あけましておめでとうございます

隔月発行 1部10円 平成29年1月号
佐 賀 県 P T A 新 聞
(1)
第584号
あけましておめでとうございます
佐賀市与賀町 1−24
佐賀県PTA連合会
26 2 7 6
☎0952−○2
印刷 佐 賀 印 刷 社
発 行 所
発行責任者
語り合おう!
︵毎月第三日曜日︶
健二
﹁新年のごあいさつ﹂
佐賀県PTA連合会
会長 倉光
しましても被災地の皆様方の気
持ちに寄り添いながら今後も支
援を続けていくつもりです。
さ て 平 成 二 十 八 年 は﹁み ん な
で育てよう!未来を担う子供た
ち!地 域 の 宝 物!﹂を 県 P T A
連合会のスローガンに掲げ、県
内の教育や子育てに関する様々
な機関と協力しながら子供たち
のより良い成長のために活動を
してきました。
単位PTAや地域におかれま
してもそれぞれの課題解決のた
めに様々な活動が行われてきた
ものと思います。
昨年十一月に開催しました県
PTA連合会研究大会多久市大
会では、小中一貫校の新設に伴
うPTA組織の再編、活動のあ
り方について、それぞれの地域
の 特 性 を 生 か し た 新 し い︵小 中
一 貫 校 の︶P T A 活 動 や 課 題 が
報告されました。
また田原優子多久市教育長様
からは多久市が目指す、小中一
宏
ちの曳山行事﹂が全国の﹁山・鉾・
屋台行事﹂の一つとしてユネスコ
の無形文化遺産に登録され、三重
津海軍所跡の世界遺産登録に引き
続き、佐賀県の歴史と文化が再認
識されました。
県 教 育 委 員 会 に お き ま し て も、
佐賀の歴史や文化、人物などを学
ぶことによりふるさとに誇りと自
信を持つ子どもたちの育成に取り
組んでおり、家庭でも話題の一つ
にしていただきたいと思います。
子どもたちの健やかな育成にあ
た っ て は、友 達 と の﹁横の 関係﹂
、
親 や 教 師 と の﹁縦 の 関 係﹂だ け で
なく、地域の方々とのいわゆる﹁な
なめの関係﹂も重要といわれてお
ります。
佐賀県教育委員会
教育長 古谷
﹁新年のごあいさつ﹂
会 員 の 皆 様 に お か れ ま し て
は、輝かしい新年をお迎えのこ
ととお喜び申し上げます。
日頃よりPTA活動に対する
ご理解とご協力に心から厚くお
礼を申し上げます。
昨年四月に熊本県地方を中心
に 発 生 し た﹁熊 本 地 震﹂で は、
会員の皆様には多くの義援金を
寄せていただきました。
当該県の会長様方よりお礼の
言葉がありました。
また東日本大震災の被災地へ
の﹁心 の 絆 教 育 支 援 基 金﹂に
対しましても多くの支援金をい
た だ き あ り が と う ご ざ い ま す。
この場を借りまして、改めてお
礼を申し上げます
私たち佐賀県PTA連合会と
61
あけましておめでとうございま
す。
PTA会員の皆様には、お子様
とともにすばらしい初春をお迎え
のことと、心よりお慶び申し上げ
ます。
平成二十八年は、佐賀県が誇る
陶磁器文化の一つ、有田焼が創業
四百年を迎え、佐賀県が世界の陶
磁器文化の発信拠点となるような
様々な取組が行われました。
ま た、十 二 月 に は、
﹁唐 津 く ん
貫教育の方向性として、自己肯
定 感 に 満 ち た 児 童 生 徒 の 育 成、
小中一貫教育の特性である子供
たちの縦のつながりの尊重、コ
ミュニティースクールのさらな
る推進、学びの楽しさや学び方
を身につけさせる必要性等々に
ついて話していただきました。
これらの話は小中一貫校のみの
課題ではありません、私たちの
単位PTAや目の前の子どもた
ちの教育活動にも共通するもの
で、私たちも同じ思いをもって
子育てに関わっていかなければ
いけません。
い じ め、虐 待、不 登 校、子 ど
もたちの貧困等、子どもの生活
環境には多くの課題がありま
す。特別支援が必要な子供たち
も少なくありません。様々な特
性の子どもたちのそれぞれの教
育環境に必要な支援をしていく
ことが大切です。そのためにも、
私達は今後も日本PTA全国協
議会と連携しながら子どもたち
のより良い学校教育の環境づく
