平成28年7月26日 広 島 労 働 局 広島北労働基準監督署における文書の誤送付について 広島労働局(局長 内田 昭宏)は、広島北労働基準監督署(署長 八木 勝也) において発生した個人情報漏えい事案について、以下のとおりその事実を確認の上、 必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。 1 概要 広島北労働基準監督署(以下「広島北署」という。)において、C医療機関に 送付するべきAさんの療養補償給付請求に係る「意見書の提出依頼文書」(以下 「依頼文書」という。)を、誤ってB医療機関へ送付するという事案が発生した。 「依頼文書」には、Aさんの氏名、性別、生年月日、年齢、住所、勤務してい た事業場名称・職種、傷病名及び発病年月日が記載されていた。 2 事実経過 (1)平成 28 年7月 15 日、職員DがAさんの療養補償給付請求に係る「依頼文 書」を作成した。その後、C医療機関あてに発送すべきところ、封筒の宛名が C医療機関と同一ビル内にあるB医療機関と誤記入していることに気付かず 発送した。 (2)同月 19 日、B医療機関から広島北署に電話があり、C医療機関あての「依 頼文書」が送付されていることの申し出があり、この時点で誤送付が判明した。 (3)同日、広島北署労災課長及び職員DはB医療機関を訪問し、経過説明及び謝 罪の上、誤送付した「依頼文書」を回収した。 また、Aさん宅を訪問し、経過説明の上、謝罪を行い、了解を得た。 3 発生原因 「依頼文書」の作成に際し、封筒の宛名を誤って記入するとともに、発送時の 確認が不十分であったことによる。 4 再発防止策 (1)広島北署においては、平成 28 年7月 19 日、緊急職員会議を実施し、署長 から事案説明と個人情報の適正管理に係る基本動作の確認の徹底を指示する とともに、同月 20 日、全職員に対して、個人情報の適正管理に係る基本動作 の確認及び再発防止に向けた取組みの徹底を指示した。 (2)広島労働局では、同月 20 日、総務課から各所属長に対し、個人情報の適正 管理に係る基本動作の徹底励行とともに、危機意識の共有、再発防止の徹底を 指示した。
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