな
。
に、
にと ての
の
が
れる。 に
の
な
が
されており、
種
の
な に る
ー
な も提 されて る。
に る
を
して、供
も
な
に
。
に、
の
が
される。
が
的になれ
が されるはずで、
にと
て
は き 。そして
に、
的な
と
して、
での
ー
の
ーの
も
される。
る
策
し
の
り
が実 された
。
の
料
の
と
の
は、
の予 であ
る。この
は
の
性を
る
た の
であるが、
供 に
をきたさな
、
の
資確保のた
の
な を りな
てお
があ
る。
、
と
する で
の
も
れて
。
には、
の
り
が予 されて る。この
には
が
りに
したが、
にはこの の きが 実 する もしれな 。
て
には、
の
の
が
れる
である
と
に
の
性確保の
て 。
この
に、
と
の
が
合される
で総合的な
ー
が 成されて
こと
になる。
に
した
本
とそれに
所の
に り、 が の
ー
を る
は き 変容した。
ーの
ーの
が
れており、
も
もできる
での
ー供
を んで る。そして、これ を たすた の
の
は、 たな
の
を
て
の
にも資すると
される。
し、ここに した
な
が確実にも
た されると
されて る
ではな 。
な
が
りに
し
て るが、
の
が
合
をこの
できる
が
となる。
に
を
た
で
は、
の
もあ て
して る
もある。また、
では
の り が
れるこ
とも
されて る。
は
の
とも
れており、
の
の
が 目される。
も
的に がるとまでは
な 。
ー
な資
の
は
れず、
さ
れる料 に
る
が
れて
、
みずほ総合研究所 政 調査部
は がり す も がり す もなる。
部長 また、 の
を たな
もあるこ
[email protected]
と
、
供 の
性を
に確保して
も
と
る。
で
する
●図表2 電力システム改革とガス市場の改革
の
の
な が まれるとこ
ガス市場の改革
電力システム改革
。
ずれにしても、
り
が
第一
電力とガスの
広域的運営推進機関の設立 2015年4月
にと ても供
にと
段階
相互参入も可能となる
ても実り きものとなる
、
のこ
一体的改革
第二
れ
の
が
なものとなる。
電力小売りへの参入全面自由化 2016年4月
段階
今
の電 ・ガス市場改革
を
れて
は
て
る
は、
。
が
る
とな ており、
の
としての
が
に
ガス市場の小売り全面自由化 2017年4月
も
さ
第三
段階
とし
的
され、
電力料金規制の撤廃
2020年4月
発電事業と送配電事業の分離
ガス導管部門の分離(大手3社) 2022年4月
(資料)資源エネルギー庁資料などより、みずほ総合研究所作成
海外通信
トランプ旋風の背景
目覚めた「普通」の米国人、苦悩するエリート
を
、
にお る
ー は、まさ の実
る。
では
デ
で
報
れな
はな 、とり
はほ
である。
る
「普通」の米国人に
の
が
の
の
を
して
が
ー
に
て
な
、
ー
の
は
ま
る。
の米国
も
が
る
の実
性
は
にお る
は実 には
、
にお ても、
の
であ
る
ある
予
の
では、
は
で
にの る。
り、
保
を
せず、
を
させずに
を実 し
とすれ 、
をも
る
の
成 が
と
されて る。
に
に
が
しても、
の
は
れてしま であ
。
の
が目
たな 、 が
にな
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atsushi.nii [email protected]
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2000
02
04
06
08
(注)
2014年の実質中位世帯所得は5.4万ドル。
(資料)
米国商務省より、
みずほ総合研究所作成
10
12
14
(年)
インフラファンド市場
Q:インフラファンド市場とは
何ですか
Q:なぜインフラファンド市場
が注目されているのですか
A:インフラファンド市場とは、太陽
光発電設備などのインフラ施設を
投資対象とするファンド
(以下、イン
フラファンド)が上場する市場です。
わが国では、2015 年 4月に東京
証券取引所がインフラファンド市場
を創設しました。
2016年3月末時点
でまだ上場銘柄はありませんが、4
月以降には第 1号案件の上場が見
込まれています。
A:インフラファンド市場は主に 2
つの観点から注目されています。
第一に、インフラの整備・運営へ
の民間資金活用です。わが国の財
政事情が厳しさを増す中、インフラ
の整備や運営について民間の資金
やノウハウを活用する必要性が高
まっています。こうした分野に広く民
間資金を呼び込む場として、インフ
ラファンド市場が注目されているの
です。
第二に、投資家の運用ニーズの
多様化です。超低金利下で運用難
が続く中、長期・安定的な運用商品
に対する投資家のニーズが高まっ
ています。インフラファンドへの投
資は①超長期、②安定的なキャッ
シュフロー、③インフレに強い、④
他の資産と低相関、といった特徴
を有しており、投資家の上記ニーズ
に合致すると考えられます。また、投
資対象の多様化は、政府の成長戦
略に掲げられた金融・資本市場の
利便性向上と活性化にも資するも
のと考えられます。
Q:インフラファンドはどのよ
うな仕組みで運用されるの
ですか
A:上場されるインフラファンドの仕
組みは、基本的に不動産を投資対
象 と する上 場 不 動 産 投 資 信 託
(J-REIT)と同様です。投資家は投
資法人
(または投資信託)に投資を
行い、投資法人は投資家から集め
た資金や銀行借入を元手に再生可
能エネルギー発電設備などのイン
フラ施設に投資します。投資法人は
保有するインフラ施設から得た収
益を投資家に分配します(図表)。
●インフラファンドの仕組み(例)
売電
金額
発電事業者
賃料
分配
投資家
投資法人
投資
電力会社
利息
売電
賃貸
銀行
発電設備を保有 貸付
Q:インフラファンド市場の活
性化に向けた課題はありま
すか
A:まず、上場に適した案件の拡大
です。報道によれば、現在上場準備
が行われている案件の投資先はい
ずれも太陽光発電設備です。市場
の持続的な成長には、他の電源や
社会インフラなどへの裾野拡大が
不可欠です。そのためには、成長戦
略で拡大が目指されているプライ
ベート・ファイナンス・イニシアティブ
(PFI)事業の推進に際して、インフ
ラファンド市場が活用されるよう、
環境を整備していくことも必 要で
しょう。
次に、新しい投資対象であるイン
フラファンドに対して、投資家が投
資しやすい環境の整備です。投資
家が適切に投資判断を行うために
は、情報開示を充実させ、透明性を
高めることが必要です。また、前述
の上場案件の裾野拡大は、分散投
資を通じた投資家におけるリスク
低減の面からも重要です。
最後に、制度面の環境整備です。
インフラファンドに関しては、法制
面や税制面について、実務上の課
題が存在するとの声もあるため、今
後適切な見直しが行われていくこと
が望まれます。
こうした課題を解決し、インフラ
ファンド市場がわが国金融資本市
場における新しい「インフラ」として
定着し、積極的に活用されていくこ
とが期待されます。
みずほ総合研究所 金融調査部
主任研究員 月村拓央
(資料)
みずほ総合研究所
[email protected]
みずほリサーチ
第 169 号 2016 年 4 月 1 日発行
発行:みずほ銀行・みずほ総合研究所
編集:みずほ総合研究所 TEL:03-3591-1400 製作:株式会社 白橋