りを目指していきたいと思って
います。
平成二十九年も会員の皆様と
子ども達が健康で心豊かに仲間
と手を取り合い、充実した学校
生活が送れます様ご祈念申し上
げ、新年のご挨拶とさせていた
だきます。
昨年十一月に﹁こどもたちをか
こ む みん なの○
︵わ︶
﹂とい う 主題
で開催された平成二十八年度佐賀
県PTA研究大会の実践報告にお
きましても、地域の方々との関係
が子どもたちの健やかな育成にあ
たって大きな力となっているこ
と、また、地域の方々にとっても、
地域で子どもたちが成長していく
姿 を 見 守 る﹁喜 び﹂に つ な が っ て
いるということを感じました。
こ の よ う な﹁な な め の 関 係﹂づ
くりにあたりましては、PTAが
大きな役割を果たされるものと期
待しております。
今年は、全国中学校体育大会の
剣道とバドミントンが佐賀県で開
催されることとなっており、子ど
もたちの躍動する姿を皆様ととも
に楽しみしております。
最後になりましたが、PTA活
動が一層充実し、会員とお子様に
とりまして、輝かしい年となりま
すようお祈り申し上げまして、新
年のごあいさつといたします。
子どもの後ろ姿には感慨深
いものがあります。ランドセ
ルについた傷や手垢は年月で
あったり、思い出であったり
と、子どもと共に過ごした証
でもあります。やがて子ども
は成長し、年月とともに衰え
ていくランドセル。六年経つ
と役目を終えるかのように家
の 中 か ら そ っ と 消 え て い く。
それは親の心情でもあるかの
ようにそれは物語ってくれま
す。
我が子の初登校前日、背中
が隠れるくらい大きいランド
セルに腕を通し、鏡の前で嬉
しそうにしている姿が懐かし
く思い出されます。登下校の
際 に は、地 区 の 見 守 り 隊 の
方々が、天候が悪い日も子ど
も達の安全を見守って下さい
ました。﹁いってきまーす﹂﹁た
だいま∼﹂と、当たり前のよ
うに聞きなれた言葉も、こう
して沢山の人に見守られて無
事に一日を終えられるという
ことに感謝いたします。そし
て子どもが大人になって役目
が終わったランドセルと出
逢ったときに、成長した自分
を見てもらいたいと思います。
そのランドセルに。
﹁夕暮れの背中も赤き
ランドセル﹂
ランドセル
曲川小P 沖田俊一郎
佐賀県PTA連合会ホームページ http://www.saga-pta.jp/ E−mail [email protected]
﹁家庭の日﹂
会長 倉光 健二
学力向上コーナー
佐賀県教育庁教育振興課
部活を頑張ることです。
とと、新しい中学校での勉強や
の小学校生活を大事に過ごすこ
中学校に進学しますので、残り
私 の 新 年 の 目 標 は、四 月 か ら
阿部 由佳
上峰小
小学校六年生です。
で、今、小 城 市 は 私 と 同 級 生 の
れたのが平成十六年十二月なの
併して誕生しました。私が生ま
成十七年三月に、四つの町が合
私 が 住ん で い る 小 城 市 は、平
右近 彩葉
牛津小
加賀良涼太
滝野中
岩永 快成
武雄北中
小野 駿介
須古小
識」
に関する問題。「国語B」「算数B」「数
学B」は主として「活用」に関する問題。
ていきたいです。
れないで楽しい中学校生活にし
﹁チャレンジ﹂と言う言葉を忘
友達になりたいです。
自分から声をかけて色々な人と
の学校の人とも一緒になります。
三 つ 目 は、友 達 作 り で す。他
けん命頑張りたいです。
の部に入るか迷ってますが一生
二 つ 目 は、部 活 で す。ま だ ど
たいです。
中学校ではあきらめずに頑張り
や る 気 が な く な っ て い ま し た。
学生の時は難しいことになると
す。内 容 も 難 し く な り ま す。小
になると新しい教科もでてきま
一 つ 目 は、勉 強 で す。中 学 生
ることを決めました。
ぼ く は、中 学 生 に な っ て 頑 張
中学生になると小学校ではな
のふるさとでもあります。春は
同級生の﹃小城市くん﹄は、私
小城公園の桜がとてもきれいで、
【グラフ2】
私 は、今 年 武 雄 北 中 学 校 の 生
徒会長になりました。
