平 成 2 8 年 3 月 1 0 日 広島労働局労働基準部労災補償課 広島中央

平 成
28 年 3 月
10 日
広島労働局労働基準部労災補償 課
広島中央労働基準監督署における文書の誤送付について
広島労働局(局長
星 直幸)は、広島中央労働基準監督署(署長 落合
正典。以下「広
島中央署」という。
)において発生した文書の誤送付について、下記のとおりその事実を確認の
上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。
記
1
概要
広島中央署において、被災労働者Aさん(以下「Aさん」という。
)に係る労災保険給付状
況等について、裁判所から文書送付嘱託を受け、Aさんの所属事業場であるB社に、裁判所
への文書提出についての意向を照会する文書を送付する際に、Aさんの氏名を記載すべきと
ころ、誤って別の被災労働者Cさん(以下「Cさん」という。)の氏名を記載し送付した。
照会文書には、Cさんの氏名等の個人情報が記載されていた。
2 事実経過
(1) 平成 28 年2月 18 日、裁判所からの文書送付嘱託に係る当事者への同意確認に対する
Aさんからの同意書が広島中央署に提出された。
(2) 同月 19 日、広島中央署労災課の職員Xは、B社宛てに裁判所への文書提出にかかる意
向を照会する文書を、過去に同種の照会を行った際のデータを上書き修正して作成した
ため、被災労働者氏名の修正が一部漏れ、本件と関係ないCさんの氏名が記載されたま
まB社宛て送付した。
(3) 同月 29 日、B社から広島中央署宛てに回答書が郵送され、職員Xは回答書1枚の被災
労働者氏名にCさんの氏名が記載されていることに気付いたが、すぐに管理者に報告せ
ず、同年3月4日に管理者に報告し、この時点で誤送付が判明した。
(4) 同年3月4日、広島中央署労災次長及び労災第2課長がB社を訪問し、氏名の誤記載
について謝罪し理解を得るとともに、照会文書を回収した。同日、Cさん宅に謝罪のた
め訪問するも面談できず、後日改めて謝罪に伺いたいと電話をし、同月8日、労災第2
課長がCさんと面談し謝罪した。
3 発生原因
(1) 照会文書を作成する際に、個人情報等が記載された過去のデータを上書き修正して作
成したこと。
(2) 照会文書の記載内容について、決裁時及び発送時にチェック体制が機能していなかっ
たこと。
4
再発防止策
(1) 広島中央署においては、平成 28 年3月 7 日、管理次長から相談員を含む全職員に対し
て照会文書作成の際にデータの上書き修正を行わないこと、文書作成時及び発送時の内
容確認の徹底及び個人情報漏洩のおそれがあることを認識した段階で速やかに報告す
ることの徹底等を指示した。
(2) 広島労働局においては、同月7日の労働基準監督署長・公共職業安定所長合同会議に
おいて、局内課室長並びに管下の全労働基準監督署長及び公共職業安定所長に対し、文
書作成時及び発送時の内容確認の徹底を含めた個人情報漏洩防止対策の徹底を指示した。
また、同月9日、総務部長から局内課室長並びに管下の全労働基準監督署長及び公共
職業安定所長に対し、個人情報を含む通知文等をデータの上書き修正により作成しない
こと、決裁時及び発送時のダブルチェックの徹底及び情報漏洩のおそれがあることを認
識した段階で速やかに報告することの周知徹底を文書で指示した。
今後、当局労働基準部労災補償課から、個人情報を含む照会文書等の作成方法及び決
裁時における確認の徹底を文書で指示する予定である。
〔担当〕広島労働局労働基準部労災補償課
労災補償課長 上眞 完二
労災管理調整官 船本由美子