2 平成26年速報 (1) 季節調整済指数の動向(平成26年・四半期ごと) 季節調整済指数の四半期ごとの動きをみると、 ○生産は、第Ⅱ四半期に上昇の後、第Ⅲ、第Ⅳ四半期は連続して低下 ○出荷は、第Ⅰ四半期が最も高く、第Ⅱ~第Ⅳ四半期は連続して低下 ○在庫は、第Ⅰ四半期から連続して上昇 鉱工業指数の推移(年・四半期) 平成22年(2010年)=100 140 四半期(季節調整済指数) 年(原指数) 130 122.8 122.8 120 1 110 1 100.8 100 96.4 93.5 90 92.4 9 80 生産(平均値) 出荷(平均値) 在庫(末値) 70 22 23 24 25 26 年 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 22年(2010年) ( 年 23年(2011年) 24年(2012年) 25年(2013年) 26年(2014年) 年 1 (2) 原指数の動向(平成26年・年間平均) 原指数の年間平均は、前年比で、生産は3.2%と4年ぶりの上昇、出荷は4.1%と4年ぶりの上昇、 在庫は13.2%と2年ぶりの上昇となりました。 年次別鉱工業指数(原指数) 平成22年(2010年)=100 生 産 出 荷 在 庫 年次 年平均 前年比(%) 年平均 前年比(%) 年末値 前年比(%) 22 23 24 25 100.0 93.9 91.2 90.6 △ △ △ 15.6 6.1 2.9 0.7 100.0 98.4 98.1 96.8 △ △ △ 21.1 1.6 0.3 1.3 102.9 108.4 114.7 108.5 △ 7.3 5.3 5.8 5.4 26 93.5 3.2 100.8 4.1 122.8 13.2 (注)平成26年の数値は速報値であり、今後年間補正等により修正されることがあります。 (3)生産・出荷・在庫の動向 生産指数(原指数)は、93.5で前年比3.2%と4年ぶりの上昇 はん用・生産用・業務用機械工業15.1%、電気機械工業25.5%、電子部品・デバイス工業8.6%など 11 業種が上昇し、情報通信機械工業△41.0%、その他工業△22.3%、化学工業△3.7%など 6業種が低 下しました。 出荷指数(原指数)は、100.8で前年比4.1%と4年ぶりの上昇 はん用・生産用・業務用機械工業17.1%、電気機械工業21.0%、電子部品・デバイス工業9.5%など 10 業種が上昇し、情報通信機械工業△18.0%、その他工業△12.5%、プラスチック製品工業△4.9%など 7業種が低下しました。 在庫指数(原指数・年末値)は、122.8で前年末比13.2%と2年ぶりの上昇 電子部品・デバイス工業32.9%、食料品工業27.1%、電気機械工業48.4%など 10業種が上昇し、はん 用・生産用・業務用機械工業△13.0%、窯業・土石製品工業△14.5%、情報通信機械工業△3.1%など 生産指数 項 目 業種数 上 昇 低 下 11 6 主 な 業 種 はん用・生産用・業務用機械工業 電気機械工業 電子部品・デバイス工業 情報通信機械工業 その他工業 化学工業 前年比(%) △ △ △ 15.1 25.5 8.6 41.0 22.3 3.7 主 な 品 目 回転電気機械 電子部品 電子計算機及び関連装置 医薬品 出荷指数 項 目 業種数 上 昇 低 下 10 7 主 な 業 種 はん用・生産用・業務用機械工業 電気機械工業 電子部品・デバイス工業 情報通信機械工業 その他工業 プラスチック製品工業 前年比(%) △ △ △ 17.1 21.0 9.5 18.0 12.5 4.9 主 な 品 目 回転電気機械 電子部品 電子計算機及び関連装置 プラスチック製品 在庫指数 項 目 業種数 上 昇 低 下 10 6 主 な 業 種 電子部品・デバイス工業 食料品工業 電気機械工業 はん用・生産用・業務用機械工業 窯業・土石製品工業 情報通信機械工業 前年末比(%) △ △ △ 32.9 27.1 48.4 13.0 14.5 3.1 主 な 品 目 味そ・しょう油 ※「主な業種・品目」については、寄与度(全体に与える影響)の大きいものを掲載してあります。 ※「主な品目」については、対象事業所数が少数の場合は掲載していません。 ※前月比が横ばいの業種は業種数に含みません。 ※「はん用・生産用・業務用機械工業」に係る、「主な品目」の( )内は次の区分によります。 (は):はん用機械 (生):生産用機械 (業):業務用機械
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