﹁想像を創
造 に﹂を 目 標 に 夢 実 現 へ の 一 歩
を 踏 み 出 そ う と 考 え て い ま す。
誰もが持っている大きな夢・小
さな夢を発信し、仲間と共有し
ていきたいと思っています。そ
のためには、自分の夢や思って
いることを自由に言えるような
雰囲気を一人ひとりがつくるこ
とが必要です。しかしまだ私自
身も自分の意見が言えなかった
りみんなの前で躊躇したりして
います。だからあと半年を切っ
た生徒会で、もう一度学校を見
直 し、学 級・学 年・部 活 動 だ け
でなく、全校生徒が一体となっ
て す る 活 動 を 計 画 し て い ま す。
私たちの活動で学校全体を一つ
にし、自分の夢をしっかりと語
り合えるような学校にしていき
たいと思います。
か っ た 教 科 の 授 業 が 始 ま っ て、
夏はホタル、秋の空にはバルー
【グラフ1】
僕 の 来 年 の 目 標 は、二 つ あ り
ます。
一 つ 目 は、勉 強 の こ と で す。
高校に入ると、自分の夢を叶え
るための資格を取らなければい
け ま せ ん。そ の た め に も、こ れ
まで以上に毎日の授業をしっか
りと聞き、家での勉強時間を増
やしてみようと思います。
二 つ 目 は、友 達 の こ と で す。
僕はこれまで、人数が少ない所
での生活をしていましたが、高
校に入ると知っている人が少な
く な っ て し ま い ま す。な の で、
自分から積極的に話をしていき、
たくさん友達ができれば、毎日
が楽しくなると思います。
高校生という新しい道を歩い
て い く と 失 敗 が 付 き 物 で す が、
この三年間を楽しみたいです。
内 容 が 難 し く な る と 思 い ま す。
授業をよく聞いて勉強を進めて
私 が 中 学 生 に な っ て も、高 校
いきたいと思っています。
生 に な っ て も、同 級 生。大 人 に
ンが飛び交い、冬は清水の竹灯
んが、バレー部かテニス部に入
な っ て、結 婚 し て、子 ど も が 生
りを見に行くのが楽しみです。
って、上達するよう練習をして
まれて、年をとっておばあちゃ
まります。まだ決めてはいませ
いきたいです。
んになっても、いつまでも自然
ま た、中 学 校 で は 部 活 動 が 始
友達を大切にして楽しく充実し
豊 か な﹃小 城 市﹄で あ っ て ほ し
そ し て、中 学 校 へ 進 学 し て も
た時間を過ごしていけたらいい
い。それが、私の未来の夢です。
家庭学習の時間を増やし、
習慣を身に付けましょう
31.8
と思っています。
%の
分未満﹂
∼
し っ か り と 身 に 付 け る た め に は、
そ の 日 の 授 業 で 学 習 し た こ と を
家に帰ってからも繰り返し学ぶこ
とが大切です。
容 を 定 着 さ せ、子 ど も の 学 習 意 欲
か(学習塾で勉強している時間や家庭教師の先生に教わっている時間も含みます)
子 ど も た ち が 約 4% 、
﹁
ま で を 含 め る と、約
子どもたちが当てはまります。
こ こ 数 年 同 じ よ う な 状 況 で あ
り、大きな課題と考えています。
※勉強時間のデータは
︻ グ ラ フ 1 ︼を ご 覧 く だ さ い 。
な が り、ま た さ ら に 家 庭 で の 学 習
家 庭 で の 学 習 が 次 の 授 業 へ と つ
へとつながっていきます。
や学力の向上に結び付いていきま
勉強時間の差が、正答率の差
となって大きく表れています
子 ど も た ち の 勉 強 時 間 と 学 力 の
す。
こ の﹁繰 り 返 し﹂が 学 習 し た 内
関 係 を み る と、勉 強 時 間 が 長 い 子
そ の た め に は、宿 題 や 読 書 な
ど も ほ ど、正 答 率 が 高 い 傾 向 に あ
ります。
ど家庭学習の時間を増やすよう
42.9
37.4
※数値は平均正答率
(%)
を表します。
第37回市郡連親睦母親ミニ
ソフトバレーボール大会
平成28年10月22日㈯
於 芦刈文化体育館
︻家庭学習の充実︼
にご協力ください!
