広島労働局 Press Release 厚生労働省広島労働局発表平成２７年３月２０日広島労働局職業安定部担職業安定課長天野順治当職業安定課長補佐林雅夫電話０８２（５０２）７８３１福山公共職業安定所における文書の誤交付について広島労働局（局長河合智則）は、福山公共職業安定所（所長宮村洋）において発生した個人情報を含む文書の誤交付について、下記のとおり当該事実を確認の上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。１概要福山公共職業安定所（以下「福山所」という。）において、失業の認定等に係る事務処理の過程に際し、A さんの雇用保険受給資格者証（以下「受給資格者証」という。）を誤って B さんに交付するという事案が発生した。 ※ 受給資格者証とは、雇用保険の受給手続のために必要な書類であり、受給資格者の氏名、性別、生年月日、払渡希望金融機関名、口座番号、賃金日額等の個人情報が記載されている。２事実経過（１）平成 27 年 2 月 12 日、職業相談窓口において、B さんに受給資格者証を返却する際、返却用ボックスに重ねて収納されていた A さんの受給資格者証を誤って併せて交付した。（２）同日、A さんから、提出した受給資格者証が返却されない旨の申出があり、所内をくまなく探すも見つからず、A さんに謝罪のうえ、事実確認を行った後連絡させていただく旨説明し、帰宅いただいた。（３）同日、職員が A さんの前後に手続きをした方に電話確認したところ、B さんより自分の受給資格者証に、A さんの受給資格者証が紛れ込んでいるとの返答があり、この時点で誤交付が判明した。（４）同日、福山所管理部長と上席職業指導官が、B さん宅を訪問し、経過説明及び謝罪を行い、了解を得るとともに、誤交付した A さんの受給資格者証を回収した。（５）同日、福山所管理部長と上席職業指導官が、A さん宅を訪問し、経過説明及び謝罪を行い、了解を得るとともに、B さんから回収した受給資格者証を手交した。３再発防止策（１）福山所においては、2 月 12 日、所長から幹部職員に対し、本事案の経過説明及び個人情報の適正な管理の徹底を指示するとともに、幹部職員から非常勤職員を含む全職員に対し、本事案の経過説明及び書類返却時における本人確認と書類確認の確実な履行等、個人情報の適切な管理・取扱いを再度徹底するよう指示した。（２）広島労働局においては、本事案の発生を受け、3 月 2 日付け文書により、管下の労働基準監督署長及び公共職業安定所長（同出張所長を含む）に対し、個人情報の適正な管理の徹底について指示を行った。また、3 月 9 日に開催した労働基準監督署長及び公共職業安定所長合同会議において、個人情報の適正な管理の徹底について改めて指示を行った。