平成27年9月30日 セントラル短資株式会社 総合企画部・企画調査グループ 8月の鉱工業生産・出荷・在庫指数速報 (9/30 経済産業省大臣官房調査統計グループ 発表) ★8月の鉱工業生産は前月比▲0.5%と2か月連続のマイナス。 基調判断を「総じてみれば、生産は弱含んでいる。」に下方修正した。 •今月は、生産、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇であった。 •製造工業生産予測調査によると、9月、10月とも上昇を予測している。 •総じてみれば、生産は弱含んでいる。 平成27年8月の鉱工業生産・出荷・在庫指数 平成22年=100 項目 生産 出荷 在庫 在庫率 季節調整済指数 原指数 指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%) 97.0 0.2 ▲ 0.5 89.5 ▲ 0.5 88.2 0.8 95.7 114.1 2.2 0.4 117.2 6.1 127.5 1.0 119.1 製造工業生産予測調査(季節調整済前月比(%)) 平成22年=100 27年8月 9月調査 8月調査 2.8 27年9月 見込み 0.1 ▲ 1.7 27年10月 見込み 4.4 鉱工業生産・出荷・在庫・在庫率指数の推移(季節調整済) 平成22年=100 120.0 110.0 100.0 90.0 13/8 13/11 14/2 14/5 14/8 14/11 15/2 15/5 15/8 生産 出荷 在庫 在庫率 ◎8月の生産・出荷・在庫動向 1.生産 生産は、前月比▲0.5%の低下であった。 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、輸送機械工業等が低下し、プラスチック製品工業、 石油・石炭製品工業、化学工業(除.医薬品)等が上昇した。 2.出荷 出荷は、前月比▲0.5%の低下であった。 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業等が低下し、輸送機械工 業、石油・石炭製品工業、鉄鋼業等が上昇した。 3.在庫 在庫は、前月比0.4%の上昇であった。 業種別にみると、鉄鋼業、化学工業(除.医薬品)、はん用・生産用・業務用機械工業等が上昇し、輸送機械工業、電気機 械工業、金属製品工業が低下した。 ◎製造工業生産予測調査 製造工業生産予測調査によると、9月は前月比0.1%の上昇、10月は同4.4%の上昇であった。 9月の上昇は、電気機械工業、情報通信機械工業、化学工業等による。10月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工 業、輸送機械工業、電気機械工業等による。 この資料は、直近の情報を基に、マーケットにかかわるトピックス・材料をご紹介しております。しかし、情報の確実性・完結性・最終性を表明するものではありませ ん。マーケット環境・規制の変化により、変更される場合があります。また、無断で複製または転送等を行わないようお願い申し上げます。 金融商品のお取引には価格変動等によるリスクがあります。金融商品のお取引には手数料等をご負担頂くものがあります。 金融商品取引法に基づきお渡しする書面や目論見書をよくお読みください。 セントラル短資株式会社 登録金融機関 関東財務局長(登金)第526号 日本証券業協会加入
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