子 ど も た ち の﹁学 ぶ 力﹂を 育 て
ることは学校の重要な役割ですが、
家 庭 の 関 わ り 方 に よ っ て、そ の 成
果は大きく変わります。
子 ど も た ち 一 人 ひ と り の﹁分 か
りたい﹂、
﹁できるようになりたい﹂
という思いや願いを大切にしなが
﹁1∼2時間未満﹂
切です。
な時間の使い方 をすることが大
国語A 国語B 数学A 数学B
国語A 国語B 算数A 算数B
H28佐賀中3
H28佐賀小6
46.3
48.4
46.2
67.1
66.6
61.3
55.7
60.0
100%
80%
60%
全くしない
※
「国語A」「算数A」「数学A」
は主として「知
75.3
ら、家 庭︵保 護 者︶と 学 校︵教 師︶
が連携して家庭学習を充実させる
の子どもと﹁全くし
ない﹂子どもの正答
率を比べると、教科
お互いの役割を積極的に果たして
家庭 と学 校が 同じ 目的 を共有 し、
い く こ と で、家 庭 学 習 の 習 慣 化 を
図っていきましょう。
学校の授業時間以外に、普段(月~金曜日)
、1日あたりどれくらいの時間、勉強をします
デ
※ータは全国学力・学状況調査における
本県の調査結果によります。
80.3
30 分未満
30 分~1 時間未満
1~2 時間未満
75.8
69.5
64.3
こ と で、子 ど も た ち の 学 力 の 向 上
を図っていきましょう。
で違いますが、9∼
ポイントの差があ
※勉強時間と学力の関係は、
主な課題は、全国に比べ授業以外
での勉強時間が短いことです
佐 賀 県 の 子 ど も た ち の 普 段 の
︻グラフ2︼をご覧ください。
7.2
7.2
5.8
40%
20%
0%
10.1 4.6
8.4 4.2
10.1 4.3
21.7
20.3
22.9
34.8
36.8
36.8
H26佐賀中3
H27佐賀中3
H28佐賀中3
21.4
22.9
20.0
9.5 3.7
9.0 3.5
8.9 3.6
27.3
27.8
26.6
38.1
39.0
38.9
7.3
7.1
7.6
14.0
13.6
14.2
H26佐賀小6
H27佐賀小6
H28佐賀小6
全くしない
30 分未満
30 分~1 時間未満
1~2 時間未満
3 時間以上 2~3 時間未満
14
30
13
勉強時間をみると、
﹁全くしない﹂
ります。
15
第584号 (2)
隔月発行 1部10円
佐 賀 県 P T A 新 聞
平成29年1月号
母親委員長 石
橋恵美子
お だ や か な 新 春 を ご 家 族 で お
迎えのこととお慶び申し上げま
す。
早 い も の で 県 P 市 郡 連 親 睦 母
親ミニソフトバレーボール大会
も三十七回目を迎え、盛況のう
ちに終了することができました。
今 回 は あ い に く の 雨 模 様 と な
りましたが、小城市の役員の皆
様には、朝早くから駐車場の整
理等ご尽力いただきありがとう
ございました。
伊 万 里 市 の 母 親 委 員 の 皆 さ ん
による流行りの音楽に合わせた
準備運動は、しっかりとストレ
ッチしながら楽しく行われ、時
折笑い声も響いていました。毎
回の事ながら開会式では、それ
ぞれのチームカラーが出ていて
見ているだけでわくわくした気
持ちになります。
今回は、市郡連の十三チーム
に加え、県P母親チームと役員
OBチームを結成し、全十五チ
ームで三セットマッチの各二試
合を行ない、コート内外からの
声援は、芦刈文化体育館の中い
っぱいに広がっていました。
母親委員会の中で、親睦なら
で は の ル ー ル︵タ イ ム ア ウ ト は
取らない、メンバー交代もセッ
ト 内 一 回 ま で︶を 導 入 し、審 判
団のスムーズな進行で有意義な
時間を過ごすことができました。
