平成29年2月21日 土木部土木総務課 末満 TEL 22-5224 農林水産部農林水産総務課 小仲 TEL 22-5107 県発注現場技術業務委託に係る不適切な取り扱いについて 県東部地域の県土整備事務所における県発注の現場技術業務委託において、 不適切な事案が発生しました。 このような事態を発生させたことについて深く反省し、再発防止に努める とともに、関係者の方々に対しお詫び申し上げます。 1.事案の概要 県東部地域の県土整備事務所農林工務部において、平成24年度から平成 28年度までの5年間に契約した現場技術業務について、県職員以外の者で ある現場技術員に、職員のパソコンの積算システムを使用させていた ・該 当 所 属:2事務所 ・期 間:平成25年3月~平成28年12月 ・使用したパソコンの台数 13台(2事務所) 2.経過及び対応 ・平成28年12月12日に、広聴広報課より県民ホットラインの投稿につい ての回答依頼があり、主旨は「県で使用している積算システムのソフトを公 開し、建設会社が県土事務所に行けば積算できるようにしてはどうか」であ ったが、その前段に「職員以外の方が職員のパソコンを使い工事費の計算を されていた」という記述があった(事務所名の記載なし) ・積算システムを使用している全所属に照会を行ったところ、2つの県土整備 事務所において該当事案があることが判明した ・12月14日から該当所属の職員への聞き取り調査を行った ・現場技術員に使用させていた職員パソコンについて、積算システム以外に不 正な使用がないことを確認 ・現場技術員が積算システムを使用した工事の入札等に関し、不正な状況がな いことを確認 3.発生原因 ・職員数が減少した年の後半に、大規模な補正予算等で業務が増大した ・体調不良により長期休暇の職員がおり、業務に支障をきたしていた ・職員の、職員パソコンや積算システムについてのセキュリティに関する認識 が希薄だった ・現場技術業務委託の契約内容について、職員に徹底されていなかった 4.再発防止策 ・職員に対する情報セキュリティポリシー及び現場技術業務委託の契約内容等 の周知徹底を図る ・セキュリティ対策等のため職員と現場技術員の作業スペースを分離するなど 現場技術業務の執行体制の見直し 【参考】 現場技術業務:県発注工事の発注資料(図面、数量計算書)の作成、工事の監 督等を建設コンサルタントへ業務委託するもの
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