Market Report 2015 年 5 ⽉ 20 ⽇ Shinko Asset Management Co., Ltd. 国内景気の緩やかな回復を⽰した 1-3 ⽉期 GDP ◆1-3 ⽉期実質 GDP 成⻑率は年率+2.4% 5 ⽉ 20 ⽇に発表された⽇本の 2015 年 1-3 ⽉期実質 GDP 成⻑率は、事前の市場予想である前期⽐年率+1.6% (ブ ルームバーグが集計した予想中央値)を上回る同+2.4%と、2 四半期連続のプラス成⻑となり、国内景気の回復傾 向を⽰しました。 内訳をみると、個⼈消費が前期⽐+0.4%と 3 四半期連続でプラスの伸びとなったほか、設備投資が同+0.4%、住 宅投資も同+1.8%と、ともに 2014 年 4 ⽉の消費税率引き上げ後では初めてプラスに転じました。加えて、在庫の 増加が成⻑率を押し上げました。⼀⽅で、公共投資が減少に転じたほか、輸出は海外需要の回復や訪⽇外国⼈の⽀ 出により同+2.4%と⾼い伸びを⽰したものの輸⼊の伸びが輸出を上回ったことで、純輸出は成⻑率に対しマイナス の寄与となりました。 全体として、個⼈消費、設備投資、住宅投資の⺠間需要がそろって拡⼤した点は評価できますが、年率+2.4%の 伸びのうち 2%は在庫増によるものであり、国内景気は現在のところ緩やかな回復に⽌まっているといえます。 【 実質GDP成長率と寄与度の推移】 (前期比年率%) 15 10 5 0 -5 純輸出 公的需要 民間需要 実質GDP -10 -15 10 11 期間:2010年1-3月期~2015年1-3月期(四半期) 12 13 14 15 (年) 出所:内閣府のデータを基に新光投信作成 上記グラフは過去の実績を⽰したものであり、将来の経済、市況、その他の投資環境にかかる動向などを⽰唆あるいは保証するものではありません。 ◆⾜もとの経済指標は引き続き景気の回復傾向を⽰唆 他の経済指標に⽬を転じると、景気動向をいち早く反映するとみられる景気ウォッチャー調査(4 ⽉)では、景気 の現状判断 DI が 5 ヵ⽉連続で上昇しているほか、2〜3 ヵ⽉先の景気を⽰す先⾏き判断 DI も 2 ⽉以降景気の拡⼤ 縮⼩の分かれ⽬となる 50 を上回って推移しています。また、1-3 ⽉期の在庫増の動きが気になるところですが、経 済産業省の製造⼯業⽣産予測調査では、4 ⽉以降も⽣産の増加傾向が⾒込まれています。このように、⾜もとの経 済指標は引き続き景気の回復傾向を⽰唆しています。 当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、 その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し 込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。 irr10020 (1 / 3) Market Report 2015 年 5 ⽉ 20 ⽇ Shinko Asset Management Co., Ltd. 【 景気ウォッチャー調査の推移】 60 55 50 45 40 35 景気の現状判断DI 景気の先行き判断DI 30 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 14/7 期間:2012年1月~2015年4月(月次) 出所:ブルームバーグのデータを基に新光投信作成 15/1 (年/月) 上記グラフは過去の実績を⽰したものであり、将来の経済、市況、その他の投資環境にかかる動向などを⽰唆あるいは保証するものではありません。 ◆賃⾦増加を受けた個⼈消費の拡⼤に期待 今後は、在庫を除いた国内最終需要の動向、特に個⼈消費が加速していくかが注⽬されます。これまで消費税率 引き上げや円安の影響を受けた物価上昇に伴い実質ベースの賃⾦の伸びが抑制されたことで、個⼈消費は緩やかな 回復に⽌まりました。しかし、①今年の春闘賃上げ率は昨年を上回り、堅調な企業業績を背景に夏季賞与の増加も ⾒込まれること、②エネルギー価格の下落などを受けて物価が落ち着きをみせていることや消費税率引き上げによ る物価上昇の影響も⼀巡すること――などから、実質賃⾦の増加が⾒込まれます。このため、今後は個⼈消費の拡 ⼤にけん引され、景気回復が加速することが期待されます。 【 賃金の推移】 (前年同月比%) 2 1 0 -1 -2 -3 名目賃金 -4 実質賃金 -5 12/1 12/7 13/1 13/7 14/1 期間:2012年1月~2015年3月(月次) 出所:ブルームバーグのデータを基に新光投信作成 14/7 15/1 (年/月) 上記グラフは過去の実績を⽰したものであり、将来の経済、市況、その他の投資環境にかかる動向などを⽰唆あるいは保証するものではありません。 以上 当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、 その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し 込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。 irr10020 (2 / 3) Market Report 2015 年 5 ⽉ 20 ⽇ Shinko Asset Management Co., Ltd. 投資信託へのご投資に際しての留意事項 【投資信託にかかるリスクについて】 投資信託は、主に国内外の株式や公社債などの値動きのある証券を投資対象としています。投資した当該資 産の市場における取引価格の変動や為替相場の変動などの影響により基準価額が変動します。これらの運⽤に よる損益は、すべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみなさまの投資元本は保証されて いるものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。なお、投資信 託は預貯⾦とは異なります。 【投資信託にかかる費⽤について】 新光投信が運⽤する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費⽤をご負担いただきます。 ■購⼊時に直接ご負担いただく費⽤ ・購⼊時⼿数料:上限 4.104%(税抜 3.8%) ■換⾦時に直接ご負担いただく費⽤ ・信託財産留保額:上限 0.5% ・公社債投信およびグリーン公社債投信の換⾦時⼿数料 :取得年⽉⽇により、1 万⼝につき上限 108 円(税抜 100 円) ・その他の投資信託の換⾦時⼿数料:ありません。 ■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費⽤ ・運⽤管理費⽤(信託報酬):年率で上限 2.484%(税抜 2.4%) ■その他の費⽤・⼿数料 ・上記以外にファンドの監査報酬、有価証券売買時の売買委託⼿数料、資産の保管などに要する費⽤などがかかり ます。 「その他の費⽤・⼿数料」については、定率でないもの、定時に⾒直されるもの、売買条件などに応じて異 なるものなどがあるため、当該費⽤および合計額などを表⽰することができません。 ◎⼿数料などの合計額については、購⼊⾦額や保有期間などに応じて異なりますので、表⽰することができません。 《ご注意》 上記に記載しているリスクや費⽤項⽬につきましては、⼀般的な投資信託を想定しております。費⽤の料率につき ましては、新光投信が運⽤するすべての投資信託(設定前のものを含みます。)のうち、お客さまにご負担いただく、 それぞれの費⽤における最⾼の料率を記載しております。 投資信託は、それぞれの投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国などが異なること から、リスクの内容や性質が異なり、費⽤もそれぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、 事前によく投資信託説明書(交付⽬論⾒書)や契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をご覧くださ い。 商 号 等: 新光投信株式会社 ⾦融商品取引業者 関東財務局⻑(⾦商)第339号 加⼊協会: ⼀般社団法⼈投資信託協会 ⼀般社団法⼈⽇本投資顧問業協会 当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、 その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し 込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。 irr10020 (3 / 3)
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