ご 協 力 い た だ い た 全 て の 皆 様
に心より感謝申し上げます。
第六十一回
やざき大会
日本PTA九州ブロック研究大会 み
未来の宝 みんなで育て、
みんなで育つ
第三分科会
﹁地域文化と共に歩むPTA活動﹂
∼日本磁器誕生 有田焼創業四百年を迎えて∼
有田町立有田中部小学校PTA会長 松
尾
佳昭
第六十一回 平成二十八年度
佐賀県PTA研究大会 多久市大会
﹁こどもをかこむみんなの⃝︵わ︶﹂
平成二十八年十一月二十六日︵土︶多久市中央公民館
活 動 を 行 っ た。有 田 が 大 好 き な 子 ど も を 育 む こ と は、
︻主題︼
未来の有り多を豊かにすることに繋がる。
おばちゃん・せんせいのわ ∼
∼とうちゃん・かあちゃん・おんちゃん・
One for All, All for All Smiles
笑顔のために∼
∼ひとりはみんなのために、みんなはみんなの
わ﹄を作り上げましょう。
域 が 手 を 取 り 合 い﹃こ ど も た ち を か こ む み ん な の
長 と、輝 か し い 未 来 を 残 す た め に 家 庭・学 校・地
役割、存在意義を考え、子どもたちの健やかな成
のPTA関係者の皆様がPTA︵育友会︶の果たす
多久市大会に参加していただいた佐賀県内各地
幸いです。
必要なの?﹂の答えの一部でも見つけてもらえれば
題が起こるとは思いませんが、
﹁PTAって本当に
の抱える問題はそぞれ異なるため、一律に同じ問
劇 を 上 演 し ま し た。各 学 校・各 P T A・各 保 護 者
ら?﹂という視点で、その世界を想像し、問題提起
え て い た だ く た め に、今 回、
﹁P T A が な か っ た
す。P T A 組 織 の 存 在、ま た は、そ の あ り 方 を 考
﹁PTAはいらない︵不要論︶
﹂と言う声も聞かれま
社会情勢の変化等がある中一部ではありますが
第 二 部 で は、核 家 族・共 働 き・ひ と り 親 世 帯・
ました。
目指すべき一貫教育の展望等を発表していただき
会組織の取り組み・現在取り組んでいる一貫教育・
育のプロセス・PTA組織設立までの歩み・育友
員 会・東 部 校・西 渓 校・中 央 校 よ り、小 中 一 貫 教
参考に、また、疑問に答えるために多久市教育委
模・配置について各地で検討されています。その、
財政的に厳しい時代になり小学校中学校の適正規
﹁少子高齢化や社会構造の変化﹂自治体においては
育 が 始 ま り 四 年 目 を 迎 え ま し た。
﹁中 一 ギ ャ ッ プ﹂
ら十小中学校を三小中学校に統廃合し小中一貫教
第一部﹁実践報告﹂多久市では、平成二十五年か
西渓校「腰鼓」
﹁やきものの町 有田﹂らしく有田中部小学校独自の
主な活動として①校内焼物展︵町内小学校四校全校
に て 開 催︶と 焼 き 物 づ く り、
②伝 統 産 業 の 職 場 見 学︵三 年・幸 楽 窯、
四年・今右衛門窯、五年・柿右衛門窯、六年・県窯業技術センター︶
、
③伝統の皿踊りを運動会で復活の三事業に取り組んだ。
皿踊りの復活は、多くの地域の方々にも喜んで頂いた。地域文化
を通し、三世代で練習したり、本番で共に踊ったりすることができた。
この活動を通して、有田という地域をさら
に身近に感じてもらう活動ができた。
有田町にとって地域文化であり主要産業
である有田焼を身近に感じ肌で触れてもら
裕矢
︻実践報告︼
第一﹁多久市における小中一貫教育のプロセスと
これからの展望﹂
発表者 多久市教育委員会 田原優子教育長
第二﹁東部校が目指す小中一貫教育﹂
∼校舎一体型でグランド・体育館共有で
の一貫教育∼
発表者 東部校PTA 会長 金ヶ江和文
第三﹁小中一貫教育における育友会組織の
取り組み﹂
∼校舎一体型でグランド・体育館別の
中での一貫教育∼
発表者 西渓校育友会 元会長 川浪 正則
