学力学習状況調査の結果について 本校は,調査を受ける児童数が少ないことから,結果をそのまま学校全体の傾向としてとらえること は難しいのですが,子どもたち一人一人に学習の基礎・基本を身につけさせるための資料として分析して います。本校の児童は,真面目に一生懸命取り組み,わからない問題も粘り強く考えるよさがあります。 以下,本校の弱かった点を中心に,その結果と今後の取り組みについてお知らせ致します。 国 語 算 弱点 数 弱点 ① 国語A:漢字の書き取り ① 算数 A:分度器の目盛りを読む ② 国語B:目的や意図に応じながら、取材した内 ② 容を整理しながら記事を書く問題 算数B:正三角形の性質を基に,示された周 ③ 国語B:楽器の分担の決め方について【楽器の の長さが等しくなる位置を求める問題 ③ 算数B:正三角形の性質や合同な三角形の性 分担図】を基にして書く問題 質を基に㋐の角が 30°になる理由を記述する ④ 国語B:声に出して読むときの工夫とその理 由を書く問題 ▼自分の考えや調べたことをもとにして事実を 「書く」ことを苦手としている傾向がみられま す。 理 科 問題 ④ 算数B:並行四辺形の作図の方法に用いられ ている図形の約束や性質を理解する問題 ▼「図形」の分野を苦手としている傾向がみられ ます。 子ども一人一人に合わせた以下の取り組みから 力をつけていきます 弱点 ① 物質の分野 ② 自然事象に対する知識理解 ▼実験や観察の結果を知識として十分に身に つけていない傾向が見られました。 学習や生活についての質問紙より ▼学校外での一日当たりの学習時間は,1時間以 上2時間未満の児童が多い反面、半数以上の児 童が30分~60分と回答しています。学年× 10分の最低限の学習時間は確保されているも のの,学習時間が短い傾向にあります。 ▼ゲーム・DVD 等のメディアに接している時間は 半数程度が一日2時間以上と答えており,この 数字は全道・全国平均を上まわっています。 ○漢字の日常的な練習と指導の工夫 ○読む,書く活動を通して,自分の考えをまとめ たり,表現したりする学習の充実 ○算数日記を利用した言語指導の充実 ○個別指導によるつまずきの発見 ○書く活動を丁寧に行うことによる記述問題へ の対応力 ○まとめの問題や繰り返し指導の活用による知 識理解の定着 ○「わかる・できる」授業への日常授業の改善 ○宿題,家庭学習の充実による繰り返し指導と学 習時間を増やす取り組み ○アウトメディア等の取り組みから 生活リズムを整える取り組み
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