第四﹁多久市立中央小中学校PTA設立までの
歩み﹂
∼校舎・グランド・体育館・図書室別の
中での一貫教育∼
発表者 中央校PTA 会長 辻 恒浩
︻討論会︼
一部﹁寸劇一PTAがなかったら﹂
∼子どもと学校の立場より∼
﹁討論会 PTAがなかったら困ることは﹂
二部﹁寸劇二PTAがなかったら﹂
∼保護者の立場より∼
﹁討論会 PTAの必要性とこれから﹂
ファシリテーター
多久市教育長 田原 優子
討 論 者
県P連 顧問 西岡 豊
東部校 会長 金ヶ江和文
西渓校 会長 副島 潔
中央校 会長 辻 恒浩
実践報告
∼人がつながる、想いがつながる、
子どもたちの未来へつながる∼
記念講演
平成二十八年十月二十九日︵土︶三十日︵日︶
おおいた大会キャラバン隊
いたい。私は特に、この想いを軸に活動し
て き た。
﹁子 ど も づ く り﹂は﹁ま ち づ く り﹂
の第一歩である。この想いが、今後の皆様
の P T A 活 動 の 一 助 に な れ ば 嬉 し く 思 う。
貴重な機会を頂き、感謝。
第一分科会
﹁心豊かな﹂子どもの健全育成を
目指した活動・組織の在り方
り多い分科会となった。
て 自 校 の 取 組 が た く さ ん 紹 介 さ れ、実
各 県 の P T A か ら、組 織・運 営 に つ い
進めていきたい。と提言された。
﹄九州
組織の在り方等を模索しながら取組を
だまだ課題の多い組織ではある。今後も、
活 動 目 的 や 活 動 内 容、運 営 方 法 な ど ま
こ の﹁チ ー ム 唐 津﹂は、
﹃組 織 と し て は、
学 習 に 対 す る 姿 勢 や 生 活 に お け る 規 範 意 識 の 醸 成 に 役 立 っ て い る。
のPTAからみた自校の多くの良い部分や改善点を知ることができ、
また、近隣の学校のPTAと連携︵チーム唐津︶することで、他校
つながり、ひいては生徒の心の豊かさにつながってきている。
を仕組んでいる。そのことが、生徒の安心感や信頼、自己肯定感に
でなく、それぞれの活動ひとつひとつに生徒の﹁心を揺さぶる﹂活動
むPTA活動に取り組んでいる。年間を通して単に活動の消化だけ
まった活動で、その思いを子どもが心で受け止める、豊かな心を育
子どもとの心のつながりを大切にする保護者の思いがたくさん詰
西唐津中学校PTA会長 立
川
皿おどり
︻演題︼
生き抜くための
ふんばる力
︻講師︼
元フジテレビアナウンサー
貴乃花部屋女将 花田 景子 氏
表彰受賞
︵敬称略︶
寸劇
全体会会場
部 屋 の 女 将、そ し て 三 兄 弟 の
母とご自身がたくましく生きて
こ ら れ た 内 容 を、素 敵 な 話 術 で
会場を引き込みました。
今、ス マ ー ト フ ォ ン で の メ ー
一日目は、宮崎県内九分科会、 ル 時 代 の 中、直 接 電 話 を す る こ
特別分科会に分かれて提言校の
と で お 互 い に 伝 え 合 う こ と、食
発表や研究討議が活発に行われ
事 は み ん な で 食 べ る こ と、家 族
ました。
の 奏 で る 音、親 方 か ら の 絶 妙 な
佐賀県からは、有田中部小学
声掛けなどの大切さを話されま
校PTA、西唐津中学校PTA
した。
が発表されました。
こ れ か ら が、辛 い こ と や 苦 し
二日目は、シーガイヤコンベ
いことへの﹁ふんばる力﹂につな
ンションセンターにおいて全体
がるとの内容が感動的でした。
会がおこなわれました。
開 会 式・表 彰・大 会 宣 言・決
議 文 が 採 択 さ れ、ま た、来 年 十
おめでとうございます
月二十一日・二十二日に開催さ
れ る﹁お お い た 大 会﹂を キ ャ ラ
◆団体表彰
バン隊が元気にPRされました。 鳥栖市立鳥栖西中学校PTA
みやき町立北茂安小学校PTA
神埼市立西郷小学校PTA
玄海町立玄海みらい学園PTA
伊万里市立青嶺中学校育友会
太良町立大浦小学校PTA
◆個人表彰
岩橋 一正
野方 徳浩
川尻 圭輔
土井 力
坂本 広樹
浅川 さとみ
討論会
隔月発行 1部10円 平成29年1月号
佐 賀 県 P T A 新 聞
(3)
第584号
子育て応援メッセージ
○
あいさつ習慣 日々努力
○
家 族 の 絆 は 日々食育
○
○
言葉・しぐさで 日々反省
○
子育て楽しみ 日々発見
子育ては大変だ。
我 が 家 に は、長 女、次 女、長
親子でがまん 日々前進
﹁もっと綺麗に字ば書かんば。
﹂
男と三人の子どもがいる。長 男
大 き く な っ て 欲 し い﹂毎 日 ク タ
げることができなかった。
﹁早く
がかかり ほ とん ど 相 手 を して あ
まだ赤 ちゃんだったが、弟に手
女は一才 四ヶ月、年 子の次 女は
が 生 ま れ た 時、長 女 が 五 才、次
これ は、なかなか 字 を 綺 麗 に 書
こう としない三 年 生の息 子への
私の口癖でした。
最 近、私の小 学 校の 卒 業 文 集
が出てきたので、なつかしい思い
で 読 み 返 してい ま し た が、私 が
書いた文 章 を 見てはっとしまし
わ れ て も 素 直 に 頷 け な か っ た。
が 一 番 か わ い い さ か り よ﹂と 言
クタになった。ご近所さんに、﹁今
あれから十年、長 女は十五才の
た。文 集 は 直 筆コピーして 作 成
さ れ た もので、な ん と 息 子 よ り
緒に過 ごせるのか? 皆でご飯
最 近 よ く 考 える。あ と 何 年一
変わらず子育ては大変だ。
四 年 生になった。三者三様で相
受 験 生、次 女 は 五 年 生、長 男 は
字 が 下 手 だったので す。私 の 理
想 を 押 し 付 け てい る ん じ ゃ な い
か と 思い、さっそ く 息 子 に 文 集
を見せ﹁お父さんより字が上手。
﹂
とほめました。
巣 立っていく 子 どもたち。そう
たり、悩んだり・・・。いつかは
を 食 べ た り、出 掛 け た り、笑 っ
じ 目 線 で 子 ど も を 見 つめ る の も
思 う と 子 育 ての 時 間 が 愛 おし く
時には子 どもの頃の自分と同
大事だと思いました。
﹁お父さん
今 はこう 思う。子 育ては大 変
思えてくる。
も字が綺 麗に書ける様になった
からがんばれ。
﹂が今の口癖
だ。でも、楽しみたいと。
桜岡小P 木下 良子
砥川小学校の
PTA活動
砥川小P
会長 吉丸 和博
砥川小学校のある砥川地区は
牛 津 町 と 江 北 町 の 境 目 に あ り、
戦国時代から江戸時代にかけて
石垣や石仏などを彫り活躍した
石工職人が住みついた歴史ある
地区で、学校の創立は古く一四
〇年を迎え生徒数は一五五人と
少ないですが、活発なPTA活
動を一年間を通して行っていま
す。
本 校 で は、厚 生 部・保 体 部・
広報部と三つの専門部から構成
されており、主な活動としては
通学路が国道三四号線に面して
いる為、通学時の交通指導当番、
広報誌の作成、月に二回の読み
聞かせ、産業祭りのバザー出店
などがあり、その中でも夏休み
能古見小学校の
PTA活動
能古見小P
会長 橋爪 清
中に行う運動場の親子除草作業
では、朝から沢山の方々に参加
して頂き少ない時間の中で、広
い運動場等がとてもきれいにな
ります。
また、十二月の初旬に行われ
る餅つき会は前日から準備を開
始し、運動場に釜戸を設置し父
親等が中心となって火を起こし、
子ども達が田植えをし収穫した
もち米を使用して、日頃からお
世話になっている地域の方々を
招待します。餅をつく臼は石工
の里という地元の特徴を生かし
石で出来た臼を使用します。で
きたての餅を親子で丸め、食し、
Vol.
∼小城市・鹿島市編∼
分校では普段は体験できない
﹁田 植 え ∼ 稲 刈 り・芋 挿 し ∼ 芋
掘 り﹂と 分 校・本 校 の 生 徒、保
一一〇番の家に日頃の感謝の気
持ちを込めメッセージにして餅
と一緒に贈ります。
このような活動を通じ子ども
達が元気に、そして安全に学校
生活を送れるように地域の方々
や保護者、学校の先生方と密接
な連携を目指し頑張っています。
砥川小PTAでは地域との繋が
り、人との繋がりを大切にした
活動を今後も続けていきたいと
考えております。
護者、地域の方々も駈けつけ一
緒になって泥まみれで汗を流し
農作業の素晴らしさ、大変さを
体験できる場として分校との交
流も年々深まっております。
最後に当校のPTA会員は全
ての行事において、子どもを見
守 る 姿 勢 が 良 く 見 て と れ ま す。
子どもを思う気持ちは皆一緒だ
と思います。
このPTA活動をとおして当
校のPTA活動が益々発展する
ことを祈念し筆を置きたいと思
います。
●他人にケガを負わせたり、他人のものを壊したりして法律上の損害賠償
責任が生じた場合に補償します。所定の条件を満たした場合、借り物の
損害も補償します。ご家族の方も対象です。
●学校内はもちろん、放課後の遊戯中・クラブ活動中や
休日のレジャー中の事故など様々なケガを補償します。
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単Pの活動
県南西部に位置し、祐徳稲荷
神社やガタリンピックで有名な
鹿島市。その鹿島市の約六割の
広大な面積を誇る﹁能古見地区﹂。
自然に恵まれ、また、自然に育
まれた子ども達が集う場所が私
市PTA球技大会への参加、九
の 出 身 校 で も あ る﹁能 古 見 小 学
月に運動会前の奉仕作業、十月
校﹂で あ る。春、桜 の 花 び ら 舞
に地区合同ふれあい大運動会
う 頃 か ら P T A 活 動 は 始 ま り、
︵地 区 合 同 の 為 す ご く 盛 り 上 が
来春咲き誇るであろう桜の蕾を
り ま す︶。そ れ に 授 業 参 観 を 兼
見る頃にはその年度のPTA活
ね た﹁の ご み っ 子 発 表 会︵各 学
動も無事終わっていることを期
年での出し物︶﹂﹁PTA講演会﹂、
待し筆をとりま
年 に 一 度 の お 楽 し み、
﹁ほ の ぼ
した。
の バ ザ ー﹂な ど、地 域 の 方 々 も
当 校 の P T A
全体での活動は、 気軽に参加できるPTA活動と
なっております。
五月奉仕作業
また、当校には市内に二校あ
︵草 取 り・山 林
る内の一つ﹁浅浦分校﹂があり、
伐 採︶・樹 木 消
毒 に 始 ま り、七
月に心肺蘇生法
講 習 会、八 月 に
(取扱代理店:株式会社コーリン)受付時間:平日午前9時∼午後5時
0120−228−553 佐賀県PTA連合会保障制度事務局
(土・日・祝日、年末年始を除く。)
○制度に関するお問い合わせ先 :
です。
鹿島小P 馬
照夫
場 特色ある
第584号 (4)
隔月発行 1部10円
佐 賀 県 P T A 新 聞
平成28年1月号
佐賀県PTA連合会推薦 小中学生総合保障制度(こども総合保険)
について
お子様を取り巻く様々なリスクに対応します。
※保険商品の概要を説明したものです。詳細につきましては取扱代理店にお問い合せください。
○制度引受保険会社 : AIU損害保険株式会社 東京海上日動火災保険株式会社 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 2016年1月現在の内容です。
承認番号 A−000618 2017-02